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「女性を犯した人が最高裁に居座ることを許そうとしていることだと、あなたはわからないんですか」

「あなたには子どもがいる。私にも子どもがいます。これから50年間、女の子を犯したと訴えられた人が最高裁にいすわるなんて私には信じられません。いったい何なんですか」

国会のエレベーターの扉を開けたまま、女性たちが涙ながらに必死に訴えている。CNNなどが世界中に流した。私は今、ガーディアンの動画で見ている。

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エレベーター内には、共和党のジェフ・フレイク(Jeff Flake)議員が立っている(写真上)。フレイク議員は、上院司法委員会のメンバーだ。態度を決めかねていた彼が最高裁判事に指名された高裁判事を承認すると報道された直後に、女性たちが押しかけたとされる。

アメリカ国会の上院司法委員会 の議論を、現在、多くの報道会社がライブで中継中だ。公聴会の休憩時間には、国会前や最高裁前に続々と抗議する女性が集まっている様子も報道されている。冒頭のエレベーター前の抗議も、CNNから流れた。


トランプ大統領は、空席となった連邦最高裁判事に、保守派のブレット・キャバノー高裁判事(53)を指名した。アメリカの連邦最高裁判事は、終身制だ。死亡または引退するまで地位が保障される。


アメリカでは、指名された最高裁判事は、上院本会議で承認する。上院は100人。僅差で共和党が多い。その本会議での承認に先立って、上院司法委員会は採決で結果を決める。こちらは「共和党11対民主党10」の21人。しかも共和党は全て男性。


メディアは、夏以降、キャバノー高裁判事から性的暴行・セクハラを受けたとする女性たちの告発を報道してきた。#MeToo運動がピークに達したような勢いだった。

私は、1990年代初め、アニタ・ヒル教授が同じように上院司法委員会で証言したことを思い出した。彼女は、最高裁判事候補からのセクハラの被害を証言した。私は友人がアメリカから送ってくれたビデオでその一部始終を見ることができた(注)。

さて、20余年が過ぎ、上院司法委員会(委員長は共和党チャック・グラスリー議員)は、キャバノー判事の承認採決に先立って、両者の証言を聞く公聴会を開くことに決定。

最初に被害を告発した女性は、カリフォルニア州パロアルト大学で心理学を教えるクリスティーン・ブラジー・フォード教授(51)。当初、匿名を希望していた。しかし、上院司法委員会公聴会で証言することを決意した。

2018928日、フォード教授が証言し、次にキャバノー判事が証言した。

上院司法委員会に出席したフォード教授は、濃紺の地味なスーツに身を包み、黒縁の眼鏡をしていた。「本意ではなかったが、国民の義務としてここにやってきた」と言った。

彼女のことばは震え、ときには涙声になりながらも、一貫して静かな落ち着いた様子で語りとおした。かいつまんで紹介する。

36年前、17歳だったキャバノー氏と15歳だった私は、パーティというより誰かの私邸での若者たちの集まりといった場で一緒になりました」

「キャバノー氏は、友人マーク・ジャッジ氏と共に私を寝室に連れ込み、ベッドに私のからだを押し倒して服を脱がそうとしました。ラジオの音を大きくしました」

「彼は私を強姦しようとしているのだとわかりました。助けてと叫ぼうとしました。叫ぼうとしたとき、ブレットは私の口を手でふさぎ、阻止しました。」

(彼の強姦未遂行為は)「不安、恐怖症、PTSDのような症状などを引き起こしました」

(その事件で最も強烈に覚えていることは)「決してぬぐいさることができないことは、笑い、笑い、2人がけたたましく笑ったことことです。彼らが笑っている間、私はその人間の体の下にいたのです。2人はほんとうに楽しんだのです」


(強姦しようとしたのはキャバノー氏だとどのくらい確信しているか)「100%確信している」。


次に証言した当人のキャバノー判事は、怒りに満ちた表情で声高に「わたしは無実だ」と疑惑を完全否定した。フォード教授の証言内容に具体的に反論せず、民主党が大統領選挙で共和党に負けたことへの報復だなどと党派的な表現をちりばめた。後ろには妻が座っていた。


一方、ファインスタイン上院議員(民主党)は、被害を訴え出た件について、連邦捜査局(FBI)の取り調べを要請し、承認手続きに関する委員会採決を延期するよう求めていた。しかし共和党は拒否したと報道されていた。

