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c0166264_2122414.jpgイタリアで、3月4日総選挙があった。反EUのポピュリズム政党「五つ星運動」が躍進したらしい。さて、女性議員は増えたのだろうか。

The Localによると、下院630人のうち女性議員は225人。史上最高の35.71%となった。

昨年、選挙法が変わっただけでなく、政党候補者リストの上部に女性40%のクオータ制を入れさせた結果だろうか。

イタリアは、単純な比例代表制だった。しかし、比例代表制での小政党乱立をさけて「政治的安定性」を得るためとかで、下院では、40%以上の得票の政党に過半数の議席を与えていた。いわゆる「ボーナス制」といわれるものだ。

それが今年から、議席の3分の2を比例代表制、3分の1を小選挙区に変えた。同時に「ボーナス制」も撤廃された。


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by bekokuma321 | 2018-03-29 21:29 | ヨーロッパ

国際シンポジウム 選挙を変えれば暮らしが変わる
♪モノトーン議会からオーケストラ議会へ♫

時:2018年4月20日(金)1830~2045
所:東京ボランティア・市民活動センター (飯田橋西口すぐ。セントラルプラザ10F)

日本の一強多弱「モノトーン政治」は小選挙区制のせい?
世界には、民意の反映しやすい比例代表制選挙で、多種多様な議員を選んでいる国が多くあります。福祉・平等の北欧諸国はすべて比例代表制。37歳の女性首相を誕生させたニュージーランドも比例代表制で議席が決まる選挙です。比例代表制では、女性やマイノリティの当選率が高く、育休候補が選挙運動をしなくても当選でき、当選後も代理議員制があるため休みを取りやすい…など優しいシステムがいっぱい。そんな国々の事情を駐日大使館員がお話します。通訳つき。参加費500円/ 学生300円

■ノルウェー「世界で最も幸せな国の選挙制度」
講師:トム・クナップスクーグ(ノルウェー王国大使館参事官)

■ニュージーランド「比例代表併用制導入で変わったニュージーランドの政治」
講師:テサ・バースティーグ(ニュージーランド大使館一等書記官)

■韓国「クオータ制とその実態を選挙制度から見て」
講師:キム・デ・イル(大韓民国大使館参事官兼領事)

お問い合わせ 全国フェミニスト議員連盟世話人 090-8595-6421(三井)
       選挙改革フォーラム事務局 080-5862-3570(草野)

主催:全国フェミニスト議員連盟選挙改革フォーラム

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国際シンポジウム 選挙を変えれば暮らしが変わる (コクチーズの案内)
♪ モノトーン議会からオーケストラ議会へ ♬選挙を変えれば暮らしが変わる(フェイスブックのイベント案内)

【2018.3.24 更新】
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by bekokuma321 | 2018-03-22 18:52 | その他

日本の女性議員率(第1院)は、昨月、世界165番目から157番目にあがった。と思ったのもつかの間、2018年1月1日の最新調査で、158番目にさがった。

世界の国会に女性議員がどのくらいいるかを比較してランキングを出しているIPUの最新発表で、対象となった国は193カ国。

世界のトップスリーは、ルワンダ、ボリビア、キューバ。10位までに、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧3カ国がはいっている。世界の平均は23.4%。50%を超えた国は、ルワンダとボリビア2カ国のみだ。


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日本は世界165位(IPU9月1日)
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6月15日「女性議員増やそう法案を成立させよう集会」へ
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世界で最も女性議員が多い国ルワンダ
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by bekokuma321 | 2018-03-03 13:19 | その他

小選挙区制のワナ

今年の政党交付金は、8党に対して317億7300万円が行くとの報道があった。

最も巨額の政党交付金が行くのは、もちろん自民党で、およそ175億円。2位は民進党。2017年衆院選の分裂騒動で、議員が大幅に減ったものの、35億6900万円。3位は希望の党30億4200万円、4位は公明党29億4800万円、5位は立憲民主党27億6400万円。共産党は申請していない。
 
ところで、昨年暮れ報道された「2016年の政治資金報告」を覚えている人も多いだろう。

自民党は23億2000万円という巨額の寄付を受けていた。さらに、「~先生を励ます会」などのパーティで飛び交う札束。17人の大臣が集めた寄付だけでも9億円近い。さらに、違法のにおいがプンプンする国の補助金受給企業からも寄付を受けている議員の多いこと。

何を隠そう、こうした企業献金や団体献金という利益誘導につながる政治資金を絶とうーーこれが目的で新設されたのが、政党交付金だった。金丸信という政治家が、政党交付金を「泥棒に追い銭」とうそぶいたというが、ピンポーン! 

