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「『三井候補秋田追放事件を究明する裁判』を終えて」(岡田ふさ子)

「フェミニストは泣き寝入りしない」(高橋ブラクソン久美子)。

12月1日、秋田地裁における三井マリ子VS松浦大悟裁判について、こんな2つの記事が『ワーキング・ウーマン』に掲載された。

岡田ふさ子さんは、裁判を支援する会事務局(さみどりの会 *)。2012年11月、三井選挙を手伝っていた彼女は、国会議員秘書から追い出された。三井候補秋田追放の1月前だった。候補者を無視したかのような「主客転倒」関係を見てしまった体験を経て、本裁判をつぶさに追ってきた。和解に終わった裁判の内容と意義をわかりやすくまとめている。

高橋ブラクソン久美子さんは、狭山市議会議員。全国フェミニスト議員連盟会員。三井裁判は、「女性への警鐘でもあり、教訓でもある、とりわけ政界に身を置く女性、これから政治を志す女性たちにとって、学ぶべきことが無数にある」と書く。「女性というだけで、どれだけ馬鹿にされ、苦しめられてきたか」という文章には、女性蔑視の残る議会への彼女自身の怒りがにじみ出る。

『ワーキング・ウーマン』から、編集部と筆者の許可を得て、全文を紹介する。

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▲『ワーキング・ウーマン』。ワ-キング・ウ-マン男女差別をなくす愛知連絡会という女性団体の定期刊行物。同団体は名古屋市を拠点に1986年から活動している。

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2015-12-19 10:57 | 秋田

c0166264_1645022.jpg11月30日(月)、秋田県横手市で、三井マリ子さんの裁判報告会と懇親会がありました。

横手市は、三井マリ子さんが2012年、衆院選に出たとき選挙事務所があったところです。個人的には、マリ子さんと私が小学校時代をともにすごした場所です。

c0166264_1654167.jpg近江直人弁護士さんと、森田祐子弁護士さん、原告の三井さんから講演がありました。三井さんの力強い話しぶりに私は安心しました。お話しを聞きながら、三井さんは、これからも社会に貢献する方だと確信しました。

法律や裁判の話ですのでやや固い雰囲気がただよっていましたが、その場をパッと変えてくれたのは、三井さんのパートナーの大熊一夫さんでした。

c0166264_16114118.jpg「世界でただ一人の歌うジャーナリスト」と笑って自己紹介をしましたが、オペラアリアを2曲、とても張りのあるバリトンで歌って下さいました。モーツアルト『フィガロの結婚』より「もう飛ぶまいぞ この蝶々」のときは、観客を誘うように表現力豊かにイタリア語で歌いあげました。じっと見つめられた私は、びっくりしたり、うれしくなったり、とても楽しいひとときでした。

そのミニ・コンサートの締めは、秋田出身の成田為三が作曲した「浜辺の歌」でした。歌い終えて、懇親会に移りました。

c0166264_16131690.jpg懇親会では、皆さんがたの気持ちが、リラックス・タイムに変わったようでした。元鷹巣町長の岩川徹さんが、和解調書へのコメントの後、乾杯の音頭をとって下さり、テーブルを囲んで歓談が続きました。

和やかな雰囲気の中、サプライズが待っていたのです。それは、弁護士の近江さんのウクレレ演奏でした。心地よいウクレレの音色は、聴いているだけで、何かスーッと心が軽くなり、うっとりした気持ちになりました。
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次のサプライズは、秋田からやってきた工藤綾子さんの日本舞踊でした。秋田県民歌に合わせた踊りで、手さばき、足さばきが見事でした。「着物を持参すべきだったわね」と工藤さんは後でこぼしていました。

c0166264_16332489.jpgその後、きょうされんの澤田修明さんより、秋田の障がい者運動についてスピーチがありました。短かったのですが、初めて聞く貴重な内容でした。

最後に、思わず目を閉じて聴いてしまいたいほど、美しいピアノの音色に合わせて、全員で、再び、成田為三の「浜辺の歌」を合唱しました。歌には、思い出を呼び起こす力がある、と言われています。子どもの頃の日々が、一瞬にして甦ったようで、懐かしさもひとしおでした。

c0166264_16374395.jpg時間が経つのも忘れるほど盛会でしたので、ほんとに嬉しく、楽しかったです。弁護士の先生方、三井マリ子さんを最後までご支援して下さった皆様、そして、マリ子ちゃん(私にはやはりマリ子ちゃんです)、本当にお疲れ様でした。

