2012年 08月 21日
8 月25日(土)「男性偏重政治がもたらす弊害:原発政策」

ヌエックフォーラム
女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
日時 :2012年8月25日(土)15:30~
場所 :埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館(東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩12分)
2012年 07月 20日
なでしこ一般席、男子チームはビジネスクラス

その飛行機の座席は男女一緒だと誰でも思うだろう。ところが、女子はエコノミークラスで、男子はビジネスクラスだった。
言いたがないが、女子チーム「なでしこジャパン」は、2011年、世界制覇を果たし、現在、世界第3位のランクだ。一方、男子は世界20位である。
澤ほまれ選手は、「年齢的にも女子のほうが年上なので、本当は逆のほうがいいのでは」と、チクリ。表だっては抗議をしていない。
もし、男子が世界一となり、エコノミークラスに座らせられ、女子が世界20位なのにビジネスクラスだったら、世間はどう反応しただろう。
フェアプレイこそ、スポーツの魂だ。決めたのは日本サッカー協会かどうか不明だが、協会は、このアンフェア(不正)をどう弁解するか聞きたい。
【抗議・質問先 日本サッカー協会JFA】
〒113-8311東京都文京区サッカー通り(本郷3丁目10番15号)JFAハウス
電話 03-3830-2004(代表) FAX 03-3830-2005
◆Japanese Women Fly Coach to the Olympics; the Men Go Business Class
http://rendezvous.blogs.nytimes.com/2012/07/19/japanese-women-fly-coach-to-the-olympics-the-men-go-business-class/?hpw
◆Japan's female athletes fly economy while men's team sit in business
http://www.guardian.co.uk/world/2012/jul/19/japan-female-atheletes-economy-class
■日本サッカ―協会を変えるか、日本女性の世界制覇
http://frihet.exblog.jp/16614099/
■敗者アメリカ・サッカー選手たちの言葉
http://frihet.exblog.jp/16620902/
■日本女子サッカ―、世界の頂点に
http://frihet.exblog.jp/16613122/
■日本女子サッカー、強豪ドイツを破る
http://frihet.exblog.jp/16579152/
2012年 07月 18日
8月25日 男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害

ヌエックフォーラム
女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
日時 :2012年8月25日(土)15:30~
場所 :埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館(東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩12分)
女性議員の余りの少なさ! 日本を暮らしやすい社会にするには、男性だらけの議会ではどうにもなりません。原発に頼らない社会への転換が急がれているにも関わらず、原発事故の反省もないまま、命を顧みない企業優先の再稼動が始まっています。地方議会に長年女性議員が少ないことが、原発政策にどのような影響を与えたのか。大惨事を再びくりかえすことのないよう、原発政策とジェンダー平等がどのようになっているのかを、現場から模索します。
報告者 勝又みずえ(岩国市民)
蛇石 郁子(福島県郡山市議)
能登 恵子(福井県小浜市議)
伊藤 由子(宮城県加美町議)
司会 三井マリ子(全国フェミニスト議員連盟)
資料代 500円
問合わせ 電話 090-4125-9259(陣内やすこ)
080-2880-4412(勝又みずえ)
Mail info@afer.jp
主催 全国フェミニスト議員連盟
(日本の政策決定の場である議会にあまりにも少ない女性議員を増やすため 、
1992年に全国の市民や議員がつくった会員組織。代表:片山かおる小金井
市議、日下景子神奈川県議)
■男性偏重政治と原発政策を考えるサイトは、左下のMoreをクリック
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2012年 07月 16日
さよなら原発に17万人

170,000 were at the “Sayonara Nukes=Goodbye Nuclear Plants” rally in Yoyogi Park, according to the Organizers.

