2021年 08月 25日
国立女性博物館も選挙モードに(ノルウェー国政選挙2021)
コロナ感染がおさまっていたら、今頃、ノルウェーで国政選挙の取材に飛び回っていただろうが・・・。
ノルェーの投票日は9月13日、月曜日だ。憲法で定められている。解散はない。だから予定をたてやすい。準備をしやすい。
選挙運動期間もないから、年から年中、選挙運動ーーほぼ討論会ーーをできる。とはいえ、本格的に動き出すのは夏休み明けの8月からだ。
8月にはいるとメディアは、どんどん選挙モードに変わる。世論調査結果が定期的に棒グラフで示されて、政党の支持率や変化が一目瞭然だ。テレビでは、各党の有力候補をゲストにした政策討論番組が増える。
政党関係者、労働組合、女性団体、市民団体から、次々に選挙討論会の知らせが届く。「セーブ・ザ・チルドレン」という子ども団体は、「民主主義って何ですか?」と街角で大人たちにインタビューした動画をHPにリリース。子どもに答える大人たちの表情もいい。
先日は、国立女性博物館から「選挙討論会」の案内が着た。病院の統合化によって、産院や産科が遠くなることに反対する女性団体ブーナッド・ゲリラと共催だ(↓)。題して「選挙デベイト:産む性のための闘い」。日本で、国立と名のつく公共団体が選挙前にこんなイベントをしたらただちに補助金をカットされるのではないか。
さまざまな報道機関がつくる「Valgomat 選挙マシーン」と呼ぶ「支持政党クイズ」もおもしろい。たとえば「保育園の民営化にあなたは:大賛成、賛成、どちらでもない、反対、大反対」というふうに、30ほどの政策に対して答えていくと、最後に「あなたの考えにもっとも近いのは、〇〇党です」と示される。
私も試してみた。すると、私の考えに近い政党は、A新聞社の「Valgomat 選挙マシーン」は左派社会党、B新聞社は労働党、C新聞社はキリスト教民主党と出た。これはどういうことか。ひとりで笑った。

■ペン、リップクリームにコンドーム、etc(ノルウェー選挙)
■民主主義の力を養うノルウェー自治体の1週間 : FEM-NEWS (exblog.jp)