結局、両者の言い分を聞くだけ聞いて、1票差でキャバノー判事が承認されるのだろう。こう思っていたら、違った。

たった今、上院司法委員会で、ジェフ・フレイク議員が、採決の前にFBIの捜査をすべきだと、延期の動議を提案した。彼の提案が認められて散会となった。彼の提案の引き金となったのは、エレベーター前で必死に訴えた女性たちに違いない(写真上)。

【写真:CNNニュースより接写】

【注1990年初め、セクハラという言葉さえ日本では広まってなかった。一方、私には、セクハラ撤廃に動き出したアメリカの情報が数多くはいってきた。議員だった私は女性たちからの性的被害に数多く接していただけでなく、自身もセクハラの被害者だった。性被害の解決に向けて、行政の労働相談項目に

セクハラを新設するよう運動していて、それが実った。それによって、過去「その他」に分類されていたセクハラの被害数や内容を明らかにすることができた。日本の行政では初めてだった。当時、アメリカ国会上院司法委員会でのセクハラ証言 は日本でも報道された。「あなたが議会で主張していたことがわかったような気がする」と言った男性議員がいた。米上院司法委員会のセクハラ報道は、日本の議員に対する”教育”への一助となったらしかった】


Prepared WrittenTestimony of Judge Brett M. Kavanaugh

Prepared WrittenTestimony of Dr. Christine Blasey Ford

JudiciaryCommittee Releases Transcripts of Kavanaugh Interviews


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by bekokuma321 | 2018-09-29 05:17 | USA

ドナルド・トランプの下劣な言動には、私も虫唾が走った。
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公的健康保険の廃止、妊娠中絶反対、イスラム教徒差別、メキシコとの国境に壁、銃規制緩和、テロ容疑者への拷問容認…。   


さらには、大勢の前で、障害を持つニューヨークタイムズ記者の物まねをして彼をあざける。
辛辣な質問をした女性ジャーナリストに対して、「彼女のどこからであれ、血が出ていた」とからかう。

あげくの果てに、「スターなら、女に何でもできる。女性器をつかんだり、な」と、彼が友人に告げた言葉がワシントンポストに公表された。


バカにされっぱなしでたまるか。アメリカの女たちは、トランプのアメリカ大統領就任式の翌日にワシントンでデモをしようと決めた。

英語の女性器(Pussy)は、子猫という意味でもある。「女性器をつかめ」に対抗して、子猫の形のニット帽をかぶるのはどうかしら。帽子の色は「女の子はピンク」と決めつけてきたんだから、ピンクはどうかしら。

こんなおしゃべりが、ネットを通して世界に広まった。名付けて「子猫ちゃん帽プロジェクト」。

そして、121日のアメリカの首都、ワシントン。通りという通りは、ピンクのニット帽で埋まった。「さあ、どうだ、つかめるならつかんでみろ」と。

その子猫ちゃん帽プロジェクトのポスターがこれだ。ポスターには、「女性の権利は人権である」と書かれていて、中央の動詞ARE(=である)がピンクの毛糸で描かれている。その毛糸で編んだ小さなピンクのニット帽が2つ見える。

「子猫ちゃん帽プロジェクト」は121日だけで終わらなかった。38日の国際女性デ―には、日本でも「子猫ちゃん帽」をかぶった女性たちでいっぱいだった。

「子猫ちゃん帽プロジェクト」をもっと知りたい方は、叫ぶ芸術「ポスターに見る世界の女たち:反トランプ480万人のデモ」をどうぞ。


女たちのワシントン行進とPussyhat


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by bekokuma321 | 2017-03-21 15:55 | USA

アメリカ大統領選が終わった。

大方の予想は、ヒラリー勝利に傾いていた。アメリカに住む友人は、「黒人を大統領に選んだ国が、次に女性を大統領に選ぼうとしている」と喜びを書いてきた。しかし、彼女の喜びはあえなく消えた。

アメリカは、白人男性を選んだ。しかも、その白人男性は、何人もの女性からセクハラをされたと訴えられたり、女性を体で値踏みしたり、障害を持つ記者の格好を真似て馬鹿にしたり、メキシコ人を「強姦魔であり、犯罪者だ」と言ってのける人物だ。

