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東京都内で、岩国市本郷村を変えようとした女性、勝又みずえさんのトークがある。ぜひおいでください!

彼女は、農業をしながら、環境や生活を変えるために、村の掟やぶりをした。“女だてらに”に議会に挑戦したのだ。

村会議員選挙候補、たった一人の女性だった。立候補してみてわかった、日本の選挙の不思議・・・。勝又さんが経験した話は、日本の多くの村や町にある話だ。

日本の議会の約4分の1には、女性議員が誰もいない。今、勝又さんは、女性ゼロ議会をなくそう、政党にクオータ制を、とがんばる。

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by bekokuma321 | 2012-06-02 21:03 | その他

勝又みずえさん(全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲プロジェクト)から、島原市訪問記が届いた。

■男女共同参加:市民向けの読みやすいパンフもなく、担当者名刺に記載もない■

3月9日、午後1時、女性ゼロ議会の島原市役所(写真)を訪問。さっそく受付で、男女共同参画を市民に知らせる広報誌かパンフを探した。しかし、どこを見ても、ない。

c0166264_14361279.jpg男女共同参画担当だという尾崎千華子さんが出てきて、「その手の情報誌は無い」という。それに代わるもの、と私に差し出したのが、分厚い冊子「2010年改定版島原市男女共同参画計画」だった。これは誰も読まないだろう、と思った。私は、「何かわかりやすいものが欲しかったのです。こういう立派な計画があっても、あることさえ知られてなかったら、実行も難しいですから」と、言った。

尾崎千華子さんの名刺には、「島原市長公室・政策企画グループ、政策振興斑」と記載されていた。たったひとりの男女共同参画担当職員の名刺にさえ、「男女共同参画担当」の文字は、ない。

私は、「ヌエックに行ったことがありますか」と尋ねてみた。すると「聞いたことはあるが、知りません」。いわば日本の女性センター中央本部ともいえるヌエックを知らないで、どう仕事をしてゆくつもりだろう。私は、先輩風を吹かせてこう強調した。

「自腹を切ってでも、行ってください、そして、次は市として島原市民を参加させてください。島原市民を本気で思うのであれば、市民に勉強して力をつけさせてほしい」

次に私は、3階の議会事務局を訪問した。議会事務局議事斑・大川洋さんに、持参した全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲のアンケートへの回答をお願いした。「わかりました、内容を他の部署にも確認して、後日郵送します」と快諾いただいた。

c0166264_1437131.jpg市役所を後にし、「寄りどころ」という島原市の観光行政の拠点に向かった。ここは私のなじみの場所だ。店番の春子さんと3人の女性が、ストーブを囲んでいた。私もその輪に加わり、いつしか話は男女共同参画へ。

年配の女性は、「島原で男女平等なんて・・」と言った。その彼女の言葉を受けて、私は思わずこう返した。「その“つけ”は島原の無人化となって現れるかもしれませんよ。今、『男女平等なんて…』というのであれば、そこは覚悟してくださいね」。

こうした「島原で男女平等なんて」と思っている多くの島原市民向けに、わかりやすいパンフレットがほんとうに必要だな~と思った。



さて今、私は、長崎県の2015年度までの「長崎県男女共同参画社会のすがた」という資料を見ている。そこには、一番上に「わかりやすい広報活動の推進」と明記されているではないか(上:クリックすると読めるサイズになる)。いの一番に明記されていることさえ、まったく実行されていないのだった。行政は作文は上手だと聞いていたことが、足で取材した結果、実によくわかった。

さらに「DVや性犯罪など女性に対するあらゆる暴力がなくなっています」と書かれているではないか(下)。仰天した。小さい字で「私たちが目指す男女共同参画・・・」とあるから、目標だと言い逃れるのだろうが、普通の人間が読めば、2015年までDVなどあらゆる暴力が根絶される、と読めてしまう。「あらゆる暴力がなくなる」--絶対にありえないことをよく書けるものだ。



計画初年度の昨年2011年12月、DVストーカー殺人事件が長崎県西海市に発生した。計画のスタート年から「長崎県男女共同参画社会のすがた」が、ぶち壊わされたのである。この殺人事件を引き起こした影には、DVやストーカーという深刻な問題に対する認識の欠如、それによる公的対応の甘さがあった。行政は、家族を殺害された被害者の無念をもっと真剣に受け止め、対策を必死にとるべきである。それなしに、「あらゆる暴力がなくなっています」などとノー天気なことを言うべきではない。

