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案内「地方議会がたいへんですよ!これじゃ増えない女性議員」

瀬野喜代さん(元荒川区議)が、「これはおかしい」と、ネット署名changeで呼びかけたのは、20203月だった。


埼玉県日高市議会は、新型コロナウイルス感染防止を目的に、20203月定例会では一般質問をしないと全員一致で決めた。しかし田中まどか市議は、フェイスブックに「一般質問を中止すべきではないと思っている」などと投稿した。それが、議員辞職勧告決議へと発展。


それを知った瀬野喜代さんは、問題とされた田中さんのフェイスブックの内容は、議員として当然の議会報告だと考えた。


実は瀬野さん自身、似たような経験を持っているという。荒川区議だった頃、荒川区では、本会議や委員会に出たら1日3000円支給されていた。あろうことか区議会は、それでも足りずと理事会に出席しても費用弁償3000円を議員に支給しよう、と決めた。それを瀬野さんは「費用弁償3000円に群がる区議たち」とホームページに批判的に書いた。それを知った議長から瀬野さんは呼び出されて「削除しろ」と要求された。削除を受け入れざるをえなかった瀬野さん。その経験を、「荒川区は保守的だから、ひどい議会なのだろう」と苦々しく思っていたという(注)。


瀬野さんによると、少数意見を排除するといった似たような決議をあげた議会が、全国に毎年20以上あった。地方議会は女性議員がまだまだ少ない。女性が誰もいない「女性ゼロ議会」は311もある。しかし、これではさまざまな障害を乗り越えて立候補して議員になろうという女性は増えないだろう。


そもそも、言論の府である議会で、こんな形で多数派に対する異論を封じていいのだろうか。


日高市の問題は単に一地方の一人の女性議員の問題ではなさそうだ。関心のあるかた、集会にどうぞ。


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【注】瀬野喜代議員(当時)は、「費用弁償3000円」などと書いた自身の区議会報告を新聞折込みによって区民に伝えた。その区議会報告を多数派である自民党の控室にfaxする区民が出てきたという。こうして、ついに、瀬野さんの考えを自民党が発案して、荒川区議会はすべての費用弁償を廃止するに至った。


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by bekokuma321 | 2020-11-17 10:02 | 日本