2012年 04月 13日
第二のチャンス・スクール
第2のチャンス・スク-ルとは、1999年、EUのアイデアで始まった。社会からドロップアウトした若者たちに、もう一度やり直しのチャンスを与えて社会に復帰させようという学校だ。EU、加盟国の地方自治体、その地方にある企業が協力しあって設立運営する。
職業訓練校と専門学校とを合わせたような学校だろうか。
学校に残ることも、就職もできない若者たちが、生きていくための実学を求めて入学する。学費は公的支援がある。
フランスを例をあげると、フランス全国に100のスクールがあり、12000人が通学。学生の多くは、社会的にも家庭的にも恵まれない子が多い。退学者は非常に少ないという。
10か月コースにはいっている20歳のモーリーンは、「探しても仕事が見つかりませんでした。今は、資格がないと就職できないのです。高校中退して2年がたち、もうこれ以上ぶらぶらしているわけにいきません。だから、第二のチャンス・スクールに入学しました」
10か月学び、その後、学生の関心にあった会社に、3週間配置される。
第2のチャンス・スクールは、フランスの元首相エディット・クレッソンがEUコミッショナーだった際、彼女のイニシアティブで、誕生したという。そのせいもあろうが、EU内で、フランスが最も成果をあげているようだ。
日本でも、若者の失業対策は急務だ。
■France's second-chance schools give hope to unemployed
http://www.bbc.co.uk/news/business-17667325

