2019年 03月 04日
エチオピア航空スタッフすべて女性に(祝!国際女性デー)
昨日、エチオピアは、男女ともにマラソンを制覇して日本中を湧かせた。だが、エチオピアには、もっとすごいことがある。
2019年3月8日、国際女性デーを祝って、エチオピア航空は、一航路を、何から何まで女性だけで運行すると発表したという。航路はアジスアベバからノルウェーのオスロ。
報道によると、パイロット、オペレーション、フライト・ディスパッチャー(全航空便プラン作成者。日本では運航管理者の国家資格を持つ)、積荷管理、ランプ運転、機内物流、安全・セキュリティ管理、ケータリング、航空交通管制など、すべての業務が男性抜きで行われる。
こうした動きに忘れてならない社会的背景がある。エチオピアは、大統領が女性それに内閣は男女半々、さらに国会(第一院)議員における女性割合がとても高く、547人のうち212人、なんと40%近い。世界193カ国中18位だ(IPU)。
一方、恥ずかしくて小さな声でしか言えないが、女性国会議員率、日本のランキングは世界162位。エチオピアに、144も大きく大きくあけられている。マラソンの2国間格差とはくらべものにならない。
だからこそ、3月8日の国際女性デー、女たちよ、デモをしよう!!
今年も全国でいろいろなイベントがあるが、東京は以下。主催はwomen's March。
2日後の10日(日曜日)には渋谷ハチ公前で「増やそう女性議員」のイベントも。
■Ethiopian Airlines Celebrate InternationalWomen’s Day with Flight Entirely Staffed by Women
■Ethiopian Airlines to celebrate Int’l Women’s Day with Addis Ababato Oslo All-Women Flight
■Ethiopian Airlines girl power on InternationalWomen’s Day