2025年 03月 13日
報告 3.8国際女性デー青森集会に参加して
青森市の3.8国際女性デーに参加して、世界の女性ポスター展を見、それにまつわる講演を聞きました。
私は、『 i女のしんぶん』の読者で、三井マリ子さんが連載している『叫ぶ芸術』ポスターと解説を毎月楽しみにしています。ポスターのなかで、もっとも印象的だったのは、「赤いバラの闘い」と題された女性器切除(FGM)についてのポスターです。北京の国連世界女性会議で話し合われたらしいのですが、FGMについて初めて知った私はショックでした。日本では今でも知らない方が多いですね。

早いもので、今年は北京から30年。北京JACの会員なので、女性議員の活躍等を見聞きする機会は多いですが、30年経っても女性議員はまだまだ情けないほど少なく愕然とします。
国立女性教育会館(ヌエック)についても思いを巡らしています。宿泊や研修施設が閉鎖されると知って、反対の署名もしました。ただ、私たちがもっと利用できていたら良かったといまさらながら残念です。なかなか埼玉県の嵐山までは行けず、はがゆく思うと同時に、日本各地に女性たちが気軽に立ち寄れる女性施設が今こそ必要だと思っています。
三井マリ子さんの講演後、会場から「前に出るのは男性でいいと、女性自身が認めている、またそういう女性たちが多い」という発言がありました。確かにそういう女性自身にも問題があるとも思います。私も、さまざまな運動をしてきて、報われないことが多く、ともすると無力感を抱くなど、これは自己満足でしかないというあきらめに陥ってしまいがちでした。
でも、三井さんは、「1人でも、少なくても、前に出るんです。ノルウェーなど北欧だって初めは1人しかいなかったり、少人数だったんです」と答えました。感動しました。
ノルウェー社会を知るにつけ、教育が大事だなぁと感じています。学校のカリキュラムも子どもの側が一緒に話し合いに参加できるって素晴らしいと思いました。今回、三井さんは、高校の生徒会が主宰する「スクール・エレクション」(模擬選挙)を紹介し、校内での選挙運動風景や、その結果を新聞やテレビなどメディアが大々的に報道している写真を見せてくれました。本当に驚きました。羨ましい限りです。
日本の話に戻りますが、以前、高校生へのアンケートで、政党名を伏せて政策でどこが良いか選ばせたら共産党が一番だったという話を聞いたことがあります。私は共産党員ではないものの、北欧のように、人ではなく政策で支持・不支持を考え、選挙では個人ではなく政策で選べたら、結果はどうなのか、と考えます。北欧諸国はみな比例代表制選挙のようですが、三井さんの解説にあったように、政党を選ぶだけでなく、投票のとき候補者も選べるようになっているなら、さらにいいですね。
資金が無くても、必死でカンパを募らなくても立候補できる、そういう選挙なら、今の日本の自民党のように政党交付金だけでなく裏金まで使って選挙することはなくなると思います。
さまざまなことを学ばせていただき、たくさんのパワーを貰いました。ありがとうございました。
みんなでLykke til!
戸川雅子(3.11集会主催者「なくそう原発・核燃 あおもりネットワーク」、i 女性会議会員)

【写真は主催した3.8国際女性デー青森集会実行委員会提供】
【更新 2025/3/14 写真を追加】