苦しいこともありましたが、「終わりよければすべてよし」ですね。

亀田 純子さみどりの会*

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▲2015年11月30日プログラム。作成ふじみつこ
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(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。

【写真:岡橋時子撮影】
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by bekokuma321 | 2015-12-06 16:51 | 秋田

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三井裁判、和解
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by bekokuma321 | 2015-11-06 07:35 | 秋田

いやな予感

三井マリ子さんから「民主党公認で秋田3区から衆院選に出ることになった」と聞かされたのは、2012年の10月ごろだったでしょうか。

あまりの突然の話に何を言ってよいかわからず呆然としましたが、同時にいやな予感がしたことを覚えています。

取りあえず、東京にいて悩んでいてもどうにもならないので、選挙区を訪ね、私に何か出来ることがあるのか考えることにしました。

公示の1週間前ごろ、秋田3区の中心地である横手に向かいました。新幹線からローカル線に乗りついで、横手駅に到着。降りたら、三井さんの友人が車で迎えてくれました。

車で10分ほどだったでしょうか、市街地から離れた田んぼの中に自宅兼事務所の建物はありました。周りには店どころか住宅もなく、こんなところで選挙するのか、と呆れました(写真下)。

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朝早く起きて、三井さんの街頭演説に付き合いました。選挙に出る人なら誰でもすることですが、名前と顔を覚えてもらうために、駅前とか繁華街に立って、マイクを握って簡単な演説することです。

広い幹線道路の車が通り過ぎて行く交差点に立って、三井さんは一生懸命しゃべっているのですが、少子化克服・女性の雇用拡大など、その中身は、車の中の人には聞こえるわけがありません。寒空に女性が1人立って手を振っているというだけだったと思います。

数日滞在して、秋田3区というところに全く土地勘はないし、私に出来ることはないと結論付けました。寒さに気をつけなければいけない体調でもあったため、帰京しました。

さて、いやな予感がしたというのは・・・・。

私は、三井さんを学生時代から知っていましたが、1989年、東京都議会議員選挙を手伝ったことをきっかけに、その後、三井さんの秘書として付き合いが濃くなりました。

その選挙は、私にはビックリするようなものでした。三井さんは社会党(現社民党)公認候補で、しかも現職の都議会議員だったので、私は、選挙区の社会党の区議さんが全力で選挙をやってくれるものだと思っていました。ところが、そうは見えませんでした。選挙というものが初めての経験だった上、社会党内の事情を知らなかった私は、不思議に思いましたが、しだいにわかってきました。社会党内に巣くっていた根深い左右の路線の対立が、三井さんの選挙にも色濃く影を落としていたのでした。

もちろん三井さんは左右の路線対立とは一切関係なかったので、いい迷惑だったのですが、左右双方から批判めいたことも言われ、つらい選挙だったと思います。幸い三井さんも私も、市民運動をしていましたので、そのネットワークをフル回転させて選挙運動をして、トップ当選を果たしました。

都議会議員としての三井さんは、男女平等・女性解放の立場から様々な業績をあげ、私も楽しくサポートさせていただきました。しかし、選挙の時に味わったつらい経験は、その後も表れては消え、消えてはまた表れ、後の社会党離党までつながっていきました。
 
2012年秋、三井さんから、民主党からの熱心な勧誘があって立候補を決断したと聞いて、また政党に都合よく利用されるのではと、とっさに昔が思い出されました。それが冒頭のいやな予感につながりました。

c0166264_23284126.jpg残念ながら、私の、そのときのいやな予感は当たってしまいました。

今回は、政党内のいざこざではなく、もっとたちが悪そうです。選挙が済んだら三井さんを追い出そうとしていたらしいのです。周りに店も住宅もない田んぼに囲まれた郊外の自宅兼事務所に到着した時、こんなところで選挙するのか、と呆れたのですが、追い出すつもりだったら、あそこは最高のところでした(写真上)。

それだけではなく、選挙の収支報告書を候補者本人に秘匿、隠し口座の作成(被告は「知らせた」などと主張)、銀行口座のなりすまし開設、ポスター貼り労務費横領というまったくお粗末なことまでやってくれました。

当たり前ですが、政党の支部代表がいなければ政党交付金は受け取れない。そこで三井さんを支部代表にまつりあげて政党交付金を受け取り、それを流用しようとしたらしいのです。

政党として許されないことです。民事裁判という手段は限界のあるものですが、真相が明らかにされることを祈っています。

木崎 志づ香(さみどりの会*、介護福祉士・介護支援専門員)

