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明日4月21日(日)、午後2時20分、福井県坂井市「みくに未来ホール」にて、北欧の女性政治参画の原動力について、三井マリ子の講演。

育児、家事、介護などが、日本女性の政治参加を阻んでいると言われている。では、北欧ではどうしているのか。現地に乗りこんで撮影した多数の家庭の写真をたどりながら、現状と問題点を考えます。

日本列島は、今、選挙の真っ最中。坂井市は統一地方選ではないため、21日になってしまった。どなたでもぜひどうぞ。参加無料。

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# by bekokuma321 | 2019-04-20 15:09 | ノルウェー

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    ▲オ―ル男性の愛知県みよし市


「女性ゼロ議会」についてマスメディアが調査報道している。今年こそ“女性ゼロ議会撲滅”は、そう甘くないことがわかる。


共同通信配信記事によると、
定員20の愛知県みよし市と、定員14の大分県津久見市は、「無投票で『女性ゼロ議会』が決まった」。


愛知県みよし市

愛知県みよし市は人口約6万人。裕福な市だ。県議選はむろん、市議会議員の候補にすら誰も女性を出せなかった。みよし市内の公営掲示板には、20人すべて男性の顔、顔、顔。これでは、「政治は男のもの」と宣伝しているようなものだ。子どもの教育に絶対よくない(写真上、水谷いくえ元議員提供)。


そもそも愛知県は、統一地方選前半の県議選で、女性県議8人から3人減の5人になってしまった。女性減員数で日本一である。女性3人減のうち、2人は共産党の現職だった。

中日新聞報道によると、「女性を議会に!ネットワーク」という市民団体が女性候補擁立の運動をしてきた。決意寸前まで行った女性もいたが、夫など家族の反対や、家事育児の心配などから立候補にまでいたらなかった。


一方、「女性ゼロ議会」脱出をめざす女性たちの動きも伝えられてくる。


長野県川上村

「女性ゼロ議会」を更新してきた長野県川上村には、朝日新聞によると、大西たまこさんが立候補した。


昨夏、90年代から「女性ゼロ議会」をなくそうと運動してきた全国フェミニスト議員連盟は、川上村を訪問。そこで「マケ」という集まりに代表される女性排除のしきたりを知らされた。しかし、共産党は「マケ」を飛び越えて候補を出してきており、その男性議員の後継者として大西たまこさんの立候補となった。川上村に住む女性Aさんは女性候補誕生に喜び、FEM-NEWSにこう話した。


「保育園の保母さんでした。うちの子どももお世話になりました。信頼のおける女性です。私もそうですが、村の人たちは共産党かどうかなど気にしていないようです」


岐阜県関市

岐阜県関市も「女性ゼロ議会」だ。そこに今回、武藤のりこさん(55)が無所属で立候補した。

2017
年、全国フェミニスト議員連盟など市民団体は、関市内で女性議員を増やそうという集いを持った。それに参加した片桐妙子さんを中心に「関市に女性議員を願う市民の会」が立ちあがった。以来、定期的に話し合いを持ってきた。今年になって、「ハ―ベストカフェ」を経営する武藤さんの日々の活動を耳にした片桐さんが、即、飛んでいき、武藤候補擁立へと女性の輪を広げていった。

関市のポスター掲示板には29人の顔が並ぶ。上段、右から4番目が唯一の女性、武藤候補。29人中1人は割合にしてわずか3%。男性のなかに埋もれてしまいそうだ(写真下方の上。片桐妙子提供)。



福岡県直方市

福岡県直方市も現在「女性ゼロ議会」だ。今回、公明党、共産党、無所属から3人の女性が立候補し、女性ゼロ議会脱出への道筋ができた。公営掲示板には23人中、3人の女性の顔が見える(写真下方の中央。藤田智子提供)。超党派で女性議員増をと願うポスターを自主的に作成して掲示した女性も現れた(写真下方の最下、「男女平等推進パリテの会@直方」提供)。女性ゼロから、一気に女性3人をめざす。


群馬県富岡市

最後に群馬県。一昨年4月、全国フェミニスト議員連盟などが「なくせ女性ゼロ議会 増やせ女性議員@群馬」を開催した。その群馬の「女性ゼロ議会」のひとつが富岡市だった。

富岡の製糸工場は明治の殖産興業政策のシンボル。日本の経済を支えたのは女性たちだった。その富岡市が「女性ゼロ議会」とは。なんとか女性候補をと富岡市の女性たちも運動を重ねた。

その富岡市でも、今回、
福祉施設施設長の三ツ木真由美さんが立候補した。

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     ▲紅一点の岐阜県関市

 
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    ▲女性ゼロから女性3人をめざす福岡県直方市


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   ▲「候補者男女均等法」を祝うポスターが貼られた直方市内


「女性ゼロ議会」のみよし市に女性議員を!

