2014年 12月 15日
女性の衆議院議員は1割に満たず
熱のないまま、あっと言う間に終わった選挙だった。
投票率は52%ぐらいであると報道されている。
2年前の衆院選59.3%より、さらに下がった。
人口の半分、有権者の半分を占める女性はどうか。
報道によると当選者475人のうち45人で9.4 %。
女性の当選者は、1割に満たなかった。
女性候補は1191人のうち198人と16%にすぎなかったから
結果は目に見えていた。
世界各国の議会でつくる列国議会同盟(IPU)によると、
日本の前回の衆院女性率8.1%は189カ国中163位だ。
IPUは、世界には女性議員が10%に満たない国が
まだ34カ国あると指摘した。
今回、またしても日本は、このお仲間から脱することができなかった。
女性の衆議院議員は、日本の半数を占める女性の
代表でもある。
非正規雇用から抜け出せない女性、
圧倒的貧困におしつぶされるシングルマザー、
高齢女性への暴力・虐待・・・
こうした声なき声を政治の場に届けてほしい。
党派を超えて待ったなしの政策のはずだ。
▼「政治は男のものではない」と叫ぶフランスのポスター

「政治は男のものではない」
「あなたの地方で運動しよう」