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c0166264_10381458.jpg「参院選 東北 自民圧勝に異議」。友人が送ってくれた 河北新報オンラインニュースの見出しだ。

東北6県中、青森、岩手、宮城、福島、山形の5県で、野党統一候補に勝利マークがついている。ただひとつ、秋田だけは自民が勝利した。

日本全国の「自公勢力圧勝」にあってことさら目立つ傾向だった。同じ東北のなかで、秋田の候補だけが野党共闘でないのなら、わかるが、秋田の候補も他の5県と同じ野党統一候補である。にも関わらず、落選した。

なぜこんな結果になったのか。メディアが触れていない重要なことを指摘したい。東北6県の唯一の例外となった秋田の野党統一候補は、民進党の松浦大悟さんである。松浦大悟さんは、「三井候補秋田追放事件の真相を究明する裁判」の被告だった。原告は三井マリ子さん。

この裁判は、松浦議員から2カ月にわたる立候補勧誘を受けて秋田に移住して2012年衆院選に出た三井さんが、彼の秘書らに不明朗な会計処理をされて心身ともに損害を受けた、と提訴したものだ。

裁判は、松浦さん側が“不適切な言動”をしたことを認めて、三井さんにお詫びの意を示したため、昨年、和解で終わった

選挙から裁判まで、3年間、秋田に通って実際に見つめてきた私は、秋田の敗北の原因は、この裁判を無視しては語れないと思っている。

具体的には、提訴してから和解で終わるまで、「三井裁判」をほぼ全紙が、キチンと報道してきた。節目の時には、写真や図表入りの大きな記事が踊り、NHKを始め民放テレビニュースも放映した。

手前味噌になるが、「三井候補秋田追放事件の真相を究明する裁判を支援する会」は、秋田市の官庁街、秋田駅前などで、関係チラシを配布してきた。さらに支援する会ホームページでは、裁判の情報や三井さんを支援する人たちの声をアップしてきた。こうした積み重ねが、じわりじわりと秋田県民に伝わっていったのではないか、と私は考える。

松浦さんの秘書は、三井選挙における怪しい行為で、検察に書類送検された。さらに松浦さんと親しい民主党秋田の幹部は、書類送検されて、ポスター張り労賃を横領着服したことを認めた。起訴猶予とはなったが、こうした「不正」に目をつむっては、民主主義は決して実現できない。

このような不真面目な選挙を仕切った選対の最高責任者は松浦さんであった。松浦さんや彼の秘書たちは、男性候補者には決してできなかったであろう“不適切な言動”を三井さんに繰り返した。その意味で一連の“不適切な言動”には「女性蔑視」があったと私は確信する。

参院選で、民進党は、この候補者のために、政党交付金をふんだんに使って、大物と言われる党幹部をとっかえひっかえ秋田入りさせた。しかし、落選した。前にも書いたが、民進党は、目の前につきつけられた「不正」や「女性蔑視」という深刻な事態に対して、真正面から、きちんと対処すべきだった、と私は思う。それは公党としての最低限の責務である。

何事もなかったかのようにふるまった民進党の行為は、原告を侮辱したにとどまらず、秋田県民を侮辱したのではないだろうか。それが、「秋田を除く東北は野党共闘圧勝」という結果につながった。

岡田ふさ子さみどりの会事務局)

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  ▲裁判報告会にて、近江直人弁護士(三井代理人)の解説を聞く記者や市民(秋田市内)

[松浦氏再び落選]共闘に保守層敬遠も 無党派への浸透不十分(秋田魁 2016年7月13日 )
<参院選>東北は野党共闘圧倒(河北新報 2016年07月11日)
<参院選秋田>石井氏 24市町村を制す(河北新報 2016年07月12日)
戦いを振り返って/下 野党 共闘やっと「足し算」 試行錯誤、風起きず /秋田(毎日 2016年07月12日)
c0166264_15134969.jpg(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2016-07-14 23:35 | 秋田

c0166264_0231454.jpg連載「衆院選秋田3区政党交付金」(三井マリ子)の第15話~18話を読んだ。その迫りくる臨場感。ひとつひとつの証拠の重さ。ふぅっと深いため息が出た。

裁判を追ってきたものの、ストンと落ちなかったこともあったが、今回読んでわかったことが数々ある。そのひとつは「ポスター張り横領着服事件で、公職選挙法違反容疑で書類送検された3人のうちの1人が、民主党秋田県連幹部であった」ということだ。

