2011年 08月 24日
IMF元トップ告訴取り下げ
強姦や性暴力被害を訴えていたのは、彼が宿泊したマンハッタンのホテルの女性従業員。ストロスカーンは、急いでホテルを出、離陸しようとした機内で逮捕された。DNA調査で、彼女との性交渉による物的証拠が発見されたが、ストロスカーンは「強制はなかった、すべて合意の上のセックスだった」と主張していた。
刑事告訴取り下げ理由は、被害女性の虚偽の証言によるとされる。
裁判所前では、女性たちが「すべての女性のために安全と正義を」などという看板を持って抗議行動をしていた(BBC)。被害者の弁護士は、「正義が否定された。潔白な女性を見捨てた」と抗議のコメントをした。
被害女性は、すでに民事訴訟を起こしているので、そちらでの成り行きを注目したい。
■Strauss-Kahn New York sexual assault case dismissed
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-14637803
■Charges Against Strauss-Kahn Dismissed
http://www.nytimes.com/2011/08/24/nyregion/charges-against-strauss-kahn-dismissed.html?_r=1&hp
【FEM-NEWS:IMFストロスカーン事件】
●ストロスカーン前IMFトップ、民事訴訟に
●ストロスカーン、新たな強姦容疑で告訴される
●ストロス・カーン、自由に
●ストロスカーン、無実を主張
●仏デモ、「性差別よ出て行け、女性よ祝おう」
●IMF元トップ、無実を主張
●IMF専務理事とプライバシー保護法
●IMFトップのセクシャル・ハラスメント
●「彼は盛りのついたチンパンジー」
●IMFのストロスカーンがした愚劣な行い
●IMFトップ、性暴力容疑で逮捕