これ以上悲劇を生まないために、男女共同参画社会に向けて、もっと行政が、女性問題・女性政策に敏感になってほしい。行政が女性問題に敏感になるには、女性議員がいることが必須である。女性ゼロ議会が全市町村議会の25%もあることを恥じて、その解消に、ともに歩んでほしいものだ。

全国フェミニスト議員連盟の同志三井マリ子さん(FEM-NEWS編集長)は、「西海市や島原市まで行って、なぜ男性だけの議場の写真を写してこなかったのですか」と私に言った。

島原では市議会傍聴をしなかったので、議会の撮影をすっかり失念してしまった。

私の住む岩国市は傍聴直前に申請すれば、写真撮影は可能である。しかし、前回訪問した、女性ゼロ議会の西海市議会事務局は「議会傍聴席からの撮影禁止」だった。議会事務局によると、禁止の理由は、①議会中、議員の不都合な場面をとられて、それを世間にだされると、議員の人権侵害の恐れがある。②議会中、議員の発言などに興奮した傍聴人が、傍聴席から議員にカメラを投げつける危険性がある。

傍聴する市民を危険人物と想定して、議員の身を守るために作られた前世紀の遺物のような特殊な条例だと、私は考える。“市民に開かれた政治を”などと聞いたことがあるが、写真撮影禁止条例ひとつからして、その言葉は絵空事にすぎない。

c0166264_9551298.jpg勝又 みずえ 
全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーン
ファイトバックの会@岩国
ファイトバックの会 http://fightback.fem.jp/

■女性ゼロ議会訪問記:長崎県西海市
http://frihet.exblog.jp/17660748/
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by bekokuma321 | 2012-03-19 14:31 | その他

女性ゼロ議会、長崎県西海市を訪問した勝又みずえさんから、報告が届いた。勝又さんは、園芸農業をしながら、全国フェミニスト議員連盟会員として男女平等運動にかかわる。

■DVストーカー殺人事件に全くふれなかった西海市議会

c0166264_1432453.jpg3月6日(火)、長崎県西海市を訪問し、女性議員が誰もいない議会の傍聴席に座った。日本中を震撼させた西海市DVストーカー殺人事件があったのは、昨年12月。その年度末の重要な3月議会だ。市民の代表者たちは、活発な質疑をするだろう…。この私の淡い期待は、見事に打ち砕かれた。誰一人質問する議員はいなかったのである。

この長崎県、全21自治体のうち7自治体に、女性議員がだれもいない。市だけ見ると市議会の30%以上に女性がだれもいない(13市中4市)。これは、全国ワースト2。その1市が私の訪問した西海市である。

c0166264_1441632.jpg西海市は、長崎駅前から、バスで約1時間半。議員定数20人、今回一般質問者は13人。行政側代表計21人に女性は3人いた。

西海市ならではの質問は、イノシシ対策問題だとか。岩本利雄議員はこの問題に終始し、「過去8回も質問してきたが、いまだに埒が明かない」と言った。

他の議員は、少子・高齢化による人口減少から発生する問題が目立った。幼児、子供、若者がいない。消防団員が少なく、消防団活動が厳しい。人口減による、幼稚園保育所、学校の統廃合、生活路線の赤字。さらに財政再建には職員をもっと削減しなくては。企業誘致に成功しても、稼動まで若者がここにいてくれるだろうか。重苦しさに満ちた西海市であった。

c0166264_1445612.jpg傍聴席は、出入りがあったものの、女性が私含めて2人、男性8人。その女性に、この市議会に女性が座る可能性はあるのかと聞くと「可能性はまったくありません」。余りにも悲しい答えであった。

西海市男女共同参画担当に向かった。平成19年9月、なかなか良い市民意識調査をしていたことを知り、男女共同参画を推進の方策があるかもしれないと思ったからである。

男性職員に「男女共同参画担当はどこですか?」と尋ねた。「?」と返事がない。「安全安心課では」とお客の私が言ったら、「そうだ、そうだ」という感じであった。そう、西海市の男女共同参画は、総務部の安全安心課に所属する。

