2016年 10月 03日
ポーランド、「女のゼネスト」決行

今日、月曜日、ポーランドの女たちは、「女のゼネスト」を決行した。
ポーランドの右派政権が、妊娠中絶を完全に禁止をしようとしているニュースを前に知らせたが、この法案への怒りを、女たちはストライキで示した。
産む産まない権利の圧殺に弔いの意を表すため、女たちは、黒い衣服を身につけて、町を行進した。いっせいに職場や学校を休み、家事を拒否した。そう、あの1975年のアイスランドの女のストライキからヒントを得たという。
BBCによると、ワルシャワの女性たちは、大通りで行進したが、他の市でもいっせいに行われ、全国でどのくらいの女たちがストをしたかは不明だ。
好きで妊娠中絶をする人はいない。女たちは、強姦やDVで妊娠することもある。もうこれ以上、経済的に無理だということもある。中絶せざるをえないから、するのだ。
保守派の見積もりでも、違法な妊娠中絶がずっと合法的中絶のほうがはるかに多い。合法1000から2000件に対して、非合法1万から15万件だ、という。
国際調査でも、妊娠中絶が禁止されると、合法になっている外国まででかけていける金持ちと異なり、貧しい人たちは闇中絶に走らざるを得ない。非合法の妊娠中絶ーー非衛生で危険ーーが増えるだけなのだ。
「あなたの自由に私は連帯する」「あなたの自由に私は闘う」のスローガンを掲げ、抗議の声を集めている。あなたもホームページからどうぞ! こちらTheir Freedom, our fight!
■Black Monday: Polish women strike against abortion ban