2011年 08月 25日
無国籍の人々
最も多いのは、東南アジア、中央アジア、東ヨーロッパ、中東、アフリカである。中でも、最大の無国籍者を抱えるのは、エストニア、イラク、ケニヤ、ラトビア、ビルマ、ネパール、シリア、タイの8カ国。うち、ビルマ、ネパール、タイの3カ国は、日本の近隣諸国だ。
国連が採択した無国籍の人々への最低限の保障を促す1954年条約は、わずか66カ国、無国籍をなくす法的しくみを促す1961年条約は、38カ国しか批准していない。
日本はどちらも批准していない。批准への動きもあまり見られない。恥ずべきことだ。
■http://www.bbc.co.uk/news/world-14654066
■http://treaties.un.org/pages/ViewDetailsII.aspx?&src=TREATY&mtdsg_no=V~3&chapter=5&Temp=mtdsg2&lang=en
■http://treaties.un.org/pages/ViewDetails.aspx?src=TREATY&mtdsg_no=V-4&chapter=5&lang=en