2014年 12月 03日
悪しき慣習に一石を投じた
私にとって、「発表要旨」や「政党交付金の時系列表」はとても勉強になりました。そして、政治とカネのことや、選挙にまつわる政党の動きを、他の人に知らせるのに、とてもいい資料になります。
多分、選挙のプロ以外の普通の人は、”ワル・選挙プロ”の言いなりになってきたのだと思います。とくに、選挙や政治に経験の少ない女性候補は、被害にあっても、泣き寝入りの人が多かったのではないでしょうか。
このような悪しき慣習が横行し、「選挙の悪しき当たり前」となっています。三井マリ子さんは、政治にまつわる悪しき慣習に一石を投じましたね。
こうした「選挙の悪しき当たり前」を、一日も早くなくしたいですね。
でも、2012年の衆院選後、マリ子さんが、長野から秋田まで2年間も通い続けて、選管や銀行などから事実を掘り起こしてきたからこそ、ここまでやれたのです。
それを思うと、この「選挙の悪しき当たり前」を当たり前でなくするには、並大抵でない努力がいる、と思ってしまいます。
高橋 芳恵 さみどりの会(*)
【写真:2012年12月、雪の秋田3区で女性が働きながら子育てしやすいサポートシステムをつくろう、と話す三井候補】
(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は左下のMoreをクリック。
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