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35年前の5月9日、世界初の「女性の内閣」がノルウェーに誕生した

35年前の今日、ノルウェーのグロ・ハーレム・ブルントラント首相は、大臣の7人を女性に指名した。首相も含めると、閣僚18人のうち、女性は8人。40%だった。


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そう、1986年5月9日、世界初の「女性の内閣」が誕生した。


10日後の1986519日。朝食をとりながら手にした新聞に「ノルウェーの新閣僚、18人中女性が8人」という記事を見つけた。記事にはこう書かれていた。


「あらゆる組織で、女性の比率を最低40%とする、というのが労働党の方針…」


私は記事を切り抜いて、本棚側面の目立つところに貼りつけた。


40%を女性にする方針って何だろう」。今では、世界が知っている「クオータ制」。しかし、当時の新聞にはクオータ制ということばはどこにもなかった。図書館で調べてもわからなかった。インターネットのない時代だった。3年後の1989年夏、短い休みをとってノルウェーに飛んだ。インタビューを重ねて、クオータ制は、政治権力を男女平等にする切り札だとわかった。


北欧ノルウェーに衝撃を受けた私は、高校教員を辞めて、議員に立候補した。男女平等を政治のなかで進めていこうと、決意を固めた。




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▲日本にも届いた世界初の「女性の内閣」(朝日新聞 1986年5月19日。三井著『ノルウェーを変えた髭のノラ:男女平等社会はこうしてできた』p10より転載)


女性議員増には比例代表制とクオータ制(IPU) : FEM-NEWS (exblog.jp)


【更新 数字のミスを訂正した。2021.5.11】

by bekokuma321 | 2021-05-09 23:59 | ノルウェー