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スウェーデン・フェミニスト政府の外相スピーチ

スウェーデンの中道左派政権は、自らを「フェミニスト政府」と呼ぶ。その先頭を走るのは、外相マーゴット・ヴァルストロムMargot Wallströmだ。2018年に向けて彼女が発した力強いスピーチを紹介する。今年2月14日の所信表明演説から、男女平等に関する箇所。


==== 2018年所信表明より =====

スウェーデン・フェミニスト政府の外相スピーチ_c0166264_22422347.jpg昨秋は、比類なき運動で特色づけられました。そう、2つの単語Me Tooであらわされる運動です。

世界の資産、代表、権利において、女性は無視されています。だからこそ、わが国は、全力で、世界中で、フェミニスト外交政策を追求しようとしているのです。

サウジアラビアやイランでは、私たちは、女性の経済的力を上げるための教育に力を入れています。ルワンダでは、父親の役割に関する公開討論を始めました。シリア、アフガニスタン、コロンビア、ウクライナでは、女性の調停ネットワークの仲間たちが、働いています。

スウェーデンは、避妊、母体の保健、安全な中絶を通じて、性的かつ再生産における健康と権利の推進に対する最大の寄与者であります。また私たちは、女性器切除の根絶に向かってたたかいます。

来る4月、政府は、スウェーデン研究所や国会との対話において、ストックホルム男女平等フォーラムを開催します。同フォーラムは、世界の草の根から政府高官などを招いての主要な男女平等国際会議となります。その目的は、結果を分かちあい、お互いをわかりあい、政治的指導者を刺激することです。

Sweden pushes feminist foreign policy in wake of #MeToo
'Sweden is implementing gender equality level 2.0'
スウェーデン「フェミニスト政府」の偉業
“Equality in Sweden isn’t perfect, but it might be the best that we have in the world.”
International Conference on Men and Equal Opportunities in Stockholm
by bekokuma321 | 2018-06-05 22:50 | 北欧