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「日本人の私がノルウェー地方選に立候補して思ったこと」 by リングダール裕子@ベルゲン

ノルウェーのベルゲン大学で日本語講師をするリングダール裕子さん。2023年9月11日に行われたノルウェー地方選に立候補した。残念ながら当選はかなわなかった。その裕子さんから選挙運動奮戦記が届いた。


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ノルウェーの地方自治体選挙がようやく終わった。だが、9月13日、水曜日時点で、ベルゲンではどの政党が市のトップの座を握るのか、どの政党とどの政党が連立を組んで市政をつかさどることになるのか、まだ決まっていない。


今回の選挙は、生まれて初めて自分の名前がベルゲンを含む県議会議員の候補者名簿(リスト)登載されたという意味で、私にとっては特別な選挙になった。


ノルウェーにおける選挙運動は、さまざまな方法で、ありとあらゆる場所で行われる。私の入党している労働党ではトレードマークである真紅のバラを持って戸別訪問をしたり、ショッピングモールや街頭で、バラだけでなく、コーヒーや手作りケーキなどを配ることもある。


ベルゲンは7つの山に囲まれた街であることから、ハイキングが盛んだ。そのためハイカーにジュースを配ることもある。私は人参を買って配ったが、これが大人気だった毎日曜日には労働党主催のハイキングも行われた。


ベルゲン市内の街のあちこちで、多くの政党は、選挙事務所(注)を軒を連ねるように設置して、選挙活動を行った。興味深いことは、敵同士であるはずの政党なのに、お互いに挨拶しあったり、お互いの飲み物や食べ物をもらったり、楽しく会話を交わしながら選挙活動をする光景である。


労働党は今回の選挙で残念なことに負けてしまったが、2年後の国政選挙では、大勝利を収めたい。私もノルウェー国の民主主義のために惜しみない努力をして、より良い国づくりをしようと思う。



2023年9月13日


リングダール裕子(ベルゲン大学講師、ベルゲン労働党)



「日本人の私がノルウェー地方選に立候補して思ったこと」 by リングダール裕子@ベルゲン_c0166264_15503283.jpg
▲ベルゲンでの選挙運動。選挙テント内でお菓子やコーヒーを配るリングダール裕子候補(サングラスの女性)


【注:選挙事務所といっても、組み立てが簡単なテント。各党のテントの大きさや高さはほぼ同じで違うのはテントの色。党のシンボルカラーを使う。比例代表制という政党を選ぶ選挙なので日本のように候補者個人が自分の選挙事務所を賃貸して運動拠点にすることはありえない】


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by bekokuma321 | 2023-09-16 18:46 | ノルウェー