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「北京+25」報告書、165カ国提出も日本は未提出

「北京行動綱領」は、1995年、北京・国連女性会議で採択された、男女平等への具体的行動指針だ。25年間、どう取り組んできたか。2019年5月1日まで、国連は、加盟国に「北京+25」報告書を提出するよう求めていた。165カ国は提出した。国連のホームページで誰もが読める。

しかし、日本政府は出してなかった。締め切りから半年ほど過ぎている。

担当する内閣府男女共同参画局(☎03-5253-2111)にどうなっているかを聞いてほしいと、呼びかけた。大勢の方が電話をかけたもののなぜ国際的約束をほごにしたのか、は、いまだ不明のままだ。

内閣府男女共同参画局は、諸外国のように、次のような経緯をとるべきだったろう。


【男女共同参画局は、今年初めごろ、全国の女性運動団体などに、「1995年からほぼ25年。北京行動綱領の12分野に対して、どう運動をしてきたか、どこが達成され、どこが達成されないか、今後どうすべきかを報告をお願いする」と呼びかけて、2月頃とりまとめ案を作成し、3月には同書面を、運動団体に返して、点検してもらい、4月には英語による翻訳を完成して、提出】


しかしながら、今すぐ、提出したとして、「世界166番目」だ。以下は、内閣府男女共同参画局に電話をした方々の報告の一部である(実名や肩書は削除)。最下は、中嶋里美元所沢市議のハガキで、許可を得てそのまま載せる

●内閣府に電話して聞きました。最初は「担当者が不在で・・」とサイトにあるような対応でしたので、担当者の名前を伺ったら、佐久間さんという方が電話に出られて、「今、報告書作成中」とのこと。いつ提出できるのか? 提出を忘れていたのか?を問うたら、「期限は不明、未提出なのは諸事情・・・」。結局、何もわからず。が、提出する際には、男女平等値が国際的にも100以下の日本の現状を反映すると、達成できていない項目が多くなると思うが、現状を正確に反映した報告書の作成を、お願いしました。報告書を提出したらホームページで報告するそうですが、サイトをいつもチェックできませんからとあらかたの提出予定を再三お聞きしたのですが、不明とのこと。本日はここまでが限界でした。 (東京都)

●さきほど、内閣府男女共同参画局に電話しました。担当者が席をはすしている、と答えました。国民にも、国際的な信用問題にもなる、と訴えました。報告書ができたら、連絡してくださいと伝えてます。(福岡県)


●国連への報告書 未提出の件で、私の住む市在住の男性が内閣府男女共同参画局に、11/6、抗議の電話を入れました。女性の職員が電話に出て、「今、調査中です」と答えたそうです。遅れているのは安倍首相が圧力をかけているからか?と聞くと、そういうことはありません。と答えたそうです。(埼玉県)


●日本政府のいい加減さがホントによくわかりますね! これまでもCEDAWからの勧告を馬耳東風とやり過ごしてきた実績(?)のある日本ですから。それでも撤廃条約の報告書だけは提出していたと思いますが、北京行動綱領の報告書を出していないのは内容がなさすぎるからでしょうか? ともあれ、内閣府に電話しました。受付でどんな用件かを聞かれましたが、受付担当者は「北京行動綱領」がわからず、何度も聞き返された後、ようやく参画局につながったものの、これまで電話をした方がたへの対応同様、「担当者が席を外している」「帰ったら電話をする」というものでした。まだ、電話はかかって来ません。(神奈川県)


●内閣府の男女共同参画局(03-5253-2111)に、電話しました。 電話をかけた方が担当に繋がったということを聞いていたのでで、電話入れました。受け付けには繋がり、自分の名を職業名を名乗り、要件は、「北京行動綱領」報告書について、担当者、お願いします。その後、係りの者が不在、何時席に戻るか不明との返事でした。電話しましたが、担当者不在!戻ったら電話をくれるという事だったが、昨日は無し!月曜日待ってみて再度かけてみます (神奈川県)

111日(金)午後に電話しました。電話に出たのは参画局の電話対応の方で、用件を聞かれ、「北京行動綱領」の件だと言うと、しばらく待たされて、担当者は会議中とのことでした。そこで、担当はどういう名称なのか、窓口の名称を教えてほしいと言ったのですが、案件を言えばつなぐのでと、窓口の名称をなかなか教えてもらえませんでした。いろいろ「やり取り」をした結果、ちょっと待ってくださいということで、そのあと、「国際係」ということがわかりました。再度、夕方に電話し、電話に出た方に「国際係」につないでほしいと言うと、ようやく担当の方が出てこられました。「報告書は現在作成中で、出来上がりしだい提出する、締め切りが過ぎているが・・」と低姿勢でした。あまりにも遅すぎる、早く提出すべきと抗議をして電話を切りました。電話のやりとりは以上ですが、内閣府の機構図を見ると、参画局は3つの課(総務、調査、推進)で構成されているのですが、「国際係」がどの課なのか、電話受け付けの方は言われませんでした。窓口名を教えないように言われているのかと、思わざるを得ませんでした。窓口名を聞くのに、こんなに声を大にしなければならないのは、初めてで、一般市民の声を避けているようにしか思えませんでした。男女共同参画社会基本法20周年だった今年、参画局は記念行事をしていません。このこともおかしいと思っていましたが、今回の北京行動綱領25年の報告書提出がこんなに遅い、締め切り過ぎても平気ということは、堪えがたい現実です。ジェンダー平等実現をやる気がないも同然です。 この現実を教えていただき、感謝!です。男女共同参画局に問い合わせ、抗議の声を届けることがなによりも大事かと思います。また、臨時国会開催中でもあり、国会議員の方にこのことを取り上げていただけないのかとも思いました。(大阪府)


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1995年「北京宣言・北京行動綱領」 (←361条すべて読める)

北京で開かれた国連世界女性会議で日本政府を含む189カ国の政府が採択した内容:たとえば、政府や地方自治体や非政府機関などは、次のアクションをとること、と明記されている。「暴力を受けた少女及び女性に対し,医療面,心理面その他のカウンセリング・サービスとともに十分な資金を与えられた避難所及び救援物資,さらに必要な場合には,無料または低料金の法的支援,並びに彼らが生計手段を見つけることができるようにするための適切な支援を提供すること。」[北京行動綱領 125 (a)]


【更新:20191114】

by bekokuma321 | 2019-11-13 10:57 | その他