担当女性は、西海市の男女共同参画行政という重責を担うには余りに若すぎ、追及する気にはなれなかった。

男女共同参画がはいっている安全安心課の最も重要な仕事は西海市国民保護。これは武力攻撃事態、大規模テロからの非難・救援に加え、消防・防災まで担当する。限られた職員・予算で…。その片隅に男女共同参画推進行政がある。果たして、大仕事の合間にできるのか。いや、男女共同参画の仕事などない(ほとんど何もしなくてよい)と踏んだため、やどかりしただけのような気がする。

西海市DVストーカー殺人事件について、直近の市議会で、まったく話題にすらならなかった、その私の謎に対する回答を、ここに見ることができた。

勝又みずえ
全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーン
ファイトバックの会@岩国
ファイトバックの会 http://fightback.fem.jp/

(P.S. 全国フェミニスト議員連盟「ゼロ撲」キャンペーンで作成したアンケートは、行政側に依頼してきた。返信を期待しながら待つことにする)

===参考=====

■1人でもできる「なくせ女性議員ゼロ議会」運動
http://frihet.exblog.jp/17216865/

■DV・ストーカー殺人事件とは:
千葉県在住の20代の三女が、同居人の筒井郷太容疑者から暴力をふるわれた。父親の山下さんは警察に相談し筒井容疑者が三女に近づかないようにしようとした。ストーカー行為は執拗に続いた。家族は、千葉、三重、長崎の3県の警察署に繰り返し助けを求めた。必死に訴えたが、警察の対応はにぶかった。そして、最悪の事態となり、長崎県西海市の実家が襲われ母親と祖母が殺された。

◆毎日新聞より「長崎ストーカー殺人事件の経緯」◆
【2月】
下旬 筒井容疑者と三女が交際を始める
【9月】
中旬 筒井容疑者が三女に暴力、10月にも(後に被害届)
   三女はマンションで事実上の監禁状態に
【10月】
29日 誠さんが長崎、千葉両県警に相談
30日 三女の部屋に三女の親族、同僚と習志野署員2人が突入。署員が筒井容疑者を任意同行し「二度と近づかない」との誓約書を書かせて帰す。三女宅にはその後も筒井容疑者から電話
31日 誠さんが三女を自宅に連れ帰る
【11月】
1日 長崎県警西海署に「傷害の被害届を出したい」と相談。同署は「事件が起こった場所の警察署へ」
4日 千葉県警習志野署に「被害届を出したい」と電話
5日 西海署に「無言電話が続く」と相談
8日 親族が習志野署に「三女の部屋に侵入の跡がある」と通報。同署は対応せず
13日 この頃から筒井容疑者が三女の知人らに「三女の連絡先を教えなければ周りの人間を殺して取り戻す」などの脅迫メール
21日 西海署、習志野署に脅迫メールについて相談。両署とも「被害者の居住地の警察署に相談を」
同  三重県警桑名署に脅迫メールを伝え「筒井の実家巡回を」と要求。同署は「西海、習志野署に確認する」。以後連絡なし

【12月】
1日 三女が習志野署に「被害届を出したい」と電話。生活安全課は「いつでもいい」と回答
6日 三女と誠さんが習志野署へ。「刑事課が一人も空いていないので1週間待ってくれ」。後に「12、13日に事情聴取する」
8日 筒井容疑者が桑名市の実家を飛び出す
9日 未明から三女宅のチャイムを鳴らしたりベランダでをたたく音。習志野署に通報。警察官は「顔を確認したのか」「逮捕はできない」と言って帰る。その後、同署は筒井容疑者が三女宅前にいるところを職務質問。両親に連れ帰るよう指示。
12日 習志野署が三女と誠さんから事情聴取(~14日)
13日 筒井容疑者が三女宅近くをうろつく。誠さんが習志野署に通報するも「まだ書類がそろっていないので逮捕できない」
14日 筒井容疑者は実家に帰るが、父親を殴り、母親の携帯電話を奪って家出。誠さんは習志野署員からその事情を聞く
16日 久江さんと美都子さんが殺害される
17日 長崎県警が筒井容疑者を逮捕。習志野署が傷害容疑で逮捕状
(警察の対応は山下誠さんの手記に基づく)
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by bekokuma321 | 2012-03-14 14:07 | その他

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3月9日、阿波市を訪問。市長室で野崎國勝市長(最奥)隣席のもと、「女性ゼロ議会」から脱出してほしいという「3.8国際女性デ―特別決議」を受け取ってくれた。徳島県トップの農業産出額を誇るという阿波市。市長は「安全安心」の町だと語った。その市政に人口の半分を占める女性の声が反映したら、本当の意味で安全安心の市になるだろう。女性枠を設ける条例を検討中の松永わたる議員も同席した(左側中央)。