今日、10万人集会を計画していたが、先週金曜日に、すでに10万人を超えた。 次は、2012年7月29日午後3時半から東京・日比谷公園中幸門に集合して、国会包囲行動。
今日は海の日。海を汚染つづける原発事故に怒りを示す絶好の日だ。海の日に集まった反原発の力を、次の選挙に生かそう。
以下はTBSより。
この暑さの中、音楽家の坂本龍一さんや作家の大江健三郎さんらが呼びかけ人となって、「原発反対」を訴える集会が開かれ、主催者発表で17万人もの人達が集まりました。会場となった東京の代々木公園は参加者で埋め尽くされました。
3連休最終日の東京・代々木公園を人々が埋め尽くしました。その目的は「さようなら原発10万人集会」。
「普段は若者や家族連れでにぎわう代々木公園。今日は老若男女含め、ものすごい人出となっています」(記者)
「十数万人に上る私たちは侮辱の中で生きていくほかないのか。他に次の原発の大爆発によって侮辱の中で死ぬほかないのか。そういうことがあってはいけない」(ノーベル賞作家 大江健三郎さん)
「たかが電気のために、この美しい日本、そして国の未来である子どもの命を危険にさらすようなことはするべきではない」(音楽家 坂本龍一さん)
瀬戸内寂聴さんら著名人も呼びかけ人として参加しました。東日本大震災後、最大規模となる10万人を集め、脱原発を訴えようというのです。会場では、こうした集会に初めて参加したという人たちの姿が目立ちました。

「ネットの力が大きい。イベントの垣根が低くなってきていると思って参加した」(デモ参加者)
参加者の中には、福島市から駆けつけた小林さん親子の姿もありました。
「(子どもには)これだけの人が集まって何かやっているのは、大きな理由があるのだと、心にとどめ、大きくなってからもう一度、自分で勉強してほしい」(福島市から参加した 小林みゆきさん)
小林さんは震災後、福島第一原発の影響を恐れて、娘とともに宮城県多賀城市に避難しました。福島市に残る夫とは分かれて暮らしています。
「反原発の方向に動いてもらいたいし、そういう力になりたい」(小林みゆきさん)
集会の参加者は主催者発表で17万人にも達しました。3つのグループに分かれて、東京の都心をデモ行進しました。
「これだけたくさんの人が反対しているとの意思表示をしたい」(参加者)
「人間の力じゃ核は防げないので、即やめるべき。無責任すぎる」(参加者)
「代々木公園を出発した長い長いデモ行進の列が、脱原発を大きく叫びながら、表参道の街を突き進んでいきます」(記者)
「いろんな意見があると思うので、一丸となってやるのはすごい」(デモを見ていた人)
コースはそれぞれ、原宿・表参道から千駄ヶ谷方面、新宿方面、渋谷を抜けて恵比寿方面と、まさに都心を練り歩く形となりました。
福島から参加した小林さんの三女、9歳の秀香さんはデモの先頭を歩いていました。
「沿道で見ている人の反応がよくて、応援されているのが伝わってくる。いろんな人と話して、秀香なりに学習したのでは・・・」(小林みゆきさん)
【写真:岡田ふさ子撮影、東京代々木公園】
◆「さようなら原発」集会に17万人
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5082487.html
◆さようなら原発1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/
◆首都圏反原発連合
http://coalitionagainstnukes.jp/?page_id=668
◆Flere titusener sa nei til atomkraft i Tokyo
http://www.nrk.no/nyheter/verden/1.8244933
2012年 07月 08日
「原発事故でうずく心」