【写真上:三井マリ子自宅兼事務所の前に広がる風景。秋田3区の民主党総支部事務所も兼ねさせられた。その隣にあったプレハブが選挙事務所にされた。2012年11月末ごろ撮影。 写真下:「少子化克服には女性の雇用拡大」と街頭演説をする三井さん。2012年12月】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-11 23:37 | 秋田

c0166264_20284436.jpg三井マリ子VS松浦大悟裁判も10回となりました。

この事件は、2012年(H24)の夏、松浦大悟さん(当時、参議院議員)が「秋田で衆議院選挙に立候補してほしい」と三井さんを勧誘したことが発端です。

三井さんは、「私は、松浦議員の言葉に微塵も疑いを抱きませんでした。ただただ、女性の地位向上の礎になるような政治活動を秋田で開始しよう、と覚悟を決めて、松浦議員の勧誘を受諾したのです」と書いています(「陳述書2」)。

松浦さん、固辞する三井さんを「全身全霊で守る」「盤石の態勢で支援する」と何度も誘ったのは、あなたなのです。

私が、最も許せないのは選挙が終わって5日目、2012年12月21日の夜、三井さんが1人でいる時を狙って、突然、何の約束もなく部屋まで押しかけて来たことです。

しかも、その夜、松浦さん、あなた方は、レコーダーをどこかに隠し持って隠しどりしていました。そのテープ録音とテープ起こしを今回、裁判所に提出したため、わかりました。

そのテープ起こしには、落選直後で傷心の三井さんに向かって、あなたは、「票が減るので、関わらないでほしい」と言っています。どれだけ三井さんの自尊心を傷つけたことでしょう。

約束もせずに5人が、1人いる居宅に上がり込んできたこと、人格攻撃と侮辱的言葉で非難したこと、こうしたあなた方の行為は、ハラスメントだと私は思います。

ハラスメントとは、相手への嫌がらせや、いじめです。この相手は抵抗できないだろうとたかをくくって行う、卑劣な行為です。これが、参議院議員、参議院議員秘書(国家公務員)、県会議員など“力のある者”が、落選直後の“力のない者”に対してすることでしょうか。

ハラスメントで、20代の頃の苦しい体験がよみがえりました。

私は、東京の大手企業に中途採用されました。優しい上司だと思っていた男性から、何度かセクシャル・ハラスメントを受けました。私は、我慢に我慢を重ねました。ある日、これ以上我慢できないと、勇気を出してやんわり断わりました。それが最後でした。

上司は豹変しました。彼は、それ以降、私に対していじめをするようになったのです。私は、朝夕の挨拶を無視されるようになりました。「女のくせに満足にお茶も出せない」「女のくせに気が利かない」などと執拗になじられました。仕事のちょっとしたミスに対して、「月給泥棒」などとみんなの目前で怒鳴られました。どれだけ恥ずかしい思いをしたことか。さらに、私に雑用を増やすようになりました。会社を辞めざるをえないように仕向けたのです。

「どうしてこんなに侮辱されるのか」と自分自身が惨めになりました。帰宅するなり、悔し涙があふれ出す日が続きました。

それでも私は我慢しました。上司の言動ですから、忍耐しかなかったのです。本当に辛く、屈辱でいっぱいでした。みんなの前で上司の横面を思いっきり往復ビンタしたらどれだけスカッとしたことでしょう。でも、できませんでした。

私は、自宅の部屋の壁に、大きな字で「今度は絶対に男に生まれて来る!」と赤マジックで書いた大きな紙を貼りました。私はそれを、毎日、声を出して読みあげたのです。

私の体重は5キロ減り、円形脱毛症、情緒不安定の症状が現れました。しばらくして私はその職場を辞めました。

新しい人生を歩み始めて40年ほどたちましたが、不思議なことに、今でもあの上司のハラスメントがありありとよみがえってきます。

もし私が男だったら、会社の上司は私にこんなハラスメントなどしなかったでしょう。

そして、もし秋田3区の代表が男だったら、松浦大悟さんや彼の部下たちは、代表に向かってこんなハラスメントをしなかったと思うのです。

亀田 純子(秋田市、さみどりの会 *)

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【写真上:長い裁判を終えて記者会見に臨む三井原告。写真下:秋田市内で、裁判の真相をわかってもらおうとチラシまきをする支援者たち。どちらも2015年6月24日】

(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。c0166264_15134969.jpg
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by bekokuma321 | 2015-07-02 20:51 | 秋田

