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■9月10日(土)13時 東京ボランティアセンター会議室C
「7月の参議院選挙を振り返る」 講師 阪上順夫
(東京学芸大学名誉教授、『現代選挙制度論』ほか著書多数。選挙検定協会TFE代表)  

■10月22日(土)18時 東京ボランティアセンター会議室B
「選挙の制度が変われば、政治が変わる」 講師 田中久雄
「変えよう選挙制度の会」主宰、選挙市民審議会メンバー)

■11月12日(土)18時 東京ボランティアセンター会議室B
「高校生が議員になれる国ノルウェーの選挙制度」講師 三井マリ子
(女性政策研究家、『ノルウェーを変えた髭のノラ』ほか著書多数。元都議)  

■11月25日(金)18時半 日比谷図書文化館4Fスタジオ・プラス小ホール
映画『不思議なクニの憲法』  この会のみ入場料1000円(前売)

会 場: 映画を除くすべて、東京ボランティア・市民活動センター  JR飯田橋駅西口。飯田橋セントラルプラザ庁舎棟10階  地図

問合せ:選挙検定協会TFE 〒145-0065 大田区東雪谷2-28-6草野気付  TEL:090-3960-0158(阪上)  選挙検定協会ホームページ
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by bekokuma321 | 2016-08-15 12:49 | その他

c0166264_23275177.jpg9月19日、安全保障関連法案が参議院本会議で可決された。

本会議は、怒号ともみ合いにまぎれて「採決」した特別委員会の結果を受けて行われた。衆院と違って記名投票で、賛成148票、反対90票。参議院議員242人の約6割が賛成した。

衆議院で可決されたのは2カ月前だった。記名投票ではなくなぜか起立採決だった。だから賛否は公式記録に残らないとか。新聞の集計では、賛成327人、退席136人、欠席7人、反対2人。衆議院議員475人の約7割が賛成した。

絶対におかしい。国会を一歩離れると、まったく様子が違うことは誰の目にも明らか。ほとんどの憲法学者は憲法違反だと断じ、国会の周りだけでなく、日本列島津々浦々で法案反対デモが行われ、ほぼすべての世論調査は反対が6割と示す。女性は7割に近い人が反対を表明している。

国会の外と中の、この大きなギャップ。

国会がこれほどまで国民の声を代弁しないのはなぜか。それは選挙のせいだ。小選挙区制という選挙制度は、民意を議席に反映しないのだ。最強の1人だけが当選し、他の候補者に入れた膨大な票はすべて死票となる。小選挙区制は「民意圧殺機能」を持つ制度だと言った人もいる(鷲野忠雄弁護士)。

私が立候補した2012年の衆院選では、自民党の得票は43%だった。にも関わらず、議席は79%を占めた。これを「作られた多数派」「虚構の上げ底政権」と命名したのは上脇博之教授だ。

参院も似ている。242人の半数ずつ改選なので141人を選ぶ選挙である。参議院議員の定数は31選挙区2人、10選挙区4人、3選挙区6人、2選挙区8人、1選挙区(東京)10人だ。半数ずつ改選なので、3分の1の選挙区は、最強の1人しか当選しない小選挙区である。参院選も小選挙区制選挙に限りなく近い。

20年以上前に、小選挙区制が導入されたら、今日のようになると、警告した本が手元にある。『小選挙区制が日本をもっと悪くする』(阪上順夫著)だ。阪上教授は言う。

「小選挙区制では、選挙戦が激化し、金権政治を生む。小政党、女性候補は不当に排除され、大政党が議席を独占する。投票率低下のなか、与党が圧倒的多数となり、提出法案は次々に可決されていく。有事立法は強行採決で可決し、防衛費が増え軍事化が進んでいく」

9月19日、小選挙区制の悪の本質を、今日ほどはっきり見せた日はない。


安保法案に反対する
小選挙区制は女性の声を捨て去る
違憲判決から考える格差なき選挙
比例代表制は女性や弱者が当選しやすい
比例制選挙がいい
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by bekokuma321 | 2015-09-20 18:15

7月16日、衆院本会議で、安全保障関連法案が可決された。自民・公明、次世代の党に属する議員が賛成した。民主党、維新の党、共産党、社民党の議員は退席した。

これで戦地に自衛隊の派遣ができるようになる。

憲法学者は国会でそろって憲法違反だと断じた。世論調査でも法案に反対が多い。共同通信「反対」58・7%。毎日新聞「反対」58%。朝日新聞「反対」56%。性別で統計をとったら、女性にはもっと「反対」が多いはずだ(なぜかどの新聞も性別で「反対」をとらない)。

しかし、与党自民党は、専門家の批判も民意もどこ吹く風だ。女性の意見など歯牙にもかけない。

吐き気をもよおす、安倍政権の、この傲慢さはいったいどこから来るのか。

c0166264_1215735.jpg「小選挙区になって自民党候補どうしが争うことがなくなり、公認を受けたら集票は任せきりという議員も増えた。地盤を受け継ぎ、後援会長としか会わない2世や3世議員もいる」という小熊英二の意見に答えがある。

小選挙区制度が今日の事態をつくってしまった。もっとも多くの票をとった一人しか当選しないという小選挙区制だ。この小選挙区制という選挙では、民意は議席に反映しない。

「48%の得票率で76%の議席を占有できるという小選挙区制の“マジック”だった。いいかえると、自民党は、小選挙区に投票した人の、2人に1人弱の得票で、じつに衆議院の4分の3の議席を得たことになる。」(毎日新聞2015.1.5)

”マジック”という言葉でごまかされないぞ。半分以下の票しか得てないのに、8割近い議席をとるなんて絶対におかしい。まともじゃない。歪んでいる。

小選挙区制導入の前に、小選挙区制が導入されたら、今日のようになると、警告した本がある。『小選挙区制が日本をもっと悪くする』(阪上順夫著)。20年以上前に書かれた本だ。

小選挙区制では、選挙戦が激化し、金権政治を生む。小政党、女性候補は不当に排除され、大政党が議席を独占する。投票率低下のなか、与党が圧倒的多数となり、提出法案は次々に可決されていく。有事立法は強行採決で可決し、防衛費が増え軍事化が進んでいくーーと、阪上は書く。

そして、「これはもちろん架空の話である」と謙遜気味に付け加える。ところが、そのとおりになってしまった。

さきほど、危機にひんしている憲法を、そっと覗いたーー我が愛する憲法は「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し・・・」で始まっている。

すべての基本は、選挙で代表者を選ぶことにかかっている。だから、正当な選挙制度でなければならない。しかし、小選挙区制は、民意が議席に反映しない歪んだ選挙制度であり、信じがたいほど不公平な選挙制度である。

小選挙区制は正当でない。だから現議員は、正当に選挙された私たちの代表者ではない。

【写真は澤地久枝さんのアイデアに賛同した金子兜太さんが書いた。プリントして7月18日(土)午後1時、同じポスターをかかげて安保法案に反対の意思を示そう】
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by bekokuma321 | 2015-07-17 01:36 | その他