2020年 08月 31日
『さよなら!一強政治――徹底ルポ 小選挙区制の日本と比例代表制のノルウェー』本日発売
『さよなら!一強政治――徹底ルポ 小選挙区制の日本と比例代表制のノルウェー』(三井マリ子著、旬報社)は31日発売です。
安倍首相の辞意表明が重なったのは偶然です。それに、安倍さんの後を誰が継ごうが、私たちをとりまく没民主主義体制はそのままだと思われます。
それは「小選挙区制選挙」だからです。勝ち組の政党は5割以下の得票で7~8割の議席を独占できます。その結果、ご存知、忖度・隠ぺいの「やりたい放題」が可能になるのです。
「許せない」と思ったら、対立政党に投票して政権を交代させればいいではないか、という人が大勢います。小選挙区選挙ですから、腐敗政権を懲らしめるには、それ以外に道はないことがわかります。ですから次の選挙でも私は投票に行きます。
でも、小選挙区制という選挙制度は、あまりにもおおざっぱすぎます。少数派に入れた票は全て「死に票」となります。少数派は選挙権がないも同然なのです。しかも、一票の格差は永遠に解消しません。
北欧諸国など多文化成熟社会は、とうの昔に小選挙区制選挙の没民主性に気がついて、比例代表制選挙もしくは比例代表制に近い選挙制度に変えてきました。私たちが本気で政治不信や男女不平等を解消したいのであれば、遅ればせながら、比例代表制中心の選挙に変えるしか道はない、と私は思います。
小選挙区制を比例代表制に変える事の困難さはわかっているつもりです。
平塚雷鳥は、1911年9月、雑誌『青鞜』創刊号に「元始、女性は太陽であった」で始まる宣言文を寄せて、女性解放ののろしをあげました。彼女はその最後をこう結んでいます。「烈しく欲求することは事実を産むもっとも確実な真原因である」
そうだ、「比例代表制を」と烈しく欲求することから始めよう。こんな思いを胸に民意が反映されない選挙制度の日本と、民意が反映されて民主主義度世界一のノルウェーを比較ルポしました。1冊1700円。
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