その人は、長年、秋田県の民主党の重要な位置にいて、しかも三井マリ子さんの選対の中枢にいた人だ。

この刑事事件は、三井さんが松浦議員秘書を告発した後、警察の捜査のなかで発覚した。その人は、25枚の架空の領収書をワープロでつくって、そこに住所氏名までタイプをして、用意していた三文判を押して、多くの領収書を偽造したのだ。

三井さんのポスター張りをしていないのに、「1万円領収しました」と名前を勝手に使われた何人かが、新聞の取材に、こう答えている。

「勝手に名前を使われるのは心外で、気味が悪い」
「身に覚えがないし、そもそも住所が間違っている」

どれだけ迷惑したことだろう。三井さんの心痛はいかばかりだったか。病気になるはずだ。第16話「25枚の領収書」に、三井さんはこう書いている。

「最も私を悩ませたのは、架空の領収書に勝手に名前を使われ、お金を受け取ってもいないのに受け取ったと書かれた人たちにどうお詫びをするか、そして、私の『選挙運動費用収支報告書』の虚偽記載をどう訂正するか…」

しかも、この書類送検された3人のうち2人は、三井さんの衆院選の半年後にあった松浦さんの参院選でも同じ事件を起こしたと報道された。2回の国政選挙で、民主党幹部が、領収書を偽造したうえでポスター張り代を横領着服したのだ。

「党県連は独自に調査をすすめているが、その背景や原因を早急に調べ、有権者に明らかにすべきだ」(毎日新聞 2014.2.7 )と、記者は書いている。誰もがそう考えるはずだ。

しかし、この刑事事件は、最終的に起訴猶予で「不起訴」になった。私はそのことに驚かされたが、起訴猶予となったとはいえ、この3人の横領着服の事実は決して消えない。

実際、第16話にあるように、横領した側の弁護士は「3人が横領したことを認め、謝罪し、横領した金額を支払うことを約束する」と三井さんの弁護士に書いてきている。この横領した側の弁護士は、民事裁判の被告松浦大悟さんとその秘書らの弁護士を兼ねている。民主党の顧問弁護士である。

もっと重要なことは、党本部から送金された国民の税金「政党交付金」についてだ。

政党交付金の送金先口座を三井さんは、まったく説明されていなかった。党本部が指定した政党交付金専用の口座を、三井さん名義で、身分証明書とハンコを使って作っていたのに、それを三井さん本人に秘匿してきた。違法的行為だと私は思う。違法だと認識していたからこそ、松浦さんは「秘匿などしていない。三井さんは了承した」と裁判で言ってきた。

しかし、最終的に裁判長によって三井さんの主張の正しさが証明された。「受入口口座の開設に先立ち、口座の開設と用途を説明していたとはいえない」と、和解文に明記されている。

以上からだけでも、「民主党」は公党として、この事件に対して説明責任があるのではないか。

民事裁判は和解で終わって、松浦大悟被告側は、三井さんに対し、一連の“不適切行為”に「お詫びの意を表す」とあった(和解文)。それなのに、民主党は松浦大悟さんを参議院選挙の候補者として公認した。党としての浄化作用が私には感じられない。

「野党共闘」は大事なことだ。しかし、自民党に対峙する野党だからこそ、ぜひにも私たち普通の市民の希望を託せる政党であってほしい。

岡田ふさ子さみどりの会事務局)

連載「衆院秋田3区の政党交付金」_さみどりの会
和解調書と裁判長の真意
女であったゆえに踏みつけられた名誉と尊厳

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(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2016-03-25 12:50 | 秋田

c0166264_22343045.jpg「三井マリ子VS松浦大悟裁判」が、2015年11月4月、秋田地裁で和解という形で終わりました。

そもそも私は、その和解の日まで、裁判のことをほとんど何も知りませんでしたし、集会に参加するのも初めてでした。

「衆院選に落選して、その上さらにいじめられた女性がいる。その女性の裁判の集会がある」といった程度の知識しか持っていませんでした。

11月4日、三井さんと三井さんの弁護士さん2人は、裁判が長引いて集会場にはなかなか来られなかったため、集会場では岡田ふさ子さんら支援する会の人たちが、これまでの概要を説明していました。結局、この日の集会は自然流会状態となりました。しかし、裁判はまだ終わっておらず、支援者は秋田県庁で待機することになりました。