政党交付金の制度が成立したのは、20年以上前のこと。中選挙区制から小選挙区制に選挙制度を変えたときに、そのどさくさ紛れに誕生したらしい。中選挙区制は「政党本位でなく個人中心になりがち」で、「多額のカネがかかる選挙を生み政治の腐敗につながる」が理屈のひとつだった。今となっては笑うしかない。

小選挙区制中心の選挙になって20年。全国280あまりの選挙区で、最も票を取った候補者1人しか当選しない。その1人以外に入れた有権者の票はすべて死に票となってしまう。さらに第1党は、取った票がわずか4割台でも、その議席数は7割になる。票と議席にあきれはてるほどの大きな乖離を持つ。

こんな民意の反映しない選挙制度はないと思う。その破綻した選挙制度の結果に従って、政党交付金が配分されるのだ。政党交付金も破綻していると言える。

そして、こうした政治の世界に女性が入っていくのはどれだけ困難か。日本の女性議員割合は、世界193カ国中150番目~165番目をさまよっているのも、むべなるかな。


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 ▲かもがわブックレット 203号、定価600円。
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by bekokuma321 | 2018-01-21 20:24 | その他

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国会に女性議員はどのくらいいるか。日本の女性議員の少なさはあきれるほどだ。世界193カ国のうち165番目。この女性議員の少なさは、地方議会も同じだ。

今年は、1947年第1回統一地方選から71年目。それまでは、天皇が議員を任命していた。1947年、女性が、男性と同様に投票をした初めての地方選でもあった。

そして70年もの年月が過ぎ……日本には、まだ女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」が数多く残っている。女性の代表がいないことの非民主性や損失はあまりに大きい。

女性が当選しにくい選挙制度の問題が根底にある。でも、それを変えていくにも、議員になって訴えたほうが聞いてもらえる。女たちよ、立候補して、街角で駅前で公園で大空の下で、高らかに訴えていこう。「こんなひどい政治に、私は黙っていない」と。

議会に女性をおくる会
愛媛県議会、女性議員2人に
2017衆院選 微動だにしない男性偏重政治
アテネ宣言
政界への女性進出を促す法案、国会へ
今治市に女性議員誕生
女性ゼロ議会、5議会にひとつ
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
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by bekokuma321 | 2018-01-13 18:11 | その他

熊本市議会とIPU行動計画

赤ちゃん連れで議場に入った緒方ゆうか議員は、熊本市議会議長名で「厳重注意」を受けることになったという。

熊本市議会は、まったく「石頭」としかいいようがない。

この件に関連して、国際文書を下に掲げる。2012年にIPUが全会一致の賛同で作成した「ジェンダーに配慮した国会に向けての行動計画」からの抜粋だ。

IPUは、列国議会同盟と訳されている国際組織で、日本もメンバ―。本部ジュネーブで開かれる会議には、我々の税金で、国会議員が派遣されている。この文書にも賛成したはずだ。

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IPUは、世界193カ国の国会に占める女性議員割合を出している組織だ。女性の割合が多い国から順にならべて世界に公表し、各国に女性議員増を促している。日本は、あ~穴があったら入りたい、世界165番目だ。

熊本市議会に要望しました(全国フェミニスト議員連盟)
Plan of Action for Gender-sensitive Parliaments IPUの行動計画
個人的なことは政治的なこと personal is political
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by bekokuma321 | 2017-11-30 18:29 | ヨーロッパ

赤ちゃん連れで議場にはいった熊本の緒方ゆうか議員に対して、市議会が規則違反だと叱責したり処分をしようとしているらしい。前例主義に強い憤りを覚える。

1970年代、世界のあちこちで女性解放運動が起きた。女性たちは「個人的なことは政治的なことpersonal is political」と変革を訴えた。それを地で行くような緒方議員の実力行使を、私はほほえましく思った。

ところが熊本市議会は緒方議員の体をはっての訴えを切って捨てた。そのテーマは熊本市にとって最優先課題のひとつ「少子化の克服」につながるテーマなのに、だ。

日本は子育てしながら働くことが難しい社会だ。それが「少子化」を加速させている。熊本市議会が緒方議員に対してとった言動は「子育てと仕事の両立」がいかに困難かを何よりも雄弁に知らしめた。

議員も働く女性のひとりだ。子どもを預けられず困っていたなら、知恵を出し合って、ただちになんらかの融通策をとるべきだろう。特例として、その日だけ子連れを認めることもできたではないか。目の前の同僚議員が困っているのに、その議員を議場から追い出して済まそうなんて、議員の風上にも置けない。

中・長期的には、誰もが子育てしながら働けるように、たとえば議会事務局に保育室を設けるなどの対策が必要だ。議員だけでなく職員へも開かれるほうがいい。

北欧ノルウェーは、世界でもっとも女性が幸福な国と言われている。そのノルウェーも、1970年代は保育園がなくてワーキングママは途方にくれた。議会も例外ではなかった。しかし80年代に、国会のあるコミュニティの保育園に、国会で働く議員・職員のなかで、そこに入る可能性のある子どもの数をはじいて、その分を国会が買い取る方法で、解決をはかった。下の写真がその保育園だ。90年代には、保育園に入りたい子がだれでもすぐにはいれるように、ノルウェー全土に6万か所の保育園建設を急がせた。

日本の議会の女性割合は平均1割程度しかいない。つまり、前例主義とは男性中心主義である。これを機に、議会に女性議員をもっと増やそうではないか。

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 ▲「保育園に通う子どもが5%だった1973年」(『ノルウェーを変えた髭のノラーー男女平等社会はこうしてできた』明石書店、三井著)

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by bekokuma321 | 2017-11-25 19:57 | その他

10月22日の総選挙で国会(1院)に占める女性は10%になった。だが、世界の女性国会議員率でランクを出しているIPUは9月1日時点のため、日本は依然として165位。このスキャンダラスな数字を決して忘れないためにも、再び下に掲げる。

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もうじき、前回の総選挙の結果にもとづいて、日本のランキングは世界160位から162位ぐらいに上がるだろう。あ~なんとめでたいことよ!

