人気ブログランキング |

日本はジェンダー・ギャップ120位、うち政治分野147位

最新のジェンダー・ギャップ指数が出た。世界で最も男女平等に近いのは前回同様、北欧アイスランド。日本は120位。前回の121位からワンランクあがったとはいえ、世界最下位クラスに変わりない。政治分野は147位とワースト・テンのお仲間だ。


世界経済フォーラムが、世界156カ国の経済、教育、健康、政治の4分野を調査して、男女格差がどのくらいあるかを数字ではじき出したもの。


トップ・テンは以下のとおり。デンマークを除く北欧4カ国がすべてはいっている。東欧のリトアニアが前回よりグンと伸びて8位。逆にニカラグア、スペイン、ドイツは10位圏内から落ちた。おもしろいのは選挙制度だ。ほぼみな比例代表制選挙なのだ(注)。



日本はジェンダー・ギャップ120位、うち政治分野147位_c0166264_20451709.jpg


世界経済フォーラムによると、女性は156カ国の約35500議席の26.1%しか占めていない。8位のリトアニアは、国会議員27.7%と平均値だが、女性の閣僚がゼロから42.9%に急増したと記載されている。


とにかく、女性の政治進出を決める最重要ツール、それは選挙だ。


世界各国の男女格差がなくなって男女平等になるためには136年、とりわけ男女格差の大きい政界で男女平等が達成されるには146年かかるらしい。147位の日本はもっとかかるだろう。気が遠くなる。


繰り返すが、トップ・テンの選挙制度は、リトアニアを除くすべてが比例代表制中心だ(リトアニアは国会議員の半数を小選挙区で半数を全国区比例代表で選ぶので、小選挙区中心の日本より比例代表度が強い)。


日本の男女格差を縮めるには、あれやこれややらなければならないことが多すぎて目が回るが、まずは、一日も早く選挙を比例代表中心にしたほうがいい、と思う。


【注:FEM-NEWがIPUの国別選挙制度を調べて出したもの。Parline: the IPU’s Open Data Platform


Global Gender Gap Report 2021 pdf

男女平等ギャップと選挙制度 : FEM-NEWS (exblog.jp)

比例代表制は男女格差を縮める(世界経済フォーラム2017)

女性議員増には比例代表制とクオータ制(IPU)

選挙制度は政治を根本から変えた(ニュージーランド)

女性議員増「比例代表制&多数定数選挙区で」 : FEM-NEWS (exblog.jp)



by bekokuma321 | 2021-04-01 21:24 | 北欧