2023年 08月 03日
日本と対決するノルウェー女子サッカーチームの歴史
8月5日(土)、女子ワールドカップは、ノルウェーと日本が対戦する。
そのノルウェーの、世界一のサッカー選手の1人、アーダ・ヘーゲルベルグAda Hegerbergが、さきほど、練習に出てきたそうだ。とすると、鼠径部痛症候群のためフィリピンとの試合にも出られなかったアーダが、もしかして日本との試合に出るかもしれない。
アーダの出場可能性がノルウェー人はじめ多くのファンを喜ばせているのは、脚のコンデションがいいようだということだけではない。彼女がノルウェーチームとして出場するのは、実に5年ぶりだからだ。
アーダは、「男女平等のチャンピオン」だ。彼女は、ノルウェーサッカー協会が男女平等の賃金や待遇をとっていない、と抗議を続けてきた。彼女は、議論の末、2017年、ノルウェーチームから抜けて、2019年、ついに FIFA女子ワールドカップを欠場した。
アーダは、男女平等のためにワールドカップを袖にしたのである。こんな選手が過去にいただろうか。2019年、CNNの取材に、彼女はこう語った。
「お金の問題ではないのです。優れた男子選手が巨額のお金を稼いでいることに敬服しています。でも、私は、希望にあふれる若い女の子たちが男の子と同じ機会を確実に得られるようにしたいのです」
男女平等への道はどの国でも平たんではない。ノルウェーを含む北欧だって同じだろう。でも、アーダの話から、北欧の男女平等は、ひとりひとりの女性が孤立を恐れず、それぞれの持ち場で闘いのこぶしをあげてきたからだと、つくづく思う。
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■UEFAreleases women’s football documentary series EQUALS | Inside UEFA | UEFA.com
■Home - ALL IN: Towardsgender balance in sport (coe.int)
■2605138_DOWNLOAD.pdf(uefa.com)
【写真 Ada Martine Stolsmo Hegerbergのフェイスブックより借用】