その講演会が終わった後、懇親会があった。私は、1年前の信濃毎日にのった「原発事故でうずく心」という樽川さんの投稿を皆に紹介した。
1970年代の中部電力の動きと樽川さんの対応、40年後の今の樽川さんの心情を垣間見ることのできる貴重な記録だ。
中部電力唯一の原発である浜岡原発は、1号機を1976年、2号機を1978年に運転を開始している。樽川さんは、電力会社の度重なる説得を断りきれず、諏訪地域の女性を対象とした会の会長を引き受けてしまった。そのころを思い出し、樽川さんは「罪悪感にも似た奇妙な思い」で胸がうずくと書く。
電力会社は、年に何百億円もの広報宣伝費を使う。世論を原発容認へと誘導してゆくための経費だ。当時の大手新聞紙面の派手な広告は、ネットで出回っている。ひとつは、「汗だけじゃない、放射線も出ています…私たちの身体」 元気はつらつ女性が6人、ジャズダンスをしている。女性の目を意識した広告だ。放射線はとりたてて騒ぐほどではない、と教訓をたれている(上の写真。『朝日ジャーナル』臨時増刊号 2012年3月発行)。
浜岡原発の始動にあたって、中部電力は、女性の取り込み作戦にぬかりなかったはずだ。どの町でどの人をパイプ役にすべきか、聞き込みをしただろう。そして長野県の下諏訪町で最適な人を見つけた――それが樽川さんだった。勉強会は「みずうみ会」と名づけられた。貸切バスでの視察旅行、講演会、接待、お土産…。懐柔攻勢が続いた。
40年前の文章を押し入れから出してきて人前にさらし、うなだれる樽川さん。その姿勢に私はかすかな感動を覚えた。同時に、自分の頭で考え、判断する訓練を常日頃からしていないと、いつなんどき懐柔されるかわからない、と思った。
「原発事故でうずく心」(2011年6月27日「私の声」)全文を以下に掲げる。
昭和52年(1977年)の春、私は地元の婦人会長を引き受けた。
そのころ、原子力発電所の増設問題をめぐり、さまざまな声が県
内外にあふれていた折でもあり、私は本紙記者の取材を受けた。
建設に否定的な私の意見が新聞の片隅に載った日、自宅に電力会
社の地元幹部が訪れた。「婦人会長という立場にある者の発言と
しては、いかがなものか」という内容だった。自分の思っている
ことも自由に発言できないのであれば、会長はすぐに辞退すると
答えて、物別れとなった。
少し時が流れて、電力会社は地元還元という大義を掲げ、女性に
学習の場を提供するための組織を県内でも各地に作りたいので、相
談に乗ってほしいと要請して来た。その時すでに諏訪地域の女性を
対象とした会員名簿が作成されていたが、初代会長を私にという話
にはさらに驚かされた。
「口封じ策だ」「懐柔策だ」と私は反発したが、辛抱強く説得され、
受諾した。その瞬間、なぜか全身の力が抜けて落ちた。
高名な講師を中央から迎えて講演会を開催した。ダム湖の視察もし
た。原発の見学には大型バスが用意されていた。料理教室も開かれ、
会報まで発行した。会長が何人か交代するころ、原発に関する記事
が新聞に載ることも少なくなり、豊富な電力の恩恵を社会が受け入
れたころ、気が付いたらその組織は消えていた。
あの時は私なりに精いっぱい原発のことを考え、行動したという
自負がある。だが、このたびの東京電力福島第一原発の事故を受
け、慙愧とも悔恨ともつかない罪悪感にも似た奇妙な思いが、心
の深いところでうずいている自分を持て余している今日このごろ
である。(引用以上)
(樽川通子・82歳・諏訪郡)
2012年6月14日、樽川さんは、この文を紹介した私に近寄ってきて、こう言った。「この記事が出たあと、下諏訪の誰ひとり、私に何も言ってきません。『利用されたように思う』でもいいし、 『あの節はお世話さまでした』でもいい、何か思い出すことがあるはず。何一つ言ってこないことが不気味なんです」
[樽川さんの新聞投稿の出典は「うらおもて・やまねこ」
http://kyoko---fairisfoulfoulisfair.blogspot.jp/2011/07/blog-post_09.html]
2012年 07月 06日
人災と断定

国会事故調査委員会は、福島原子力発電所の事故を、「自然災害でなく人災」と断定した報告書を発表した。英文も公開され、manmade disasterと訳されている。
委員会は東京電力福島第一原発事故を検証するために、新設された機関。5日、最終報告書(641ページ)を、衆参の議長に提出した。
朝日新聞によると 東電や当局が地震、津波対策を先送りしたことを「事故の根源的原因」と指摘し、菅前首相の初動対応を批判し、さらに、東電が否定してきた地震による重要機器損傷の可能性も認めた。

東電や電気事業連合会、文部科学省、原子力安全委員会などから、非公開の前提で提供された資料が13点あり、それは公表されていない。
日本社会の組織的、制度的問題が、主たる原因とし、解決に向けて提言している。その組織的問題のひとつに、今なお、国会・地方議会の9割を男性が占める政策決定の場の男性偏重があると私は、考える。
上をクリックすると読めるが、「はじめに」に、「ほぼ50年間にわたる一党支配」とある。ここに、「60年間にわたる男性支配」を、追記すべきだった。
せめて、解決をさぐる経緯に、人口の半分を占める女性の声が反映されることを、強く期待する。
国会事故調 報告書
◆女性の約7割、原発NO!
http://frihet.exblog.jp/17662842/
◆原発事故から考える民主主義
http://frihet.exblog.jp/16079555/
◆福島県議会で耐震安全性を追求してきた女たち
http://frihet.exblog.jp/16419975/
◆災害後の救援策に女性の視点を
http://frihet.exblog.jp/16049208/
2012年 06月 11日
大飯原発再稼働への意見をメールで送れます