私も気になって、足は自然に秋田県庁へ向っていました。そこで、その日の裁判は公開にはならず、和解という形で終わったという報告を受けました。

このように、裁判について他の人たちより出遅れた私は、その日から手当たり次第に資料を読み込み、情報をあさりました。
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「陳述書」(三井マリ子 2013/11/8)
「訴 状」(近江直人、澤入満里子、森田祐子 2013/11/11)
「意見陳述」(三井マリ子 2014/1/24)
「意見陳述」(三井マリ子 2015/1/16)
「陳述書2」(三井マリ子 2015/6/21) 
などなど。

それに「第10回弁論準備手続調書(和解)」、つまり和解文書を読みました。

資料を読み始めてまず感じたのは「怒り」でした。こんなことが許されるはずがない、という「怒り」でした。「怒り」とともに、こういうことをまともな大人がするのだろうか、と疑問を抱きました。

秋田3区から民主党公認で衆院選に立候補するよう三井さんを拝み倒して承諾させた松浦氏側は、三井さんが落選したら、手の平を返すように数々の“不適切行為”を行いました。

実は、選挙運動中からその兆候はあったようです。三井さんが選挙区出身であることや都議会議員だったという経歴も削られたポスターやハガキは、その典型的な例です。

そして、「政党交付金は選挙に使えない」と言ったウソ、政治資金のどんぶり勘定のいい加減さ・・・などきりがありません。

裁判において、松浦氏側は、こうした事実をいっさい認めず、むしろ三井さん側の人格に問題があったとでもいうような人格攻撃をしてきたことにも、私はさらに腹が立ちました。

c0166264_13371240.jpgこうした被告側の数々の言動の中で、裁判所は、落選直後に松浦氏ら5人で三井さんの自宅兼事務所にやって来て、三井さんに追い出し宣告をした時のつるし上げについては、“不適切行為”だったとしました(「和解調書」)。そして、その″不適切行為”について、松浦氏側は「お詫び」をしました。

三井さんにとっては、落選後、「さあ、これからだ」と自分に言い聞かせていた時の急襲に、身も心もボロボロだったようです。その後、三井さんは、不本意ながら自宅(長野)に戻ります。そして1人で調査を始めます。

その調査で、三井さんに伝えてなかった口座(隠し口座と三井さん側は言う)が開設されていたことや、松浦事務所と秋田銀行の癒着がなければありえない銀行の変な手続きなどを発見していきます。

これらはすべて、三井さんや三井さんの弁護士や支援者がいなければ、泣き寝入りさせられていた可能性の高かったことだと思います。

裁判は、和解ということでピリオドが打たれましたが、いろいろな問題点を公の場にさらすことができたということを考えれば、実質的勝訴だったと私は感じています。

加島 康博 (秋田市、さみどりの会*)

【写真上:三井原告。2015月11月4日、秋田市内にて佐々木厚子撮影。中:「訴状」、下:「和解調書」。「訴状」「和解調書」はポインターを上に置くと読める】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-12-29 17:19 | 秋田

c0166264_11294468.jpg11月30日、秋田地裁における三井マリ子VS松浦大悟裁判の最後の報告会と懇親会がありました。

私が最も伝えたいことは、和解というと一般には引き分けと受けとられがちですが、今回の和解は決してそうではない、と2人の弁護士(近江直人弁護士、森田祐子弁護士)が強調したことです。

司会の大倉由紀子さんは、三井さんは2万3665票をとって「これからも頑張ります」と言っていたのに、「さよなら」も言わないで秋田を去ってしまった、と当時のことを紹介していました。

実際、三井さんは、供託金没収ラインを上回る票を獲得しました。しかし、その供託金は、党が供託すべきだったにもかかわらず、私財である個人通帳から引き出され、選挙後、国から返還されたにも関わらず、裁判をするまで三井さんには返還されませんでした。

さらに、候補者本人が何度要求しても「選挙運動収支報告」を知らされず、候補者の知らない通帳(隠し口座)が開設され、民主党本部が振り込んだとする金額と候補者に知らされた金額に差があり、会議を開いてほしいと候補者が要求しても開かれず、「今後、連絡するな」などと言われたのです。

c0166264_115704.jpg裁判をしなかったら、こうした事実が、誰にも知られることなく、何事もなかったこととされて、次の選挙を迎え、また次の選挙へと引き継がれていったことでしょう(右「訴状」をクリックすると読める)。

