2014年 05月 06日
「少女らの誘拐は神の意志」
一方、欧米のメディアによると、ナイジェリアで10代の子どもたちが300人近くも誘拐されたまま、行方がわかっていない。こちらは、全員女の子だ。
今朝のBBCやガーディアンによると、イスラム過激派「ボコ・ハラム」の領袖が女生徒らを誘拐したと犯行声明をするビデオ映像が公開された。
「ボコ・ハラム」とは、「西洋の教育は禁止」という意味の現地語だという。「ボコ・ハラム」の領袖と称する男は、次のように宣告した。
「少女らのいるところは学校ではない、少女らは結婚すべきだ」
「神の意志により、少女たちを連れ去った。少女たちは神の所有物であり、私は神の教えを遂行している」
「女性は奴隷である。イスラム教の同志たちに、奴隷はイスラム社会では許されることを教えこみたい」
ガーディアンによると、誘拐事件はナイジェリア北東部のボルノ州でおきた。女生徒たちは、寄宿舎にいるところを襲われた。ほとんどが16歳から18歳で、最終学年の生徒だという。襲われたのは、韓国船沈没の4月16日。犠牲者もほぼ同年代だ。
誘拐されて車に乗せられた少女たちの中には、混乱にまみれてトラックから飛び降り、サンビサ森林地帯を逃げることのできた子、逃げる途中で蛇にかまれて死んだ少女もいるという。
イスラム過激派の、この常軌を逸した女性差別!
■Boko Haram claims responsibility for kidnapping Nigeria schoolgirls
■US 'outrage' as calls grow to help rescue Nigeria schoolgirls
■https://www.facebook.com/bringbackourgirls
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