2025年 06月 14日
「女性不在120余年の歴史を破って」を聞いて by 安田晶子
青森県野辺地町の高沢陽子議員の「女性不在120余年を破って」が、6月13日、終わった。主催は「楽しく比例制をめざす会」。先約があり、トーク後の話し合いに加われなかった参加者から、感想が届いた。
追記:感想に書いてある質問に、ゲスト高沢陽子さんから返信がきた。「楽しく比例制をめざす会」(フェイスブックのルーム)をご覧ください。
●●● 「女性不在120余年の歴史を破って」を聞いて●●●
昨夜は早めに退室してしまい、失礼いたしました。
青森であんなにも長く奮闘してきた方がいらっしゃるのですね。何があっても諦めずに声をあげ続けたこと、女性には政治が合ってると思って、本当に政治の世界に入られた勇気に感服しました。その本人から直接お話をお聞きすることができてとてもよかったです。
NTT は全国規模の会社ですから、他の地域でも、高沢陽子さんと同じような女性差別的立場に置かれ、同じような思いを抱えた女性がいらしたはずですよね。そんな全国の女性たちの連帯のような動きは、当時、ありえたのでしょうか。
昨日、最新のジェンダーギャップレポートが出ました。男女平等度トップは北欧諸国で、日本は前年と同じ118位でした。
男女平等が進む北欧の話を私がすると、よく「北欧は、人の数が少ないから女性が連帯できるのだ」という反応があります。北欧に比べて確かに日本の人口は多いですが、例えば日本の中では青森の人口はとても少ないです。そうならば、青森のエリアだけでも女性が連帯しあえて、他のエリアより男女平等が進む、とも考えられるのですが…そうもいかないようですね。
今、ちょうど東京都議選です。東京都議会は、日本の中では女性議員率がとても高いし、都知事は女性です。今回の選挙で、もっと女性議員が増えて、東京から日本が変わるといいなと思います。
時代とともに賛成の声が大きくなっても、国会では一部の反対で全く通らない選択的夫婦別姓の流れも、東京都から変えていけたら、と思います。
昨夜はお誘いありがとうございました。
安田 晶子(NPO法人YouToo代表 〜シニア女性の居場所をつくる〜)