しかし、三井さんの提訴により、法廷の場で審議され、白日の下にさらされました。それらは、思慮或る人々によって受け止められ、日本の選挙や政治の一角が可視化できたことは、この裁判の大いなる意義であった、と思います。

また、東京都江東区議の中村まさこさんが、「この事件の背景には女性蔑視があると私は指摘したい。女性のほうが候補者探しのとき言いくるめやすく、用が済んだら簡単にお払い箱にしやすい、と被告側は思ったに違いない」と書いています(「秋田政党交付金裁判――背景には女性蔑視がある」2015.10.4)。私も、女性蔑視の要素を多分に含んだ事件であった、と思います。

政党支部の支部長(=衆院候補者)に就任していただいた人が、2期にわたる東京都議会議員を経、女性センターの館長を3年以上務め、高校や大学で教鞭をとり、10冊以上の本を出版してきた、60代の男性であると、想像してみてください。

ダークスーツにネクタイで身を固めた男性に、投票日の5日後に、アポなし、ノックなしに、大勢で、夜襲とも言える訪問ができるでしょうか。

懇願して秋田移住をしていただいた豊富な経験を有する先輩男性を相手に、上記のような言動をとれば、いくらなんでも世間は許さない、と誰もが思うでしょう。三井マリ子さんが女性だったことが、この事件の背景にはある、と私も思います。

思い起こすと、候補者三井マリ子さんの依頼で秋田までやってきて手弁当で政治活動をしていた私に、候補者に断りもなく「帰んなさい!」と言い放った地元の「現職参議院議員公設秘書」の態度は、どれだけ私を驚かせたことか。

私は、屈辱を胸に秋田を去りました。三井さんが秋田を去る1か月前のことでした。私は候補者三井さんの友人であって、現職の参議院議員であれ、その秘書であれ、直接に「帰れ」と言われる筋合いはありません。それが通常の人間関係の筋というもの。それが、候補者を蚊帳の外において「帰れ」指示を出すという「主客転倒」がまかり通ることを、この時、初めて私は知ることとなりました。

裁判所に出された証拠書類や準備書面から、選挙中も選挙後もこの「主客転倒」のままであった、と私は感じました。「主」が、もしも男性だったら、ここまでの転倒はなかったのではないでしょうか。

この総選挙の直後、民主党本部は、衆院選で落選した候補者に半年間、月々50万円の手当を出して総支部を継続させる方針を決めました。その重要な情報を三井さんに伏せて、「落選したら支部は解散し、支部長は解任」「ここ(自宅兼事務所)は12月いっぱいで」と、三井さんに選挙区を出ていくよう迫った事実がありました。

繰り返しになりますが、豊富な社会経験を積んだスーツ姿の男性が相手だったら、同じことができただろうか、と思います。

c0166264_13371240.jpg「和解調書」に戻ります(右「和解調書」をクリックすると読める)。被告松浦大悟さん側は、選挙後のこうした言動を「適切でなかった」と認め、「お詫びの意」を表したことが和解調書に盛り込まれているので、原告三井さんは和解を受け入れたということです。

一方、原告三井さんは、「被告松浦大悟さん側は、政党交付金を自分の選挙用に残す目的で、立候補要請を行った」と主張してきましたが、それを裏付けるに足る的確な証拠がないことを認めて、「遺憾の意」を表す、という和解内容になっています。

さらに、この和解調書には、「異例とも言える」3ページにも渡る「前文」が付され、裁判官の考えが述べられています。その中で、裁判官は、「『政党交付金は選挙には使えない』との誤った説明を原告にしていたことなどを踏まえると、原告において、被告松浦が自らの選挙運動費用を確保するために立候補させたのではないか、との疑念を抱いたとしても、このこと自体は特に理解できないものではない」と、三井さんの主張に理解を示しています。

三井さんは報告会に参加した皆さんに向かって、裁判を総括して、「ノックアウトできると思っていたのですが……かろうじて判定勝ちと言えるのではないか」と述べたところ、会場は拍手で応えていました。私も「判定勝ち」だと受け取ります。

とくに、民主党秋田第3総支部(代表三井マリ子)に降りた政党交付金の残金440万円を、政党助成法の本旨にのっとり、「国庫返納」したことは、松浦大悟さんらの政治資金に流用される可能性を未然に防いだことにつながり、すごいことだと思います。

以上、供託金300万円の三井さんへの返還と、政党交付金の残金440万円の国庫返納。そして、一連の疑念への事実認定とも言える裁判所の理解と、被告松浦大悟さんの「お詫びの意」により、原告三井マリ子さんの踏みつけられた名誉と尊厳は、一定の回復を見たものと、私は思います。
 
