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叫ぶ芸術 20194月号はチェコのDV防止ポスター。強いインパクトのあるデザインがDVの深刻さを物語る。「ズラ―ナ」って何? チェコ語の意味は、こちらを。








# by bekokuma321 | 2019-04-13 22:09 | ヨーロッパ

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道府県議選が終わった。女性の当選者は237人。前回から30人増えて「過去最多」だ。


とはいえ、「候補者男女均等法」施行後初の選挙にもかかわらず、女性は全当選者2277人のわずか10.4%。人口の半分は女性なのに、9割を男性が占める。誰が見ても一方の性に偏りすぎている。


これは、政党に「候補者男女均等法破り」 が多かったことに他ならない。道府県議会選における政党の女性当選者割合は、高い順に、共産党51.5%(51人)、立憲民主党24.6%(29人)、社民党18.2%4人)、国民民主党14.5%12人)、日本維新の会12.5%(4)、公明党8.4%(14人)、その他諸派7.6%(4人)、自民党3.5%41人)。政党に属さずに闘った無所属女性は14.6%(78人)。


マスメディアが拾わない惜敗した女性たちの挑戦は、日本の選挙の深刻な問題点を見せてくれる。その中から大分県の例をひとつ。


大分県議をめざした藤原真由美は、国東市に生まれ育った。国東市職員の実績と経験から、藤原は、「ここは高齢者の町。ところが、地域おこしにもっとも大切な女性の視点、高齢者の視点が欠落しています」。強い使命感から立候補した。


選挙区は大分県国東市・姫島村。定数1人の選挙区で、自民が独占してきた。昔、田中角栄の参謀と言われた西村英一の息がかかった土地だという。西村は建設大臣を歴任した自民党の大物政治家だ。現職県議は土建業「中尾組」社長だった木付親次(自民党)。彼は大分県議会では土木建築委員会委員長だった。つい2月の国東市長選を勝ち抜いたばかりの現市長も彼についた。


「おんなに何ができる」という空気がまん延する土地で、現職男性に新人女性が対抗するのは至難のわざ。しかし、市民の手ごたえは十分で、藤原は「自分への支持は日増しに拡大していっているとわかった」。


一方、油断していた相手陣営は、藤原の善戦にあせったらしく実弾が飛んだという噂もある。土建業の孫請けをしている事業所所長は、「(カネは孫請けまで来ず)上のほうしかいい目してない。だから藤原に入れる」と告げたに来たという。最終的には「おんなの藤原に負ける」という危機感から前夜の電話かけ作戦に出たらしい。結果は、予想通り、木付親次が再選された。


藤原が立候補したような1人選挙区は、実は、日本中に全体の4割もある(朝日20190330)。1人しか当選しないのだから完璧な小選挙区制だ。小選挙区制は、衆院選で指摘されてきたように、2位以下の候補に入れた票がすべて「死に票」となって、民意が反映されないという致命的欠陥を持つ。要は、自民党の独壇場と化す。


だから今回、無投票となった選挙区は多い。報道によると1人区では半数に上る(朝日20190326)。


何年か前、日本政府は「2020年まで女性を30%に」と掲げた。あまりに女性議員が少ない惨状に、国連から勧告を受けたからだ。30%とはクリティカル・マスといい、女性の影響力が出てくる最低限の割合だとされる。30%に上げるには、1人区でも新人女性が当選しなければならない。藤原の選挙は、これがいかに困難かを示している。


「候補者男女均等法」が国会で成立したとき、委員会で「できる限り同数、と、できる限り均等は、法的には同義であることが確認されて、今回の法案となった」 と念押しがあった。この法は、30%どころか「候補者男女同数法」なのだ。それに近づけるために、政党はいったいどういう手立てをとるつもりなのか。


根本的解決ではないが、早急に選挙区の定数を複数にするしかない、と思う。ベストなのは、ヨーロッパ諸国のように比例代表制選挙にすることだ。そうしないと、社会的に不利な立場にいる女性や身障者もまじった多様な議会は決して生まれない。


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(報道による道府県議選当選者数からFEM-NEWS作図)





# by bekokuma321 | 2019-04-09 16:26 | その他


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塚田国土交通副大臣が副大臣を辞任した。安倍総理と麻生副総理の地盤である下関と北九州間の道路事業を、「忖度して再スタートさせた」などと言ったのだ。