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 次に吉野川市を訪問。市庁舎の和室で、「3.8国際女性デ―特別決議」を、行政担当者に読み上げる、高開千代子(右手前)、諏訪公子。担当の部長、課長、係長が真剣に耳を傾けてくれた。しかし、まさに3月8日、国際女性デ―の日、徳島新聞に「審議会にもっと専業主婦をいれろ」と言った県議の記事が出たため、それに影響されているようだった。「女性はまだ家にいて家を守っているのが・・・」と、いうような発言も課長の口から出た。

■阿波市、吉野川市への「女性ゼロ議会」脱出要望訪問記はこちらもどうぞ
http://frihet.exblog.jp/17642299/
3.8 国際女性デ―集会での特別決議は、上のMoreを
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by bekokuma321 | 2012-03-13 22:40 | その他

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 3月9日、徳島県の男女共同参画推進を担当する部屋を訪問した。その部屋はフロアの奥の奥の“大奥”・・・一番端にあった。すぐ横は、「避難器具置場」だった。その前に立つ、諏訪公子(右)と高開千代子は、「これが、徳島県の男女平等に対する態度を表わしています」と、怒った。名前は「男女参画青少年課」。

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 3.8 国際女性デ―集会での特別決議を読み上げる、高開千代子(手前)。右側に座る県の担当者たちは、「審議会への女性登用にがんばっている」を強調した。が、最重要政策決定機関である議会に女性が1割以下しかいない、そのことに対して、男女参画青少年課からのコメントは出なかった。女性議員を増やそうという姿勢もみられなかった。女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」をなくすための創意工夫についても聞いたが、課としての回答はなかった。

「2020年まで30%」という政府の目標は、ここに、まったく届いていないようだった。


■3.8 国際女性デ―集会での特別決議は、↓の文中のMoreを
http://frihet.exblog.jp/17642299/
■阿波市の議会に女性枠誕生か--徳島県女性ゼロ議会
http://frihet.exblog.jp/17642299/
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by bekokuma321 | 2012-03-13 22:11 | その他

徳島県の市町村議会における女性議員率は、わずか8%。389議席中、女性は31議席にすぎない。女性議員の誰もいない「女性ゼロ議会」は、6 自治体(2 市4町)ある。

3月9日、大雨の中、女性ゼロ議会の阿波市と吉野川市を、女性代表が訪問。「3.8国際女性デー徳島集会」に集まった110余名が、満場一致で採択した「特別決議」を届けた。そして「女性ゼロ議会」から脱出するにはどうしたらいいかを懇談した。 (特別決議は左下Moreをクリック)

★阿波市★
20議席全員が男性である。農業や土建業の人が多い。しかし、高齢化率27.6%であり、福祉を大切にする女性の視点が政策決定に切望される。

要請する女性たちを市長室で迎えてくれたのは、野崎国勝市長、森本哲生副市長、吉田正市議会議長、吉田一夫企画課長。つないでくれた松永わたる市議会議員が同席した。

「農協の婦人部や商工会の婦人部から、議員候補者を出す空気が醸成されることが望ましい」
「“田舎”特有の家族制度が色濃く残っており、女性はまだ家を守るもの、という意識から抜けきれない」
「DVの相談は1件もないが…」

DVについて、相談が出てこないのは、阿波市が安全でのどかな町だから・・・と語った市長発言をめぐって、市長と女性側に率直な意見交換があった。

注目すべきは、同席した松永わたる議員は、議会に女性枠を設けるなどの条例案を独自に作成し、上程しようとしていることである。今後、議論を呼ぶだろう。もし、成立すれば、世界の中では女性枠を持っている国もあるが、日本では初めてとなる。

★吉野川市★
商店街は、シャッター通りが目立った。22議席全員が男性である。

和室に通され、大塚文夫市民部長、犬伏司人権課長、安達弘人権啓発係長、枝沢幹太市議会議員が、迎えてくれた。


「“田舎”特有の土壌があるのではないか」
「妻はあまり前に出ないという風土」
「女性は家のことをしっかりやる、という風土である」
「男女共同参画条例も計画もつくった。しかし、啓発費が少なく、啓発普及ができなかった」
「だいたい候補者に女性が一人もいない」
「審議会に女性を増やしてきた。しかし、県議会で主婦を入れろという意見が自民党議員から出た(上記事:クリックすると読みやすくなる)」