◆民主党へのご意見
http://www.dpj.or.jp/contact/contact
2012年 06月 04日
放射線は妻の怒鳴り声――JAEA

「住民視点のわかりやすいメッセージ発信を目指して」
http://www.jaea.go.jp/04/ztokai/katsudo/risk/message/index.html
怒る妻は「放射性物質」である、と、たとえる。女性をここまで愚弄するか・・・。
意見や抗議先:
〒319-1194 茨城県那珂郡東海村村松4-33
日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 核燃料サイクル工学研究所
皆様のお問い合わせ窓口 : 029-282-1111(代)
ファックス番号 : 029-282-2309
電子メールアドレス : cycle-info@jaea.go.jp
■上の「女性を馬鹿にした原発PRサイト」は、三宅桂子(船橋市議)から届いた。
http://miyakekeiko.blog69.fc2.com/
■参考:朝日新聞世論調査

(引用:女性の約7割、原発NO!http://frihet.exblog.jp/17662842/)
2012年 05月 22日
チェルノブイリ放射能汚染:WHOとIAEAの癒着か

ウラディミール・チェルトコフ監督、エマヌエラ・アンドレオリ、ロマーノ・カヴァッゾニ 助監督作品、フェルダ・フィルム・スイス制作、藤原かすみ他翻訳、2004年、51分
7年前の映像だが、今の私たちに、きわめて大切なメッセージを送っている。今晩中なら見られそうなので、どうぞ(↓)
■http://www.dailymotion.com/video/xqyx7v_yyyyyy-whoyiaea-yyyyyyyyy_news
ベラルーシ医療施設の子どもたちが泣きながら自らの病状を語る、WHOの報告会議での「隠そうとする側」「暴こうとする側」のやりとり…迫真のドキュメンタリーだ。
映像は、正直だ。嘘をついている顔と、正直な顔がわかる。
ヤルモネンコ代表「チェルノブイリから教わったことなど何もない。新しく主張するには、権威ある学説に反論するだけの証明がいる」
女性医師たち「重要なことは、子どもたちが、病気になり、死んでいるということです」
恐るべきことだが、チェルノブイリの被害を軽く見せるために、当局はデータをねつ造した。さらには、科学的データでチェルノブイリ事故による放射能被害の因果関係を証明したバンダジェフスキー教授Banazhefskyを、冤罪で逮捕した。
当局は、自分たちに都合が悪いとわかったら、ねつ造でも排除でも逮捕でも何でもやってのける。これが真実。
5月25日 追記
ドキュメンタリー映画『真実はどこに?』は、本当に22日一晩で消えてしまった。ところが、さきほど、アップされていることがわかった。。よかった。有賀譲慶さんに感謝
http://www.youtube.com/watch?v=oryOrsOy6LI&feature=youtu.be
■「チェルノブイリ:100万人の犠牲者」
http://frihet.exblog.jp/16215098/
2012年 05月 16日
おおい町議会と関西電力大飯原発

テレビに議会が写った(写真左)。1人を除いて全員が再稼働に賛成の起立をした。立った中に女性がいた。その部屋に女性は彼女1人だった。
なんというモノトーン世界よ。こんなモノトーン議会が、民意を反映するとは思えない。
議員は14人。1人だけ共産党で、他13人は全員無所属だ。無所属といった場合、日本の議会のほとんどは自民党系だ。おそらく、おおい町も例外ではないだろう。それに女性議員はたった1人、残る13人は全員男性だ。おおい町唯一の女性議員は原発賛成らしいが、日本女性のいまや7割が反対だ(男47%)。ジェンダーによる違いが実に大きい。だけど、そういう女性の声を代弁する議員はいない。
そうは言っても、おおい町の住民だって、半分は女性のはずだ。それに民主党的考えの人、社民党的考えの人、公明党的考えの人もいるはずだ。

主たる原因は選挙制度だと思う。北欧をはじめ多くのヨーロッパ諸国は比例代表制をとっている。小さな自治体でも、4つ、5つの政党の議員がいる。
たとえば、おおい町より少し人口の少ない、ノルウェーのオーモット市の議会(写真右上)は、4つの政党から代表が出ている。それに、女性議員は52%だ。
私が取材してきた北欧ノルウェーなら、おおい町議会は100年前の姿だ。見よ!

■女性の約7割、原発NO!
http://frihet.exblog.jp/17662842/
■原発事故から考える民主主義
http://frihet.exblog.jp/16079555/