c0166264_17025456.jpg


ポ―ランドの民主化運動といえば、「連帯」。グダニスク造船所で働く人たちのストライキから始まった。ベルリンの壁崩壊、東欧の自由化のさきがけともなる歴史的革命だった。

その「連帯」運動を女性の視点から描いたドキュメンタリ映画が、今、ポーランドだけでなく欧米で話題になっている。上の写真は、そのドキュメンタリ映画のポスターだ。



「連帯」といえば、レフ・ワレサ「連帯」委員長をはじめ、立派な髭をたくわえた男たちが主導するストの写真。

「女たちよ、邪魔しないでくれ。俺たちは国のために闘っている」の落書き。

「連帯」非合法化が解かれた後の「円卓会議」で55名中女性が1人しかいない映像。
c0166264_20353028.jpg


真っ赤な「連帯」のロゴを背に映画『真昼の決闘』の保安官ゲーリー・クーパーが闊歩する1989年の選挙ポスター…。


女たちの闘いは、こうした記録のどこにも見えない。

でも、フェミニスト映画監督マルタ・ジード(1981~)は、「そんなはずはない」と考えた。取材を続けて、2014年、ドキュメンタリ映画『連帯、女たちによれば』を完成させた。

フェミニスト学者スワヴォミラ・ヴォルチェフスカ博士(クラコフDVシェルター代表)によると、映画は女性たちの目から徹底してあらいなおした「連帯」運動だという。くわしくは、叫ぶ芸術 ポスターに見る世界の女たち「第62回 連帯、女たちによれば」をどうぞ。














[PR]
by bekokuma321 | 2018-09-09 17:38 | ヨーロッパ

男性は、女性のそばを通りすがりに、女性に何かを言って口笛を吹いた。彼女はその男性に「黙れ」と言い返した。そこを通りすぎた男性は、戻ってきて、彼女めがけてパンチをくらわした。

フランスはパリでの話。さきほど入ってきた英紙ガーディアンの記事だ。

路上でのセクハラに黙らなかった女性は、22歳の学生。彼女のファイトバックにパリ市長アンヌ・イダルゴはじめ、男女平等担当大臣や議員たちは、ただちに「連帯」を表明した。

すばらしい!

実は、男が彼女にセクハラをした一部始終が、カフェのビデオに録画されていて、カフェの主人が彼女にそのビデオをあげたのだそうだ。それを彼女はすぐフェイスブックにアップして、こう書いた。

「許されない行為です。でも、毎日起きているのです。こうした男性は、路上で、何でもできると思っているのです。つまり彼らは、女性をさげすんだりしてもいいのだと思いこみ、女性に異議を申し立てられることが気にいらないのです」

このフェイスブックは、ものすごい勢いで転送されて、大勢の人の連帯につながったのだという。

女性蔑視や女性への暴力を、女性たちはどれだけ我慢してきただろう。我慢しなければ、さらなる仕返しが待っているから、我慢したほうがめんどうでないから、etc. でも、それではいつまでたっても変わらない。だから女性たちは、ファイトバックすることに決めた、世界のあちこちで。

この記事でうれしいのは、市民だけでなく政治家がすぐに連帯したことだ。政治家の権力は、こういうふうに使うものだ。

'Solidarity!' French politicians praise woman who stood up to harasser
狛江市長のセクハラと市長選
麻生退任とセクハラ禁止規定を求めて抗議
福田淳一事務次官は辞職すべきだ
詩織さんの告発
詩織さんを応援します
女の出番
セクハラ村長退陣後の村長選に女性立候補

c0166264_22243266.gif
 ▲写真をクリックしてYoutubeで事件をどうぞ
[PR]
by bekokuma321 | 2018-07-31 22:30 | ヨーロッパ