2019年 07月 29日
支持17%で議席38%の自民(2019参院選比例区)

先日紹介したように、参院選選挙区において、有権者のうち自民党を支持した人は、19%にすぎないのに、議席は51%もかっさらった。なんという不公平!
では、比例区はどうか。それぞれの政党の得票率に比例して議席が配分されるため、小選挙区制のような「作られた多数派」ができる可能性は小さいと言われている。今回の選挙結果を見ても、さまざまな政党から当選者が出ている。自民はわずか38%で、公明を入れても過半数に届かない。より現実の民意に近い。
では、その比例区において、有権者のうち自民を支持した人はどのくらいいたのだろう。7月22日の朝日、29日の赤旗の報道をもとに円グラフにしてみた(上)。やはり、比例区でも自民党は支持率に比べて議席は多すぎるではないか。選挙区ほどひどくはないにしても、自民党を支持した人はわずか17%にもかかわらず、議席は38%である。
原因は、投票率が余りに低かったからだ。48.8%だという。
参院の議員は、選挙区74、比例区50なので、6対4で選挙区の定数を多くつくっている。自民の牙城の選挙区に住んでいたら、「さあ、選挙に行こう」などと思う人は少ないのが当たりまえだ。
そう、投票率を上げるためにも小選挙区制をやめて比例代表制選挙に変えることだと思う。短期的には、まずは選挙区の定数を減らして、民意の反映しやすい比例区の定数を増やせ、と言いたい。

