2009年 04月 15日
オバマ大統領、国際女性問題大使創設
Melanne Verveer は、NPO法人「Vital Voices (元気な声)」共同代表として、国際的観点から女性指導者育成を目標に活動してきた経歴の持ち主。クリントン政権で要職にあった。
ホワイト・ハウスは、この前例のない大使の任務は、大統領と政府の全政策に、国際的視野から女性問題の重要性を反映させることになる、と語った。
オバマ大統領は、矢継ぎ早に女性問題を推進するポストを新設している。まず、ホワイト・ハウス内に「女性・少女協議会」、そして、上院外交委員会に「女性問題を扱うサブ委員会」 今度は、「国際女性問題担当大使」である。女性政策への強い意志を感じさせる。
一方、日本は、男女平等が男女共同参画になり、男女共同参画・少子化大臣が生まれたものの、今や、男女共同参画すらどこかに消え、「少子化大臣」となっている。各地の行政広報でも、「男女共同参画」から「男女」(ジェンダー)を削除し、「共同参画」という用語だけにして使っている。こうした政策の変化に、疑問といらだちでいっぱいの女性が多いのは当然だ。
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/President-Obama-Announces-Key-State-Department-Appointments/
http://www.vitalvoices.org/desktopdefault.aspx?page_id=734
http://www.vitalvoices.org/desktopdefault.aspx?page_id=978
■女性・少女協議会については
http://frihet.exblog.jp/11094282/
■オバマの男女平等政策については
男女平等主義者オバマ
――初の黒人大統領の陰に4人の女性あり――
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php