しかし、合併前の川島町は、15議席中女性は3議席、つまり2割は女性議員だったことがわかった。女性も頑張ってきたのだ。合併後の選挙区割りで、男性議員にはすでに割り当てられていた区割りが女性議員には割り当てられず、当選の見込みがまったくないため、立候補をあきらめたといううわさもある。


2市を訪問したのは、イーブンネットとくしま代表の諏訪公子、八の日平和を守る女たちの会の高開千代子、全国フェミニスト議員連盟の三井マリ子。吉野川市では、瀬尾則子女性協議会副会長が司会をした。

左上の記事は、自民党の竹内資浩議員の発言を報道した3月8日の徳島新聞。竹内議員は、HPページよると、故亀長友義参議院議員の元で働いた後、県議になった。亀長元参議院議員は、1989年、乾晴美候補に敗れた。乾元参議員は徳島県初の革新系参議院議員で、3.8デモにも参加した。

下記事は、女性ゼロ議会を訪問して懇談中の諏訪公子らを報道した3月9日の徳島新聞。


■国際女性デーhttp://nsp-tokushima.way-nifty.com/chiyoko/2012/03/post-19af.html

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by bekokuma321 | 2012-03-11 01:49 | その他

女性議員が20%を越す都道府県議会は、日本には存在しない。議会に誰ひとり女性のいない地方自治体、すなわち「女性ゼロ議会」は、まだ416もある。

目を疑うような数字だが、これが日本の現実。男女共同参加局の最新情報より。

政治は暮らしを決める場。とくに地方議会では、学校、保健、福祉など日々の生活そのものが話し合われ決められる。

今、日本の原発反対57%、賛成30%を大きく上回った。女性の原発反対65%、男性は49%だった。国民全体の平均が原発反対に舵を切ったのは女性の強い反対が持続しているからといえる。しかし、こうした女性の声も、女性が議会にいなくては、決める場に届かない。

日本のかじ取りにもっと女性が増えなくては! そう思う女性も多いし、能力のある女性も多い。女性の政治参加を妨げているのは、選挙制度である。

女性が比較的当選しやすい比例制の定数を減らす案が出ているが、これは反男女平等への道といえる。

「2020年まで30%に」を忘れずにいよう。2020年まで政策決定の場、指導的部署には少なくとも女性30%にするという意味だ。これは政府が、2003年決定した。

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■「地方公共団体における男女共同参画社会の形成  又は女性に関する施策の推進状況」http://www.gender.go.jp/research/suishinjokyo/2011/pdf/report/h23gaiyou.pdf
■原発反対、女性65%、男性49%
http://frihet.exblog.jp/17200209/
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by bekokuma321 | 2012-01-20 21:09 | その他

日本の政治分野にほとんど女性はいない。地方議会の4分の1は女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」だ。男性だらけで暮らしに身近な地方政治が決められているおかしさ。女性議員を増やして、その歪んだ政治を変えていこうという地道な運動――ゼロ撲――がある。その最新レポートを紹介する。

■女性ゼロ議会「島原市」を訪ねて■

皆さん、勝又瑞枝です。12月8日から私用で長崎県島原市に行ってきました。

行く前に、「島原に行ってきます」と軽く、全国フェミニスト議員連盟の同志三井マリ子さんに言いましたら、「島原市は女性議員ゼロですよ。ゼロ撲メンバー1員として、すべきことがあるはず」などと返してきました。

c0166264_1452589.jpg島原市に到着した後、私の足は、反射的に島原市役所へ向かいました。

島原市議会の一般質問は終わっており、残念ながら男性だらけのいわゆる「黒の議会」を、この目で見ることはできませんでした。私は、島原市選挙管理委員会に行きました。そこで資料をもらいました。島原市は人口約4万8千人、有明町と合併しただけで、合併の程度が軽いせいか、市役所は古い建物ながら市役所職員の雰囲気は暖かく、市民の出入りもあり、非常に良い雰囲気でした。

c0166264_1465016.jpgしかし、島原市の女性議員は現在ゼロ!