日本の女性国会議員率、世界164番目
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by bekokuma321 | 2017-11-18 09:16 | ノルウェー

愛媛県議会の補欠選挙があり、武井多佳子前松山市議が当選した。脱原発や「女性ゼロ議会」
をなくす運動に熱心に取り組んできた無所属の地方議員だ。

これまで愛媛県会議員47人のなかで女性議員はたった1人だった。いわゆる「紅一点議会」を打ち砕いたことに、歴史的意義がある。

とはいうものの、この21世紀に女性議員はわずか2人で、全議員に占める割合は4%にすぎないとは。

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 ▲愛媛新聞 2017年10月24日

武井多佳子候補が胸元につけているのは「ファイトバックの会」のバンダナ。2011年、大阪府豊中市を相手に人格権侵害訴訟をして最高裁で勝利した三井館長雇止め裁判に使われた。

武井さんは、豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」に事業活動を視察に来た。初代館長だった三井は数年後、日本会議系議員らからの圧力に屈した豊中市によって首にされた。武井さんは、三井提訴後、最高裁勝利までの長い道を伴走してくれた。「三井裁判に心強められて、今ここにあります。(新聞は)カラー写真なので赤が決まっています」と武井さん。

今治市に女性議員誕生
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日本会議的政治と闘った裁判の記録:『バックラッシュの生贄』
読者は二つの怒りを体験する:『バックラッシュの生贄』を読んで
勝訴から、さらなる民主主義の闘いへ

【2017年11月1日更新】
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by bekokuma321 | 2017-10-31 12:58 | その他

総選挙の結果、衆議院議員465人のうち女性は47人、10.1%にすぎなかった。各種政策で相違を見せている政党も、こと議会の男女平等化ではドングリの背比べのように見える。

「男社会をリセットします」と喧伝した希望の党に期待した人もいたらしいが、希望の党の女性当選者は、小選挙区1人、比例区1に終わった。

女性が党首になっても、女性政策や男女平等政策に見るべきものがなかったのは、イギリスのサッチャー政権で証明済みだ。ちなみに小池百合子は著書で尊敬する人にサッチャーをあげている。

世界の国会(一院)における女性占有率を比べてランキングを公表してきたIPUという組織がある。IPUによると、日本は総選挙前、9.3%で世界193カ国中165番目だった。ほかの国々が変わらないとして、今回の10.1%という数字は、世界で上から161番目となる。ハンガリーと同じランキングだ。先進国中最下位という恥ずべき地位は微動だにしない。

昨日、英ガーディアン紙は、選挙結果について日本政治の専門家の分析を掲載した。

その記事に、日本は小選挙区制中心であるため、得票率と議席率が比例せず、自民圧勝を生んでいるとの指摘があった。小選挙区制は一党独裁を生みやすいだけでなく、女性やマイノリティの議会進出を阻む選挙制度であり、この指摘は重要だ。

それに加えて注目すべきは、エマ・ダールトン博士の弁だ。「日本の男性偏重政治は、あまりに当たり前すぎて、あまりに長く続きすぎて、驚く人さえいないようだ」(和訳FEM-NEWS)と語る。絶妙の表現ではないか。

世界165番目から161番目という、この大スキャンダルが社会問題にならないどころか目に見えていない。日本の報道機関の怠慢さ鈍感さに怒りを覚える。報道各社は大々的に特集を組んで、全政党に具体的な対策をあげさせ、女性の議員をどう増やしていくかを問題にすべきだと思う。


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▲女性議員の少なさを表すため面グラフにした。現行の小選挙区比例代表並立制でも比例区の定数を増やすと女性が増えるはずである

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▲自民党でも女性の割合は選挙区より比例区のほうが多く、公明、共産、維新となると比例区がなければ女性議員はゼロだった。「身を切る改革」などという議員定数削減を「女性当選者を切る改悪」にしてはならない

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▲国会(第1院)に占める女性率で、日本は世界165位(193カ国調査、IPU、2017年9月)。2017年10月の衆院選の結果、少しは上がるだろうが、160位前後だろう。

「衆院選の当選者を図解すると... 女性めっちゃ少ない!」BuzzFeedの小林明子と阿部 結衣子の両エディター
絶望の小選挙区制選挙(2017衆院選)
国会議員年収も政党交付金も世界最高額
案内「選挙が変われば政治が変わる」
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by bekokuma321 | 2017-10-24 17:14 | その他