福田淳一事務次官は辞職すべきだ

財務省福田淳一事務次官は、女性の記者に対してセクシャルハラスメントを繰返していたことがメディアで報じられた。

週刊新潮編集部が公開した録音テープによると、彼が二言目には、卑劣で卑猥で野蛮な言葉を使っては女性記者に言いよっている。被害者が断っても、まったく無視。またしつこく「胸触っていい?」「手しばっていい?」などと繰りかえす。

聞いてるだけで、鳥肌がたつ。こんな男性を相手に仕事をしなければならない環境に置かれた女性記者の辛さ。想像を絶する。

福田淳一事務次官は、財務省で働く人たち約7万人余りのトップに君臨する。支配構造の頂点にいる人間が、立場の弱い人間相手に、「これくらいどおってことない」とたかをくくっては性的言動を繰り返す。これはセクハラの典型だ。

本来なら、こんな事態に至るまで注意を怠った側である麻生財務大臣の責任を明らかにするべきだ。ところが、こんな報道があった後にあっても、麻生財務大臣は、自分の部下である福田淳一事務次官のセクハラ言動を調査もせず、処分もしないと言っているらしい。

こうした加害者を罰しない職場環境が、さらなるセクハラ被害を生む。怒髪天をつく思いだ。

私もセクハラを受けた経験があるが、セクハラは、働く女性の誇りや自尊心を深く傷つける重大な人権侵害であり、女性から働く意欲を奪う労働権の侵害である。確信を持って言える。

私が議員時代、同じ会派の男性議員は私にセクハラを繰り返した。大勢の幹部職員がいる常任委員会の席上でも卑劣な言葉を投げつけられた。ある時は、議会の廊下で身体を触られた。

しかし私の受けた嫌がらせは、私の手元に寄せられた膨大なセクシュアルハラスメントの事例に比べると些細なものだった。たとえば、大学教授から言い寄られて断ったとたんに職場を配転させられた非常勤職員、女性がたった一人の電気工事会社で日常的にわいせつな話を聞かされて我慢の限界を超えたので抗議したら即解雇された社員、仕事の打ち上げで飲み会に行って気分が悪くなったままホテルに連れ込まれ強姦されたあげく解雇された社員……。

あれから4半世紀。「女性活躍」などという空疎な言葉が日本に舞っている。女性に本当に活躍してほしいなら、働く女性の誇りや自尊心を傷つける人権侵害であり、女性の労働意欲を阻害する最大の要因のひとつ「セクシャルハラスメント」を根絶することだ。そう、福田事務次官はただちに公職を辞すべきだ。同時にその指導監督責任を怠った麻生大臣も、辞任すべきだ。

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   財務省ホームページ

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by bekokuma321 | 2018-04-13 17:06 | その他