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   ▲得票数で、青のクリントンが赤のトランプより多かった

その選挙の総得票数を見ると、青のクリントン59815018票、赤のトランプ59611678票。クリントンが上回っている。ところが、当選したのはトランプだという。

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    ▲各州から選ばれた選挙人は青のクリントンより赤のトランプが多かった

アメリカの大統領選の選挙制度のせいだった。有権者は、各州に割り当てられた「選挙人」を選ぶのだが、各州で1 票でも多く票をとったほうが、その州の選挙人を全て獲得できる。「勝者総取り」とりいうものだ。「勝者総取り」とは、なんともアメリカらしいが、その結果、選挙人の数はクリントン228人、トランプ279人と出、トランプ当選となった(11月10日現在)。

この選挙で、トランプに投票した人100人につき1人がクリントンに投票したらどうなったか。クリントン票が2%増え、クリントン307人、トランプ231人になったという(What A Difference 2 Percentage Points Makes)。

この100人につき1人をクリントンからトランプへ移しただろう張本人は、FBIのコーミー長官だと私は思う。彼は、選挙運動がピークに達する10月末、ヒラリー・クリントンの新しいメールを調査すると発表した。ただちにトランプは「クリントンは犯罪者だ」と吠えまくった。当然クリントンの人気が急降下した。1週間後、FBI長官はクリントンを訴追しないとした。

が、このメール騒動はクリントンへの票を減らした可能性がきわめて高い。実は、このコーミーFBI長官は、なんのことはない、長年の共和党員だった。トランプは共和党の候補だ。

民意を反映しない選挙制度、共和党員歴の長いFBI長官の選挙妨害的行為と、後味の悪い選挙だった。

そして、この選挙から私が学んだ大事なことがある。

それは、世界注視のテレビ討論会で、相手候補の発言をさえぎって「なんて嫌な女だ」と繰り返した男が、断罪されるどころか、「よくぞ言った」とばかり支持されたことだ。しかも、その“隠れトランプ”は、おびただしい数に上ったということだ。
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by bekokuma321 | 2016-11-10 22:37 | USA

c0166264_21502590.jpgヒラリー・クリントンは、アメリカ初の女性大統領とはなれなかった。次期大統領は、共和党の、不動産、ホテル、カジノで巨万の富を築いてきた実業家で、反フェミニストのドナルド・トランプだった。

彼は、数多くの女性たちからセクハラや性暴力で訴えられたり、日本に核武装を、などの言動の持ち主だ。また、日本会議のような右翼の政治組織「茶会(テ―・パ―ティ)」から支持を受けている。テ―・パーティは、公的健康保険も、妊娠中絶も、同性愛も、銃規制強化も認めていない。これらは、ヒラリー・クリントンが推進してきた政治テーマだ。

ヒラリー・クリントン支援者で映画監督のマイケル・ムーアは、10月、こう鋭く指摘している。

「トランプ支持者たちは、彼を『人間火炎瓶』だと思っている。システムを崩壊すると叫ぶトランプの考えが好きなのだ」

「トランプは単なるお笑いではない。皆、彼は自分たちのメッセンジャーだと見ている」

ガーディアン紙によると、トランプの勝利判明後、オークランド、ロスアンゼルス、ポートランド、ニューヨークなどで、早速トランプに対しての抗議のデモが起きている。当然だろう。

また、リベラル派のフェミニスト首相ジャスティン・トルドーが率いる隣国カナダ移民サイトにアクセスが殺到したためか、パンクした、とも報じられている。アメリカに住んでいたら、私だって逃げ出したい。

US election 2016: America wakes up to president-elect Donald Trump – live
Michael Moore: Supporters see Trump as 'human Molotov cocktail'
How Trump awakened a feminist revolution in America
18 Real Things Donald Trump Has Actually Said About Women Yes, this man is running for president
Mourning in America_NIGHTMARE: Prez Trump... America Elected A Man Who Said ‘Grab Them By The Pu**y’ Over The First Female President... Party Ends In Tears...
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by bekokuma321 | 2016-11-09 21:54 | USA

ヒラリー・クリントンの大統領選ホームページには、彼女を大統領にしたい133の理由が載っている。そんなに多くはないが、FEM-NEWSも、ヒラリー・クリントンのしてきたことを思い出してみたい。女性政治家は増えてきた。しかしフェミニストの彼女でなければ、これほどのことをできなかっただろう。

