2014年 07月 04日
今朝の読売を読んで 「解散・返還は当たり前」
民主党秋田県第3総支部が解散と書いてました。
第3総支部解散という文字を見て、「今まであったわけ?」と思いました。衆院選後、三井マリ子さんが追い払われてから数カ月後、そこを通り過ぎてわかったのですが、いつのまにか第3総支部はなくなっていて、一般の方の住居となっていたようでした。
ですから私の目には、第3総支部は幽霊支部です。解散して当たり前です。おカネが残っていたら国に返還して当たり前です。
先日、前を車で通ったら、ガラス戸にカーテンがなくて中が見えていました。「あれっ、空き家だ、引っ越したんだ」と思いました。だいぶ前、通り過ぎたときは、カーテンがひいてあって、外に洗濯ものが乾してあったので、たしかに人が住んでいたのです。三井さんを追い出して1年半、いったい誰が使っていたんでしょうね。
今朝の記事から、死んだ親の年金を、さも生きているかのようにして使っていたとんでもない子どもの事件を思い出しました。
もし三井さんが追い出されたまま泣き寝入りしていたら、私は、総支部のことも、国から膨大なおカネが政党に出ていることも、そのおカネは私たちが働いて納めた税金だということも、知らなかったでしょう。ですから私のこういう考えも出てこなかったかもしれません。真実を知ってはじめて、正しい判断ができるのだと思いました。
議員がもらっている政務活動費を湯水のごとく勝手に使ったことを追及され、テレビで号泣していた兵庫県の男性議員がいました。ひどい話ですが、あれで、膨大なおカネが議員に出ていることがわかりました。政治がらみのカネに関する情報はもっと報道されるべきです。
その意味で、三井さんの提起は、政治とカネを考えるすばらしい学習教材です。
大倉由紀子 さみどりの会(注)
[読売 2014.7.4 クリックすると大きくなります](注)衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟参議院議員らに資金の不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井さんの裁判を支援する会の愛称。
「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津 英の短歌がある。女性は子どもを産むだけではない、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」はそれに由来する。右のマークは「さみどりの会」のロゴ(ふじみつこ作)。バッジもできた。裁判は以下を参照。■澤藤弁護士ブログを読んで
■決定的証拠が裁判長に提出された
■供託金は秋田おばこのデモクラシーに
■秋田おばこのデモクラシーに大賛成
■マラッカ海峡より
■裁判をしなかったら供託金はどこに?
■「供託金もどって一安心」_5.21読売新聞
■女は使い捨ての駒か
■5月10日のNHK、11日の朝日、読売、魁
■供託金、もどった
■秋田おばこのデモクラシー
■4月15日の毎日新聞
■裁判長提案「供託金戻したら」は当然
■お金の流れがよくわかった
■NHK 「選挙資金裁判 争点絞られる」
■供託金は戻したらどうか、と裁判長提言
■ワーキング・ウーマン、三井裁判を女性の視点で見る
■今朝の毎日新聞
■女性記者の目
■秋田衆参両選挙で4人書類送検
■秋田衆参両選挙で関係者送検
■三井候補秋田追放事件を究明する裁判 3
■三井候補秋田追放事件を究明する裁判 2
■三井候補秋田追放事件を究明する裁判

