2014年 04月 23日
女性の雇用率の高い国は
4月15日発表したOECDの最新統計によると、アイスランド79.6%、スイス75.1%、ノルウェー73.5%。OECD平均は57.4%なので、3カ国は平均をはるかに上回っている。
ノルウェーの報道によると、「保育園の充実、母親・父親育児休業保障などの社会福祉サービスがととのっていることや、社会保障システムが、女性を職場に出やすくしている」と、女性の雇用率の高さの要因を分析している。
ちなみに日本女性の雇用率は62.6%。平均よりは高い。その働きかたは、派遣などの非正規雇用が圧倒的だから、たいして自慢はできない。
女性が働き続けるために、保育園の増設、労働時間の短縮、柔軟な就業態勢は急務だ。それと同時に、”食えない働き方”を女性に押しつけることをやめることだ。女性にもっと正規職を、と声を大にしたい。
■Kvinnene drar Norge til jobbtoppen
■OECD Quarterly Employment Situation