証拠と法律を盾に反論

5月18日、秋田地裁で、三井マリ子VS松浦大悟の第9回裁判がありました。その裁判に三井さんが出した「準備書面11」を読みました。

松浦被告側の「うそ」をていねいに、証拠や法を示して格調高く反論していると思いました。また被告が原告の主張を無視したり、論点をずらしていることを、これまたていねいに指摘し、それが論点ずらしであるということを証拠でもって論破をしていると感心しました。

いくつかを、紹介します。

●松浦被告「民主党が交付した公認料から支出した供託金を自己の私物と主張する原告は、民主党の候補者としてふさわしくない」

◎三井原告「被告らの主張は、もはや法律論とはいえず反論の必要がないところではあるが、念のため指摘する。民主党が立候補の届け出をしなければならず(公職選挙法86条1項)、届出をしようとするものである民主党が供託をしなければならない(同法92条1項1号)。その原資は、支部政党交付金を使うことも当然にできるものであった。同選挙での秋田1区、2区では、それぞれの支部政党交付金から供託金を県連がまとめて供託している」

●松浦被告「必要な支出は、被告松浦側が立替支出してまで原告の活動を全力で支えたものである。原告は被告らに対して、立て替えてまで原告を支えたことを感謝すべきである」

◎三井原告「支部政党交付金があったにもかかわらず、これを使わずに『立て替えた』と被告らが主張していることが、本件の問題である」

●松浦被告「特例措置は、平成24年12月22日の時点で方針が固まっていたものではなく、平成25年1月22日の党本部の常任幹事会で提案されたものである。そして、12月27日の被告Tのひそひそ話での発言については、細野豪志の発言に関する前夜のテレビ報道を見た上でのものであり、誰でも知りうるものだった」

◎三井原告「原告が問題にしているのは、1ヵ月遅れでなされた通達のことではない。総支部長(原告)の身分や今後の政治生命にかかわる極めて重要な情報を、前日に知っていながら、総支部長に伝えなかったことである。伝えなかっただけでなく、『落選した時点で支部解散、支部長解任。民主党はそうなっている』と事実ではないことを繰り返していたことが、原告を追い出す意図をうかがわせるものとして、重要なのである」

●松浦被告「松浦被告の秘書らは、政党交付金を選挙資金に使うことができないと理解していた

◎三井原告「これは、もはや、虚偽の主張の極みと言わざるを得ない」「被告松浦の参 1 総支部において、被告Tは4年間、被告Kは3年間、被告松浦の秘書として働いていた」「(その間、選挙もあったので)政党交付金の受け取り方、使い方、報告のしかたを理解していなかったなどという主張、つまり政党交付金を選挙資金に使えないと思いこんでいた、などということはあり得ない」

以上、素人の私が読んでも、「松浦大悟前議員は、意図的にカネの溜め込みを図り、それに原告が気づく時間の余裕を与えないために、投票日直後に三井さんを秋田から追い出したのだなあ」、とよくわかりました。

岡田ふさこ   さみどりの会(*)事務局

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(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。c0166264_15134969.jpg
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by bekokuma321 | 2015-06-10 22:22 | 秋田

c0166264_1242797.jpg5月18日、秋田地裁で、三井マリ子さんが松浦大悟前参議院議員を提訴した9回目の裁判がおこなわれました。

今回、三井さんが裁判所に出した「準備書面11」を読みました。

私のような普通のおばちゃんが裁判の書類を読むなんて、そうそうあることではありません。学生時代に読んだ教科書とも、よく読む新聞や週刊誌とも違うので、とまどいました。それでも必死に読んでいくと 「どうして?」と、疑問がいくつか湧いてきました。

これを書いているうちに、疑問が怒りに変わって、おばちゃんは夕食の支度に身がはいりませんでした。

1.なぜ、三井さんの選挙区で使わなかったのか
三井さんの選挙区は秋田3区です。秋田3区で使用されるポスター、選挙カー、看板なのに、それを制作したり、備品等を調達したのは、ほとんど秋田市が住所の会社なのです。公費185万円以上のほとんどが、秋田市内で使われていました。

2.なぜ、928万円以上も秋田市に落としたのか
選挙会計だけでなく、三井さんが代表する第3総支部の政党交付金などを合わせるとなんと928万円以上が、秋田市の会社に落されています。そもそも政党交付金は、三井さんの選挙のために秋田3区に交付されたものです。それに横手市や大仙市など秋田3区の地元業者に発注することは、選対(選対代表 松浦大悟)の最大の策だと思うのですが、3区には公費も政党交付金もほとんど落としていません。なぜ、松浦大悟参議院議員(当時)は、秋田市に集中してカネを使ったのでしょうか。