チャールストン黒人襲撃とヒラリー・クリントン
慰安婦ではなく性的奴隷である
オバマ大統領、国際女性問題大使創設
クリントン長官「日本で女性差別減るとGDP16%増える」
宗教新聞、クリントン長官写真を削除
クリーン台所コンロ作戦で女の命を救え
世界人身売買レポート
クリントン国務長官による女性デーの演説
クリントン、オバマを上回る人気
米政府、「人身売買報告書」を発表
ミッシェル・オバマ、女子校を訪問し激励
クリントン国務長官、韓国の女たちを鼓舞
クリントン国務長官 女性の人権を強調
ヒラリー・クリントン上院議員のスピーチ

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by bekokuma321 | 2016-11-08 23:03 | USA

昨夜、アメリカの友人からメールがきた。

「この1年間、心臓がつぶれそうな思いですごしてきました。あの男性は、へどが出るような生き物です。万が一、彼のような人種差別主義者、性差別主義者、同性愛差別主義者、白人至上主義者の男性が大統領に選ばれたなら、アメリカというわが祖国を心から心から恥ずかしく思います。11月9日、史上初の女性大統領を選んだ国で、朝を迎えられますように」

下の新聞記事は、先月、3回目の討論会で、共和党候補ドナルド・トランプが、民主党候補ヒラリー・クリントンに向かって、「なんて嫌な女だSuch a nasty woman」と言ったとき、一気に書いた。クリントンは、「富裕層に増税をして社会保障にもっとお金を投入すべきだ」、と討論会で提案した。その最中だった。トランプは、最後まで彼女に言わせてなるものか、とかぶせた。下の記事テーマは大統領選に関係ない。

 
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明日はアメリカ大統領選投票日だ。これでテレビをつけたら下劣な差別語をはく男性の顔が飛び込んでくることもなくなる。とはいえ、まだ結果はわからない。

3回目の討論会で、彼は司会から「選挙に負けたら、それを認めるか」と聞かれて、最後まで「認める」とは言わなかった。彼が絶対に負けたくない相手は「オンナ」なのだ。「オンナ」に負けるなんてことは、最大の恥辱であり絶対に認められない。それが、性差別主義者の性差別主義者たるゆえんだ。

それにしても2大政党のひとつが、大統領という最高権力者に、彼のような人物を選んだアメリカという国。その底流には、どうにもならならないほどの極端な格差社会があるという見方は、あたっていると思う。
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by bekokuma321 | 2016-11-08 20:41 | USA

c0166264_055927.jpg 6月27日、アメリカ連邦最高裁判所は、妊娠中絶施術をきわめて難しくしていたテキサスの法律は「違憲である」として退けた。5対3(1人空席)。

最高裁判決は、妊娠中絶の権利を求めてきた女性運動家たちに勝利をもたらした。よかった、よかった!

テキサス州は知事も州議会の多数派も共和党。2013年、「女性の健康を保護するため」という理由で成立した。同法施行後、テキサス州内のクリニックは49から19に激減していた。

Supreme Court strikes down restrictive Texas abortion law
How restrictive are abortion regulations in your state?
Whole Womans Health
TRAP Laws
ポーランド妊娠中絶禁止の新法上程

【写真:Sisterhood is powerful and international の絵葉書。ふじみつこ作】
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by bekokuma321 | 2016-06-28 00:08 | USA

c0166264_10365992.jpgオバマ大統領は、12月19日、金曜日、歴史に残るような記者会見をした。この日の質問者8人すべて女性にしたのだ。

世界各地からの報道によると、その日の記者会見は、オバマ大統領がハワイで家族と迎えるクリスマス休暇直前の、今年最後の記者会見だった。

「オバマ大統領のリストのおかげで、女性の政治担当ジャーナリストにとっては、最高の年だった」(ガーディアン紙)

「アメリカ大統領をカバーする報道機関には女性が多数いて、夜討朝駆けで激務をこなしています。質問者リストがそろった時点で、特別なチャンスではないかと考えたのです」(ジョッシュ・アーニストホワイトハウス報道官)

