2026年 02月 24日
案内3/4 「アイスランドの女性の休日」から考えるジェンダー改革と選挙
映画「アイスランドの女性の休日」が、日本女性たちを感動させている。
そのアイスランドを訪れたのは、30年も前。私はノルウェーのオスロで男女平等政策を取材調査していた。そこに、「アイスランドの首都にフェミニスト市長が誕生した」というニュースがはいってきた。私は、すべてをなげうって、オスロからレイキャビクに飛んだ。

というのも、アイスランドは、それ以前から、「女のゼネスト」(女の休日の当初の名前)をやってのけた国、フィンボガドッティルという女性の大統領を選んだ国、「女性党」から国会議員6人を当選させた国、として記憶に刻まれていて、いつか訪れてみたい、と私は恋焦がれていた。
短期間の滞在だったが、フェミニスト市長、大統領、国会議員、女性党のメンバーなど、素晴らしい女性たちに出会った。誰もが温かく歓迎してくれた。
取材した内容は、新聞や雑誌に発表し、後に、「レイキャビク発 世界初のフェミニスト市長」として、『ママは大臣パパ育児――ヨーロッパをゆさぶる男女平等の政治』(三井マリ子著、明石書店、1995年)第2章にいれた。当時、アイスランドの男女平等について書かれた本はなかったようで、うれしい反応がいくつかあったことを覚えている。
さて、昨年秋ごろから、日本各地で、アイスランドの「女のゼネスト」に関するドキュメンタリー映画が人気をはくしているとSNSで知った。
映画のタイトルは、「女性の休日」。やるの? できるの? 必ずやる? 1975年10月24日アイスランド全女性の90%が仕事も家事も一斉に「休んだ」 世界を変えた、知られざる運命の1日のドキュメンタリー。監督はアメリカのパメラ・ホーガン。
3月4日は、国際女性デー3/8間近の女性週間だ。アイスランド女性が一斉に休んで国の機能をマヒさせた一大イベントは、そもそも、いかにして生まれたか、きっかけとなった女性運動、その後の女性議員の大躍進などを、紹介したい。映画を観たひとも、観てないひとも、どなたも、お気軽にどうぞ!
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