2022年 04月 18日
案内 4/29集会「センセー!セクハラは犯罪です」@川越市
今年1月、さいたま地方裁判所川越支部からひとつの判決がでた。市議会議員からセクシャルハラスメントを受けた女性職員の全面勝訴だった。裁判長は、慰謝料など110万円を女性職員に支払うよう元議員に命じた。
ところが元市議は反省するどころか、自らの非を認めず、控訴した。事件は東京高裁に移る。

男性議員は辞職。その後、彼は、女性職員によって名誉を棄損されたと、彼女を提訴。それに対して女性職員は、精神的苦痛を受けたことへの慰謝料を求めて反訴した。
セクシャルハラスメントは、支配する側が支配される側に、このくらいどおってことない、とたかをくくって行う卑劣な性暴力だ。女性(男性の場合もある)の人間としての尊厳を奪い、働く権利を奪うことも多い。被害者が、ノーの声をあげても、加害者は聞こうとしない。逆にセクシャルハラスメントを加速させることさえある。まともに抗議すると、あろうことか(川越市のように)被害者のほうが「名誉棄損」だと訴えられたりする。職場によっては、被害者側が村八分に追い込まれる。
裁判になると何年という時間がかかる。おカネもかかる。加害者側の弁護士による、容赦ない言葉の攻撃が襲いかかる。葬り去ってしまいたい過去が赤裸々にされる。被害者をうそつきよばわりする表現がキバを向く。人格を否定される。眠れない日々・・・。
それでも、女たちは、法廷で闘わなければ、と意を決する。しかし、この長く苦しい闘いに耐えなければ、セクシャルハラスメントがなくならない社会っていったい何なんだろう。もう一度、川越市のセクハラ事件をもとに、セクシャルハラスメントについて考えてみたい。