質問者は、前もって長いリストからオバマ大統領広報担当官が決める。大統領はそれを承認し、女性ジャーナリストだけだとわかっていた。“計画的”だった。

大統領の記者会見に女性が参加できるようになったのは、1960年代からだという。それまで長い間、ホワイトハウスの報道は男性に独占されていた。今でも、政治報道は男性記者が幅を利かせている。

大統領は、歴史的に排除されてきた人たちに対して“下駄をはかせた”のだ。

英語でアファーマティブ・アクション(積極的差別是正策)と呼ばれている。差別がなくなるまでの、暫定的な特別施策といった意味で、アメリカでは黒人差別を解消するためにはじめられた。しだいに、女性差別解消に世界で実行されるようになった。日本で話題のクオータ制もこの政策の一つと言える。

Women rule at President Obama's final press conference of 2014
President Obama Calls Only On Women During 2014′s Last Press Conference 
That time Obama called on only women at a press conference
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by bekokuma321 | 2014-12-25 10:47 | USA

c0166264_12352672.jpg1月27日、アメリカのニューヨーク州議会が「女性の平等法Women's Equality Act」を可決した。

クォモ知事は、ジェンダーによる差別と不平等を根絶することによって、ニューヨーク州を、女性の権利の指導者に戻したいと述べた。

知事は、「女性の平等連合Women’s Equality Coalition」のメンバーたちとともに法案制定を推進してきた。同連合は、ニューヨークにおける男女平等を求める市民組織や経済団体で作られていて、その数、850に上る。

同法の制定は、ニューヨークの女性たち1000万人の生活を向上させる約束をしたことになるーーこう述べるのはNARAL(妊娠出産の自由選択を求める市民団体)。NARALは、ただちにネットサイトで、州議会議員の誰が賛成し、誰が反対したかを発表した。

「女性の平等法」は、次の10分野にわたる。これまでの個々の法律の抜け道をふさぐ目的を持つとされている。

1)男女同一価値労働同一賃金の獲得
2)すべての働く場所におけるセクシャルハラスメントの根絶
3)雇用、預金、融資事件における弁護士費用の払い戻しの認可
4)人身売買法の強化
5)家族関係差別の根絶
6)収入源差別の根絶
7)DV被害者への住宅差別の根絶
8)妊娠差別の根絶
9)保護命令法を強化してDV被害者保護
10)女性の妊娠・出産における選択の自由の擁護

東京は都知事選真っ最中。東京都でこそ、この手の法律をつくりたい! このような法律づくりを手がける知事は、誰だろうか。(日本では条例しかつくれないが)

http://www.governor.ny.gov/2013/womens-equality
http://www.governor.ny.gov/press/06042013Womens-Equality-Act-Legislation
http://nywomensequality.org/10-point-plan/
http://www.protectchoicenow.org/assembly/
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by bekokuma321 | 2014-02-01 12:50 | USA

オバマ大統領の一般教書演説をネットで聞いた。

アメリカ国会は、上院は民主党が多数だが、下院で野党共和党が多数を占めるため、法案が阻まれることが多い。日本人が当たり前のように思っている健康保険すら、険しい道のりだった。

そんな中、オバマ大統領は「アメリカでは格差が広がっている」とし、失業手当の充実、すべての子どもへの質の高い教育の必要性、最低賃金の引き上げ、女性への賃金差別の是正などを指摘した。

「Women Deserve Equal Pay for Equal Work(すべての女性は、男女同一価値労働同一賃金にあたいする)」と言ったときは、拍手が鳴りやまず、スタンディング・オベイションとなった。

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アメリカ女性は、65歳までに賃金格差によって43万ドル以上も損している、4900万人のアメリカの子どもがシングルマザーに育てられている…こうした事実が裏づけとなっている。オバマも、そうしたシングルマザーの子どもだった。

全演説の中で、次のセリフが私の心に残っている。

「もう、“狂った男たち”による時代の雇用政策をやめる時だ。
すべての女性に働く機会を与えよう。
女性が成功すればアメリカは成功すると、僕は固く信じている」

"Mad Men”って、間違いでは、と思ってもう一度聞いた。たしかにそう言っていた。

http://www.whitehouse.gov/sotu
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-25939352
国家か人権か:NSAを告発したスノ―デン
オバマ大統領一般教書を女性の視点で見る
オバマ大統領、国際女性問題大使創設
初の黒人大統領オバマの陰に4人の女性あり

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by bekokuma321 | 2014-01-30 15:26 | USA