2018年 10月 02日
のど飴なめての議会発言で出席停止処分に

朝日新聞によると、9月28日、熊本市議会の本会議で、緒方夕佳議員がのどあめを口に含んだまま質問をしたことを議員たちが非難した。
議場での飲食を禁止するはっきりしたルールなどないにもかかわらず、「懲罰特別委員会」を設け、緒方議員が陳謝することを決めた。しかし緒方議員は陳謝することを拒否。そこで再び委員会を開き、いっそう重い「一定期間の出席停止」と決めたのだという。
おそらく「神聖な議会の品位をおとした」などというこっけいきわまりない前世紀の遺物的理由を持ち出したのだと思われる。
私が都議会議員のとき、同様の理由で、質問の表現を変えたことがある。従軍慰安婦について、戦争時に見聞きした経験のある都民が多くいるはずだから調査を、と質問しようとした。しかし、「議会は、神聖な場であり、品位を尊重すべき」だという理由で、さし止められた。
緒方さんは、「私的なことは政治的なこと」を地でいっている。とりわけ、子育てしながら議員職をまっとうしたいと、2017年11月、議場に自らの子どもを連れて入場した。それを熊本市議会は排除。内外で大きく報道された。
今回は、風邪でせきこんでいたから、のど飴をなめて発言したという。一般の市民生活ではよくあることではないか。それを理由に、彼女は2度目の強制的排除をされた。
【写真:全国フェミニスト議員連盟などが主催した国際シンポジウム「選挙が変われば暮らしが変わる」で発言する緒方夕佳議員。撮影富山達夫】