麻生派と反麻生派で分裂している福岡県知事選の麻生派候補での集会だったという。この集会で、塚田副大臣は、「麻生太郎命、一筋でやってきた。筋金入りの麻生派です」とも言っている。命あずけた親分のためなら、忖度など目じゃない。彼は、「事実と違うことを言った」のではない。本音中の本音だったと思う。


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麻生太郎衆議院議員の選挙区は福岡8区だ。県会議員に11人が立候補している。驚くべきは、候補者11人はオール男性であることだ。


福岡8区は、直方市飯塚市嘉麻市中間市宮若市遠賀郡鞍手郡嘉穂郡8つだ。住民は当然ながら男女半々。なのに、ただ1人の女性も県会議員選に立候補できなかったのだ。結果、4月7日の投票日には、どんなに女性に票を入れたくても、できない。


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しかも今回は、「候補者男女均等法」が施行されて初の選挙だ。国会で法が成立した際には、麻生太郎も一票投じた。副総理いえ麻生親分が、「候補者男女均等法」を守るため、女性候補を擁立せよと、一声かければ、こうはならなかっただろう。


実のところ、数々の女性差別的暴言をはいてきた麻生親分、最後まで男性だけで固めたいにちがいない。こう思う親分の意向を忖度した子分の判断だろう。


ただ、盤石の麻生王国にも変わりゆく兆しがある。冒頭の福岡知事選がその表れだ。そして、麻生太郎の主たる選挙区であり「女性ゼロ議会」である直方市や飯塚市に女性が立候補しようとしている。


直方市議選には、政党から2人、無所属から1人の3人の女性候補が出る予定だという。女性団体は、女性ゼロ議会を脱出めざして、超党派で女性を応援しようという看板を、市内のあちこちに初めて掲げた(「パリテの会@直方」)。


飯塚市で無所属で立候補をめざすのは、金子かよさん。金子さんは、ハンディをかかえた子どもの保育・教育にもっと政治の光があたるべきだと考えたのが、議会に関心を抱いたきっかけだという。女性が無所属・市民派で挑むのは、麻生王国の息がかかったところでは、その苦労は並大抵ではないはずだ。しかし、飯塚市は「女性ゼロ議会」でもあり、超党派で支援の動きが広まっているそうだ。



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これでは女性に1票入れたくても入れられない

麻生太郎と「女性ゼロ議会」

ノルウェー襲撃犯と麻生太郎

【写真 最上と最下:FEM-NEWS, 福岡県議候補ポスター掲示板は「パリテの会@直方」の藤田智子撮影】

【更新:20190407】




# by bekokuma321 | 2019-04-06 23:35 | その他

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これでは、女性に1票入れたくても入れられない。


この「男だらけの選挙風景」は、長野県の例だ。長野県は県会議員57人に79人が立候補しているが、女性は8人、わずか1割。だから、23選挙区のうち女性がひとりもいない選挙区が多くなる。すでに無投票当選した候補が11人いて、こちらも全て男性だ。


長野県では、議員ひとり、年収1365万円、さらに勉強会などに使う政務活動費年372万円があてられる(朝日2019.3.20)。全体で年10億円の公費だ。地方には、介護、子育て、医療、教育、DVなど、女性の経験・知識が必須の問題が多い。なのに、10億円のほとんどが「保育園?さあ、どこにあるかわからない」ような男性議員に使われていいのだろうか。


長野県だけではない。例外を除けば、今、この「男だらけの選挙風景」が日本全土の路上を席巻しているに違いない。道府県議会選挙に立候補した女性はたった13%。全候補者の87%が男性なのだ。


「候補者男女均等法」施行後初の選挙が、「男だらけの選挙風景」になってしまったのは、法に罰則規定がないからだ。改正を望む。と同時に、今の小選挙区制的選挙に限界があるのは明らかであり、ヨーロッパの地方選のように比例代表制選挙に変えなくては、と強く思う。



女性議員増には比例代表制とクオータ制(IPU)

「候補者男女均等法なんて知らない」(長野県下諏訪)






# by bekokuma321 | 2019-04-05 10:33 | その他


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▲東京新聞2019.4.3 (矢澤江美子提供)

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▲毎日新聞2019.3.30(議会に女性をおくる会提供)


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▲朝日新聞2019.3.30(議会に女性をおくる会提供)


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▲毎日新聞2019.3.19 (全国フェミニスト議員連盟提供)



# by bekokuma321 | 2019-04-04 11:23 | その他