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全国フェミニスト議員連盟サマーセミナー@熊本

7月6、7日、全国フェミニスト議員連盟が毎夏開催しているサマーセミナーに参加した。今年は熊本市だった。


それに先立つ5日、「女性ゼロ議会」の大分県杵築(きつき)市を訪れた。杵築市は、2回連続して女性候補が出てない。


交流会に参加した杵築市民の中山田さつきさんは、夫が元杵築市議。彼の引退後、「夫の跡継ぎは私の信条に合わない」と自身の立候補は全く考えず、女性候補探しに動いてきたそうだ。市民をまきこんで運動をしてきた彼女の話を聞いているだけで、この人がいる限り、じき女性議員が誕生するだろう、と思われた。


さて、熊本でのセマーセミナーだが、初日は、「子供の声の代弁者は誰?」がテーマだった。プログラムは「発達障がい」「投薬被害」中心の内容で、子どもの声を政治に届けるための困難点や解決の糸口は見えにくかった。


翌日の「候補者男女均等法を徹底活用!」は、熊本市男女共同参画課の過去の説明に時間がとられ、候補者男女均等法への施策は聞けなかった。


「想像してみよう 女性50%の政治がつくる社会を」という横断幕が会場正面に掲げられていた。しかし、この大テーマとプログラム内容がつながらない、と私には思えた。


私自身は、受付や後片付けなど裏方をしつつ、発言もした。また、名前だけで顔のわからなかった会員の方々と親しく交流できて、うれしかった。


岡田ふさ子(全国フェミニスト議員連盟世話人)


【編集部注:サマーセミナー最終日に採択されたアピール文で、主催者のテーマと内容との関連が少しわかりかけたという人もいた。そのアピールは左下More参照】


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全国フェミニスト議員連盟 2019サマーセミナーin熊本 アピール


私たちは「想像してみよう 女性50%の政治がつくる社会を」というテーマのもとに、ここ熊本市に集いました。女性が議会に半分以上を占めることになれば、私たちの社会は現状から大きく様変わりしているはずです。


私たちは、多様な性、あらゆる年齢層、「障がい」の有る無し、子育て・介護などのケアを担っている人など実に多様な市民で構成されている社会に生きています。女性が50%を占める議会は、このような実社会を反映したものとなっていることでしょう。互いに尊重し合い生き生きと過ごすことができる社会の仕組みが構築されている事と確信します。


私たちは、今回、子どもという社会的に最も弱い存在に寄り添える仕組みや方法について学びあいました。


また、昨年やっと制定された「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」を最大限に活用し、女性議員をいかに増やしていくかについての具体策を議論しました


政府が「女性の活躍」等と掲げるまでもなく、女性の労働環境の改善は喫緊の国民的課題です。女性の不安定な雇用条件、男女の賃金格差等により、シングルマザーの家庭の貧困率は5割を超えます。これは、一向に解消されない待機児童、産後うつ、子どもへの虐待などの根底に横たわる深刻な問題です。


以上の課題解決のためには当事者が政策決定の場に参画することが不可欠です。それを実現するための環境整備が、自治体および政党に強く求められています。


私たちは今回のサマーセミナーで得た学びと出会いを力にして、女性の声、子どもの声、様々な声を代弁し、制度を、社会を変えていきます。


201977     2019サマーセミナーin熊本 参加者一同


by bekokuma321 | 2019-07-11 22:40