2018年 12月 29日
日本の5自治体に1つは「女性ゼロ議会」
朝日デジタル2018.11.18に「女性ゼロ議会」の最新数字が出ていた。その記事を消えないうちに貼りつけておく。
◆全国の地方議会、「女性議員ゼロ」が約2割 青森は5割」◆
「1788ある全国の地方議会のうち、約2割にあたる349の市町村議会は女性議員が1人もいないゼロ議会だ。全議会の男女別議員数(2017年12月31日現在)に関する総務省のデータをもとに、朝日新聞が集計した。
前回の統一地方選(15年)を前に、朝日新聞が全議会から回答を得たアンケートでは、ゼロ議会は379(21.2%)あり、女性議員の割合は11.7%だった(15年1月1日現在)。その後の3年間でゼロ議会は30減り、全体の19.5%に。女性議員の割合も12.9%に微増したが、依然として女性議員は少数にとどまっている。
ゼロ議会の割合が最も高く(48.8%)、女性議員の割合が最も低い(6.6%)のは青森県。ゼロ議会が一つもなかったのは大阪府だけだが、府内の44議会のうち6議会では女性議員が1人しかいない。都道府県議会でもゼロ議会はないが、山梨、香川、佐賀の3県では女性議員はたった1人である。
5月に施行された「候補者男女均等法」は、国と地方の議会選挙で男女の候補者数をできる限り均等にするよう、政党に努力を求めている。来春の統一地方選で、女性議員の割合やゼロ議会の数がどう変わるか、注目される。」
▲埼玉県羽生市を昨年訪ねた。5万5千人が住むが、男性ばかりの「女性ゼロ議会」。ここで保育や教育を含め暮らしにまつわる政策が決まる。