女性の立候補は、1972(昭和47)年だったそうです。その女性候補は、1979(昭和54)年まで3回続いて挑戦したものの落選だったそうです。つまり、ずっと男性だらけの「女性ゼロ議会」が続きました。

しかし、2007(平成19)年5月の選挙で、見事、初の女性議員が誕生しました。ところが、今年2011年春、たった一人の女性現職に加え新人の女性が挑戦しましたところ、その2人の女性候補が共に落選してしまったのです。

今年のその島原市議会選挙ですが、定数21人に26人が立候補しました。結果は、現職の女性が6票足らずの次点22位で、新人女性が24位でした。女性2人の得票数全部合わせても、当選したトップに及ばないという、かなり女性に厳しい島原市ではあります。投票率は72,84%です。

c0166264_146684.jpg新人候補で、落選した本田みえさん(50歳)を紹介してもらい、ご自宅まで出向きました。本田さんは、1人しか女性がいなかった島原市議会を、間髪をいれず2人にしようとの思いで、挑戦されたとのことです。公務員を選挙1年前にあえて退職し、挑戦しましたが、結果は2人とも落選してしまいました。

金大中氏の言葉「行動する良心たれ」が、本田さんの座右の銘だそうです。公務員を離れた現在、4つのパートをかけもちで働き続けながら、「極貧生活(彼女の言葉)」を頑張っている本田さんです。

本田さんは、公私共に、政治に深く思うことがあり、次回に向けて再挑戦したい気持はあると、私に言いました。次回の当選に向けて応援したくなりました。

c0166264_1493883.jpgさて、こんな感じで、日本全国いつでも、どこでも、気軽に、“ゼロ撲活動”ができることを実感しました。全国フェミニスト議員連盟の最大の運動目標です。面会や調査は、何か後ろ盾というか組織がないと難しいのですが、連盟があると動きやすい、です。全国のフェミニスト議員連盟の皆さん、お互いに1人でどんどん“ゼロ撲活動”をいたしましょう。

以上、簡単ですがご報告まで!

c0166264_9551298.jpg勝又 みずえ 
全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーン
ファイトバックの会@岩国
ファイトバックの会 http://fightback.fem.jp/

【写真:行ってみたくなる島原市内の散策スポット。撮影は勝又瑞枝】
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by bekokuma321 | 2011-12-18 01:55 | その他

熊本にやってきた。熊本の地で、女性の人権拡充と男女平等に尽力している女性たちと懇談した。

熊本といえば、私が20代のころ心酔した、「女性の歴史」の著者高群逸枝を思い出す。井上清の「日本女性史」を読んだ10代のときと同様、深く感動した。

高群は、「肥後の猛婦」という呼び名で呼ばれる、熊本の歴史に残る女性解放運動家の一人だという。

夜、イン―タネットを見たら、歴史探訪「肥後の猛婦」というホームページがあった。そこには竹崎順子(教育者)に始まって、11人の女性が載っていた。あの19世紀に、当時の社会通念に抗して闘った女性たちだ。

【肥後もっこすとは熊本の男性の一本気で不器用な気質を表現する有名な言葉です。この「肥後もっこす」の気質は、女性にも共通すると言われていて「熱く、頑固でパワフルな女性像」がこの「肥後の猛婦」として思われてきた節があります。「肥後の猛婦」は、今につながる、時代の最先端を切り開いてきた「熊本のモダンな女性たち」の物語なのです。】http://www.manyou-kumamoto.jp/contents.cfm?id=722

私が残念なのは、この「肥後の猛婦たち」の魂が、21世紀の熊本の政界に浸透していないことだ。熊本は、市町村議会の女性割合は、6.2%。「女性ゼロ議会」は、18議会ある(以下)。売買春に反対運動をした社会革命家・久布白落実ゆかりの地、「山鹿市」にも女性議員は一人もいない。女性が参政権を得て66年。「肥後の猛婦」たちが、この現状を見たら、どれだけ悔しいだろう。

美里町、玉東町、山鹿市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村、嘉島町、山都町、氷川町、津奈木町、錦町、湯前町、水上村、山江町、天草市。

今晩あった女性たちは、「肥後の猛婦」という表現に違和感を覚える人が多かった。「あの言葉は嫌いだ」と言う女性もいた。なるほど、猛婦という言葉は、時代の束縛に抗してすぐれた業績をあげた歴史上の女性たちを、「怖い女」というイメージでひとくくりにしているような気がする。

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by bekokuma321 | 2011-09-04 00:35 | その他

