2022年 08月 08日
男女格差の小さな国々は比例代表制(2022年ジェンダー・ギャップ)
日本は、最新のジェンダー・ギャップ指数で、世界146か国中116位だった。すでに、この数字は多くのメディアで報じられている。しかし、そのトップテン全ての国が、比例代表制中心の選挙をとっていることは余り知られていない。

スイスにある世界経済フォーラムが、政治、経済、教育、健康の4分野を調査して公表している。日本は、昨年の120位から116位へと、4ランクあがった。だが、先進国で最下位は変わらない。それに前は156カ国だったから10カ国少ない。日本の内訳を見ると、健康指数と政治指数がほんの少し上がったからのようだ。
政治分野では、日本は146カ国中139位だ。日本より男女格差がひどい国は、わずか7カ国しかない。
政治分野に女性がこれほどまでに進出できていない、その最大の理由は、選挙制度だろう。日本はトップテンの国々とは異なって小選挙区制中心の選挙だ。たったひとりしか当選しない小選挙区では、まず候補者に女性が選ばれること自体、きわめて少ない。女性が当選しにくい制度なのだ。
それにしても教育が1位なのにはクビを傾げてしまう。基礎となった初等教育・中等教育・高等教育の3分類のうち、日本では、高等教育の男女格差が大きい。そのデータが出されていないのである。
■WEF:Global Gender Gap Report 2022 (PDF)
■76年間いったい日本は?(女性衆院議員1946~2022) : FEM-NEWS (exblog.jp)
■日本はジェンダー・ギャップ120位、うち政治分野147位 : FEM-NEWS (exblog.jp)
■男女平等ギャップと選挙制度(2019年ジェンダー・ギャップ) : FEM-NEWS (exblog.jp)
■女性議員増には比例代表制とクオータ制(IPU) : FEM-NEWS (exblog.jp)
■比例代表制は男女格差を縮める(世界経済フォーラム2017) : FEM-NEWS (exblog.jp)
■国会の女性率 日本166位から163位に上がった背景に比例代表制(IPU 2022.7.1) : FEM-NEWS (exblog.jp)
■女性議員増「比例代表制&多数定数選挙区で」 : FEM-NEWS (exblog.jp)

