2016年 03月 12日
難民体験学習をするノルウェーの若者
10代の若者が言った。
「でも、本物の難民だったら、もっともっとひどいのは、わかっています」という言葉で、正体がわかる。
彼はエッベ・シェールドロプ。ノルウェーに住むノルウェー人だ。普段は洒落た格好でスマホを手放さないノルウェーの若者の1人だ。
難民体験学習に参加して、難民一家の父親役をした。場所は、空港のあるガ―ドモエン近くの軍事基地で、金曜から日曜に行われる。
「私たちは、なんて幸福なんでしょう」と、ひどい過労で目をショボショボにしてこう言うのは、参加したビルギッテ・ソ―リという少女だ。
今年の難民体験学習は、ヨーロッパの難民問題の深刻化の影響もあってか、各国で大きく報道された。そのおかげで私の元にも、今朝、ニュースが届いた。で、簡単に訳してみた。
かねてからノルウェーには、難民体験学習というユニークかつ有意義なプログラムがあった。難民問題にむきあうために、難民体験学習プログラムを続けている。
「難民とノルウェー」が主催する。2004年ノルウェー北部の都市トロンハイムで創設された非営利団体だ。
外国人に対する恐れやいらいらが増えている社会の現状に対して何かすべきだと考えた人たちによって誕生した。難民体験学習は、教育者たちとの共同で生まれたあたらしい概念で、プログラムの目標は、難民であるということは実際どういうことか、難民は政府や市民からどんな待遇を受けるのかについて、本質を見抜く力と感情を持ってもらうことだという。
空腹と寒さと安眠できない体験をしたところで、難民本人にはなれないことはもちろんだ。しかし、多感なテ―ンエイジャーの体験は、難民問題への理解を一歩進めるに違いない。ノルウェーの知恵に驚くばかりだ。
■Nye konfirmanter klare for Camp Refugee
■Norwegian Teens Play Refugees Day

