2010年 09月 27日
千葉県男女共同参画推進よ、どこへ行く
ホームページを見て、戦慄が走った。
①労働の場における男女平等の文言が消えている
②学校教育における男女平等教育の文言が消えている
③男女共同参画を妨げるような社会的制度や慣行の見直しが目標から消えている
④政策方針決定過程における男女共同参画の促進が目標から消えている
⑤「社会全体での子育て・介護の支援」が「子育て・介護への支援」と変えられている
⑥「女性に対する暴力」は「異性に対する暴力」と変えられている
公表された骨子案とポイントは、前のと比較して著しく後退した表現が多い。この骨子とポイントのまま計画がつくられたら大変なことになる。女子差別撤廃条約、男女共同参画社会基本法、男女雇用機会均等法、国連差別撤廃委員会の最終見解、など中央・地方政府とも順守すべき法律にそっていないのだ。どんな人たちが、何をもくろんで、こんな反動的な行動計画をつくろうとしているのか。