女性議員の割合@愛知県 

【更新 2019.04.20 21:00】



# by bekokuma321 | 2019-04-20 14:03 | その他

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報道によると、16日告示された町村議会議員選挙に4775人が立候補した。前回より57人少なかった

FEM-NEWS「女性候補わずか18%(市区議会議員選)」で知らせたように、市区議会議員の候補は9141人で前回より377人少なかった。市区町村あわせて、4年前より434人も減ったことになる。


その一方、女性の町村議員候補者は577人。全立候補者の12.1%になり、過去最高だとされる。市区議員に立候補した女性は1680人で、全立候補者9141人の18.4%。
よって市区町村あわせて13922人が選挙を闘うが、そのうち女性は2257人。わずか16%にすぎない。2割にも満たなかった。残念でならない。

女性の立候補はもっともっと増えていい。

それに、立候補を決意する女性が増えたら、無投票選挙区がぐんと減るだろう。

無投票当選は、立候補しただけで選挙を経ずに議員になれるわけで、民主主義ではない。女性が立候補に踏み出せないのは、夫や家族の反対が大きいからと言われる。それを考えると、夫や家族が、民主主義を阻む最大の障害のひとつだと言える。日本の民主主義のために、夫や家族よ、妻・母・娘の政治参加に理解を示せ、と言いたい。

日本列島で、今、2257人の女性たちが、選挙運動を繰り広げている。2257通りの葛藤を乗り越えて…。


【写真:12人のうち女性はたった1人。長野県富士見町議会は定数11人。かろうじて無投票にならなかった。同町公営掲示板。2019年4月17日】



どう変わった「女性ゼロ議会」「紅一点議会」

女性ゼロ議会にしてはならぬ

これが北欧の言う平等だ!

世界で最も家事をしない男性は日本人

北欧はなぜ住みやすいのか、なぜ幸福なのか





# by bekokuma321 | 2019-04-17 22:25 | その他

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フィンランドの国政選挙で、過去最高の92人の女性が当選した。全200議席の46%。


北欧5カ国は平等・福祉で世界の覇者だ。バロメーターのひとつ、国会議員に占める女性の割合は、IPUによると、スウェーデン47.3%、ノルウェー40.8%、アイスラン38.1%、デンマーク37.4%。


今回、フィンランドは、北欧諸国中スウェーデンに次いで第2位となった。


政党別では、中道左派の社会民主党が40人当選して、第1党。この社会民主党の候補者リストのトップに登載された党首が首相となって、連立政権を組閣する予定だ。


一方、社会民主党と異なったイデオロギーを持つ極右フィン人党は、39人が当選した。社会民主党との獲得票の差はわずか02ポイント。その僅差は1人の差となって表れて、社会民主党が第1党、フィン党が第2党となった。まるで、オリンピック競技のように正確だ。


比例代表制選挙は、政党ごとの得票率で、その政党の当選者数が決まるので、有権者の意思がほぼ正確に議席に反映するのである。


男女比はこうだ。各選挙区の政党内で候補者リストの話し合いが行われる→クオータ制内規によって女性は40%以上とされ、リストの登載順が決まる→選挙区の候補者リストが決まったら、政党ごとの決定機関で最終決定される→選挙区の選挙管理委員会にリストを提出する→選挙になると、有権者は政党の候補者リストを見て気に入った政党に投票する→政党ごとに候補者の上から当選するので女性は例外を除きほぼ5~4割となる


前回2015年のフィンランド総選挙では、国会議員200人に2146人が立候補して、そのうち女性は845人、全候補者の39.4%を占めた。結果は、女性83人が当選し、全体の41.5 %だった。おそらく、女性を候補者リストの上位に登載した政党があり、女性当選者の割合は、候補者割合より多くなったのであろう。


今、日本列島は、候補者11人が1票の獲得に死に物狂いの選挙運動を繰り広げている。小選挙区制型の選挙は、新人女性やハンディをかかえた人には過酷きわまりない、と思う。

【写真はフィンランドの「男女半々議会にしよう」というポスター。フィンランド語の意味は「叫ぶ芸術」第30回リップスティックで男女平等





# by bekokuma321 | 2019-04-16 11:04 | 北欧

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414日、統一地方選後半戦が始まった。NHKの総務省発表によると、314の市区議員選挙に9141人が立候補した。その全定員は7511人。前回より377人減った。

その一方で、女性は1680人が立候補し、全立候補者9141人の18.4%で、過去最高らしい。

とはいえ、候補者の8割以上が男性であることに、がっかり。男女半々をめざした「候補者男女均等法」の目標に、あまりにも遠く遠くかけ離れている。

4月16日には、町村議会選挙が告示される。こちらの女性候補はさらに少ないだろう。

町村議会の立候補者は「ヨリアイ」とか「マケ」とか「ジョウカイ」とか、名前はさまざまだが、地域に根差した独特の会の洗礼を受けなければならない。会の構成員は世帯主とされているところがほとんどで、その結果、女性排除マシーンと化しているからだ。

現行の選挙制度に限界があるのは明らかだ。



# by bekokuma321 | 2019-04-15 13:19 | その他