2014年 12月 02日
今日の読売に政党交付金の国庫返納記事
今日は、衆院選の公示日です。記事にならないだろうと思っていました。でも、読売新聞は小さなスペースとはいえ、記事にしてくれました。広く世間に知らせるべきニュースだと判断したからでしょう。
マリ子さんが民主党秋田県第3総支部長として受け取った政党交付金の多くは、選挙などに使われました。でも、440万余円が、銀行の「基金口座」に残っていました。
その「基金口座」は、マリ子さんが落選後、松浦事務所が、「三井」という三文判と三井さんの健康保険証で、作ったものです。
たびたび書いてきましたが、三井マリ子さんは落選後秋田を追い出されました。その後、マリ子さんは、松浦大悟参議院議員(当時)にあらゆる手をつくして連絡をとろうとしました。ところが、返事はきませんでした。
マリ子さんは、秋田銀行に出向いて、「会計担当と連絡がとれない」と伝えました。そしたら、銀行が「基金口座」を凍結したのだそうです。これで、松浦事務所が、その口座からカネを引き出そうとしても、引き出せなくなったというわけです。
マリ子さんは、秋田を追い出されて1年半後の今夏、民主党本部から「第3総支部を解散するように」との手紙を受け取りました。そこで、実態のなかった第3総支部(横手市赤坂)を、解散する手続きをしました。そしたら、民主党は今度は、「解散するには、第3総支部が持っている備品を全て処理するように」と言ってきたそうです。
松浦事務所が買ったシュレッダーなどの備品の数々を、追い出されて長野に住むマリ子さんが、後始末しなくてはならなかったのです。松浦大悟さんは、マリ子さんを秋田に連れてきて、衆院選が終わったら秋田から追い出して、その後にしなければならないあれやこれやをマリ子さんに押しつけたわけです。
でも、これで、政党交付金という国民の税金440万円が、「ワイン」「うちわ」「観劇費」「カレンダー」などに使われなくなっただけでも、ホッとしています。
今の選挙でも、国民の血税が不明朗な使われ方をされないよう、注視していこうではありませんか。
2014年12月2日
大倉 由紀子 さみどりの会(*)
(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は左下のMoreをクリック。
■黒人射殺事件不起訴から秋田の事件を考える
■「秋田のため、女性のため」と
■真実は外面だけではわからない
■委任状
■普通のおばちゃんが考える「政治とカネ」
■「政治とカネ」、秋田衆院選から考える
■小渕優子事件と三井マリ子事件の類似点
■きわめて日本的
■私は納得いきません
■許せない!幕引き図った検察
■裁判と人格攻撃
■私も悔しい
■改ざんしたかのように言ってきた
■青天の霹靂
■「政治とカネ」にメスを入れる三井裁判
■政党交付金の残金を国庫に返還
■今朝の読売を読んで 「解散・返還は当たり前」
■澤藤弁護士ブログを読んで
■決定的証拠が裁判長に提出された
■供託金は秋田おばこのデモクラシーに
■秋田おばこのデモクラシーに大賛成
■マラッカ海峡より
■裁判をしなかったら供託金はどこに?
■「供託金もどって一安心」_5.21読売新聞
■女は使い捨ての駒か
■5月10日のNHK、11日の朝日、読売、魁
■供託金、もどった
■秋田おばこのデモクラシー
■4月15日の毎日新聞
■裁判長提案「供託金戻したら」は当然
■お金の流れがよくわかった
■NHK 「選挙資金裁判 争点絞られる」
■供託金は戻したらどうか、と裁判長提言
■ワーキング・ウーマン、三井裁判を女性の視点で見る
■今朝の毎日新聞
■女性記者の目
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■秋田衆参両選挙で関係者送検
■三井候補秋田追放事件を究明する裁判 3
■三井候補秋田追放事件を究明する裁判 2
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