かっこいい、鳥肌立った、背中を押された:映画「たたかいつづける女たち」

5月27日、ドキュメンタリ映画「たたかいつづける女たち~均等法前夜から明日へバトンをつなぐ~」を鑑賞しました。働き方改革法案が衆院の委員会で可決された2日後のことでした。

「マタハラ」「セクハラ」の言葉も、均等法もなかった約30年前の女性たちの運動と、長時間労働や非正規など、今の課題とたたかう現代の女性たちを映像で繋いだ映画です。全国フェミニスト議員連盟が開催しました。

男女雇用機会均等法が制定されたのは1986年。私が生まれて間もないころの女性たちはどういう風に想いを伝えていたのかと興味津々でした。目にした映像には、しなやかでいきいきと輝いている女性たちが映っていました。

労働省(現在の厚労省)への要望書をリレーのバトンに詰め、「イブ・リブ・リレー」と銘打って女性たちが街中を走ったり、体を張ってハンガーストライキをしたり。彼女たちの体を張ったアクションと、語る言葉がかっこよすぎて、その迫力に鳥肌が立ちっぱなしでした。

また、会場にいらしていた山上千恵子監督が、上映後にこんなメッセージを観客に贈りました。

「たたかう女をマスコミは取り上げません。労働史にも入っていません。この映画も、女がたたかうことがテーマだから疎外され、上映があまり進みません。でも体を張ってたたかうことはすごく大事。なぜ、彼女たちはたたかうのかを理解したとき、それは自分事になり、自分たちが立ち上がるきっかけになっていきます」

聞いていて心が震えました。

c0166264_15322016.jpg働き方改革法は国会で成立してしまいました。しかし労働時間規制もあいまいですし、ジェンダーの視点も足りない。法律ができても私たちが改善を求めて絶えず行動を起こさなければ職場は変わらないということは、この映画と、映画の後の銀行員の高木真紀子さんのトークが教えてくれています。

まだまだ男性優位の偏ったパワーバランスの中で、女性たちが家や職場を変えるために声を出す、NO と言うには、いまだに大変な勇気がいると思います。私自身も、議会の中で自分を貫くことにくじけそうになることは日常茶飯事です。だけど、映画の中から、先輩女性たちは「あなただってできるわよ、頑張りなさい! バーン!」と私の背中を押してくれた、いや叩いてくれました(笑)。少し強くなれた気がします。

たたかう女は、かっこいい。私たちもあとに続きたい。私の住む埼玉県越谷市でもぜひ近いうちに上映会を行いたいです。

最後に、映像の中で三井マリ子さんたちが語っていたことばを、ずっと心に留めて、これからも活動をしていきたいと思います。

「大空のもとで堂々と、体を張って連帯すること」

「体で示し、顔を出してもの申す。恥も外聞もなく自分で行動を起こす」

映画会を開催して下さってありがとうございました。

山田 裕子(埼玉県越谷市議会議員)

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by bekokuma321 | 2018-06-06 13:59 | その他