8月1日(月)、全国フェミニスト議員連盟は、女性議員が一人もいない九州の直方市を訪ねた。女性の政策決定への女性参画を訴えるためだ。

夕べ、花火大会で大賑わいだったという川沿いを右に見ながら、車で市役所にむかった。(以下、敬称略)

「人口6万人の市ですので、女性議員が2人ぐらいはいていいはずなのです」と、毛利良幸総合政策部長(男性)は言った。続けて「昭和30年から野副(のぞえ)マスクリさんという女性議員が長年議会にいました。一時は女性議員2人時代もありました。今年は市制80周年でもあり、何でだ、という気持です。残念でならないのです」と表情を曇らせた。隣に座る小林康雄市民協働課長兼働く婦人の家館長(男性)も、強くうなづいた。

直方市は、男女共同参画推進条例もつくった。男女共同参画推進計画もつくった。その重点目標は政策決定への女性参画だ。それにも関わらず、この4月の統一地方選で女性議員ゼロの自治体になってしまった。しかも女性の立候補者はたった1人だった。

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部長は、「夢ネットという女性団体があります。そこがなんでたった一人の女性議員を落としてしまったのだろう…と悔しいのです」と、また嘆いた。全国フェミニスト議員連盟は、「女性ゼロ議会をなくし、女性議員増を」求めるアピールを市に提出し、ともに努力することを誓った(市に手渡した連盟のアピールは末尾左のMoreに)。

そのたった一人の女性候補者の竹松房子と、女性団体「夢ネット」の会員に会った。竹松は農家だ。地産地消を願って「農家の食卓」というお店を経営し、幼稚園やディサービスに昼食を宅配する。

竹松は、農家の“嫁”として、息苦しさを体で感じてきた。農家の嫁の立場をよく知る者が政治の場で声を上げることが必要だと思ってきた。男女共同参画推進条例づくりにかかわり「女性ゼロ議会」はおかしいと思った。しかし誰も手を挙げる人がいなかった。2003年、立候補を決意して、初当選した。紅一点だった。身を粉にして働き、2期目は票を上積みして再選。しかし、3期目に挑戦した今年100票足りなかった。

竹松房子惜敗の主因は、「同じ地域に37歳の新人男性が立候補し、票をさらってしまった」ことではないかと周囲は考える。それにしてもたった1人の現職女性議員が排除された、その根底には、「女性が政治になんて」という古い体質があるからだ、と口々にいう。

たとえば、「あそこの嫁は何しとるとよ」というような監視の目がまだ強い。80年代頃までは「年子で産んでみっともない。ひとりおろしなさい」とささやかれた。農業委員は本来選挙だが、定数だけ候補を決めてしまうのでほとんど選挙にならない。農家の"嫁"の経済力を高める「家族経営協定」も浸透していない。100自治会のうち、女性の会長はわずか3人だけだ。「夫はとても理解あるほうです。それでも『昔からの嫁はそうじゃ』という長年の慣習や伝統の力にはかなわないところがあります」と竹松自身、語った。

さらに、この春の選挙では、竹松や後援会長は、根も葉もない嘘の噂にも苦しめられた。「いいね、3期当選したら年金もらえるらしいね」「年金もらうために、出るってね」……。候補者を落とすための、いわゆる“ネガティブキャンペーン”だ。

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しかし、そんな逆境をはねのける動きが直方市に出てきた。

「議会に女性を送る会」という愛媛県の女性団体にならって「議会に女性たちを送る会」というような会を立ち上げ、女性を当選させることに勢力を注ぐ組織をつくるという。竹松の尽力で、農業委員19名中、2名は女性枠にするなどの試みも動き出した。行政も、「人材バンク」への女性登録者を増やし、審議会など政策決定につながる場に推薦できる女性をどんどん増やすという。


参考
http://www.city.nogata.fukuoka.jp/index.html
http://www.afer.jp/
http://jyoseitoseiji.jugem.jp/

写真上:直方市担当部長に「女性議員を増やそう」アピールを手渡す全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーンの西武節子。直方市役所にて。
写真下:市の現状と今後について熱をこめて話す前議員の竹松房子(左)。直方市働く婦人の家にて。

(市や女性団体との面談には三原ゆかり係長にたいへんお世話になった。総合政策部市民協同カ男女共同参画推進係)

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by bekokuma321 | 2011-08-02 12:10 | その他