3.なぜ、民主党は同じデザイン会社なのか
今年4月に地方選挙がありました。秋田市で私が見た民主党公認・推薦候補4人のポスターは、1名を除いて、同じデザイン会社で制作されていました。この会社は三井さんのポスター、チラシなどを制作した秋田市のデザイン会社でした。その会社社長は寺田学後援会会長でした。
 
4.なぜ、領収書には収入印紙がないのか
当時3万円以上は収入印紙を貼る必要がありましたが、三井さん関係の領収書には、ぞくぞくと収入印紙の貼られていない領収書が出てきています。住所は秋田市です。65万円以上も払ったシュレッダー、55万円以上の選挙カー音響一式、47万円近くの選挙カー備品・・・。収入印紙の貼られていない領収書は脱税です。脱税された領収書を受理する選管も選管だとおばちゃんは思いました。

今回から、秋田地裁の担当裁判官、3人全員が変わったそうです。

昨日、「日本と原発」弁護士河合弘之監督のドキュメンタリー映画を見て来ました。その中で河合弁護士は「正義は裁判の中にある」「裁判官もわかってくれる」と言っていました。

秋田地裁の新しい裁判官のみなさん、「正義は裁判の中にある」と信じている、秋田のおばちゃんを失望させないでください。
                         
普通のおばちゃん 佐々木厚子 (秋田市 さみどりの会*)

【写真:2012年12月衆院選に立候補した三井さん。選挙カー、選挙ポスター、看板などは公費で支払われる。そのほとんどが三井さんの選挙区ではない秋田市の業者だった】

(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。これまでの報道・報告は左下 Moreをクリックを。c0166264_15134969.jpg

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by bekokuma321 | 2015-05-23 12:24 | 秋田

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AFER Vol.84(2015・2・15 全国フェミニスト議員連盟発行)
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by bekokuma321 | 2015-02-28 23:33 | その他

衆院選が終わった。
熱のないまま、あっと言う間に終わった選挙だった。

投票率は52%ぐらいであると報道されている。
2年前の衆院選59.3%より、さらに下がった。

人口の半分、有権者の半分を占める女性はどうか。
報道によると当選者475人のうち45人で9.4 %。
女性の当選者は、1割に満たなかった。

女性候補は1191人のうち198人と16%にすぎなかったから
結果は目に見えていた。

世界各国の議会でつくる列国議会同盟(IPU)によると、
日本の前回の衆院女性率8.1%は189カ国中163位だ。
IPUは、世界には女性議員が10%に満たない国が
まだ34カ国あると指摘した。

今回、またしても日本は、このお仲間から脱することができなかった。

女性の衆議院議員は、日本の半数を占める女性の
代表でもある。

非正規雇用から抜け出せない女性、
圧倒的貧困におしつぶされるシングルマザー、
高齢女性への暴力・虐待・・・

こうした声なき声を政治の場に届けてほしい。
党派を超えて待ったなしの政策のはずだ。


▼「政治は男のものではない」と叫ぶフランスのポスター
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女性議員を増やそうというフランスのキャンペーン。
「政治は男のものではない」
「あなたの地方で運動しよう」
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by bekokuma321 | 2014-12-15 08:51 | その他

c0166264_2252521.jpg秋田の事務所の閉鎖と、政党交付金の国庫返納、お疲れ様でした! !

私にとって、「発表要旨」や「政党交付金の時系列表」はとても勉強になりました。そして、政治とカネのことや、選挙にまつわる政党の動きを、他の人に知らせるのに、とてもいい資料になります。

多分、選挙のプロ以外の普通の人は、”ワル・選挙プロ”の言いなりになってきたのだと思います。とくに、選挙や政治に経験の少ない女性候補は、被害にあっても、泣き寝入りの人が多かったのではないでしょうか。

このような悪しき慣習が横行し、「選挙の悪しき当たり前」となっています。三井マリ子さんは、政治にまつわる悪しき慣習に一石を投じましたね。

こうした「選挙の悪しき当たり前」を、一日も早くなくしたいですね。

でも、2012年の衆院選後、マリ子さんが、長野から秋田まで2年間も通い続けて、選管や銀行などから事実を掘り起こしてきたからこそ、ここまでやれたのです。

それを思うと、この「選挙の悪しき当たり前」を当たり前でなくするには、並大抵でない努力がいる、と思ってしまいます。

高橋 芳恵 さみどりの会(*)

【写真:2012年12月、雪の秋田3区で女性が働きながら子育てしやすいサポートシステムをつくろう、と話す三井候補】

(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は左下のMoreをクリック。
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by bekokuma321 | 2014-12-03 22:12 | 秋田