2021年 01月 26日
国会における女性議員率、日本は世界193カ国中166位(IPU)
2021年初の世界の国会(第一院)における女性議員の割合が出た。
日本は193カ国中166位だった。これは165位サモア、167位カタールの間に位置する。世界の平均は25.5%。
2020年最後の統計で日本は167位だったので、ワンランク上に行ったことになる。あー、なんとまあ、めでたい!
世界第1位はアフリカのルワンダで、このところ不動だ。驚いたのはニュージーランド。20位から4位に大躍進し、北欧諸国を軽々と抜いた。2020年秋に選挙があり、120議席中、女性58議席、48.3%となったからだ。男女半々(パリテ)に手が届きそうだ。
それは、日本が小選挙区制中心の選挙制度に変えた同じ頃、ニュージーランドは小選挙区制を捨てて比例代表中心の選挙制度に変えたことが影響していると思われる。比例代表中心に変わって、徐々に女性議員が増えてきたのだ。
表は、IPUのMonthly ranking of women in nationalparliaments_Ranking as of 1st January 2021 をもとに製作した。
■日本の女性国会議員率、世界123番目(2009.9.30)