最後に、「お詫びの意」を表した被告松浦大悟さんは、今後の政治活動において、同じ轍は踏まない選択をされるものと大いに期待するものです。今後は、秋田県民の方々がその言動を見届けて下さるものと信じます。

c0166264_11411672.jpg「三井候補秋田追放事件を究明する裁判」を支援する事務局を担った者から、秋田の皆さまと、秋田以外の地から応援していただいた全国の皆さまに、心から「ありがとうございました」と申し上げます。

岡田 ふさ子 (さみどりの会* 事務局)


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(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2015-12-19 12:21 | 秋田

「『三井候補秋田追放事件を究明する裁判』を終えて」(岡田ふさ子)

「フェミニストは泣き寝入りしない」(高橋ブラクソン久美子)。

12月1日、秋田地裁における三井マリ子VS松浦大悟裁判について、こんな2つの記事が『ワーキング・ウーマン』に掲載された。

岡田ふさ子さんは、裁判を支援する会事務局(さみどりの会 *)。2012年11月、三井選挙を手伝っていた彼女は、国会議員秘書から追い出された。三井候補秋田追放の1月前だった。候補者を無視したかのような「主客転倒」関係を見てしまった体験を経て、本裁判をつぶさに追ってきた。和解に終わった裁判の内容と意義をわかりやすくまとめている。

高橋ブラクソン久美子さんは、狭山市議会議員。全国フェミニスト議員連盟会員。三井裁判は、「女性への警鐘でもあり、教訓でもある、とりわけ政界に身を置く女性、これから政治を志す女性たちにとって、学ぶべきことが無数にある」と書く。「女性というだけで、どれだけ馬鹿にされ、苦しめられてきたか」という文章には、女性蔑視の残る議会への彼女自身の怒りがにじみ出る。

『ワーキング・ウーマン』から、編集部と筆者の許可を得て、全文を紹介する。

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▲『ワーキング・ウーマン』。ワ-キング・ウ-マン男女差別をなくす愛知連絡会という女性団体の定期刊行物。同団体は名古屋市を拠点に1986年から活動している。

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2015-12-19 10:57 | 秋田

和解調書と裁判長の真意

11月30日、三井マリ子さんの裁判の報告会と懇親会がありました。

参加者の多くは、裁判について新聞で読んだ程度の情報だったようで、裏話を混ぜた詳しい内容に、身を乗り出して聞いていました。

c0166264_12424440.jpg選挙の時から裁判まで三井さんを支えてきた、名古屋の岡田ふさ子さん、三井さんの代理人の近江直人弁護士、森田祐子弁護士、原告の三井マリ子さんが、話をしました。

岡田さんは、「三井さんが秋田を追い出されるより前に、私は松浦さんの秘書に追い出されました」と告白しました。岡田さんは、支部長である候補者三井さんの意向を無視して、その友人に出て行くようにと命令した人たちに驚かされた、と言いました。

c0166264_12331122.jpg近江弁護士は、三井さんが初めて相談に来たときのことから話をしました。「何で松浦大悟参議院議員や事務所の人たちがこんなことをしたのかわからない」とやってきたそうです。近江弁護士も三井さんも、政党交付金など政治資金の知識がなく、裁判のなかで学んでいったと話されました。

刑法違反容疑については、2013年夏、松浦さんの参議員選挙前に警察署に告発をしたが、「選挙妨害」と言われないよう、捜査は松浦さんの選挙後になったことも初めて聞きました。

民事裁判を起こしたのは、1年ほどたってからです。裁判が始まってすぐ、裁判長から「供託金300万円は三井さんに返したらどうか」と松浦さんに提案があったそうです。三井さんの供託金は民主党が出すべきものです。ところが、松浦事務所は、三井さんの個人口座から出していました。

三井さんがもしも10%以上とれなかったら、供託金(三井さん個人資産から供託された)は没収されました。ところが、三井さんは10%以上の票をとりましたので、供託金は没収されずに国から返されました。しかしながら、松浦事務所は受け取ったまま、三井さんには返金しなかったのです。

裁判長提案を受け、松浦さん側は300万円を三井さんに返金してきました。

近江弁護士の話を聞きながら、裁判をしなかったら、供託金300万円は永久に戻ってこなかっただろうと、私は思いました。

c0166264_12354197.jpg森田弁護士は、「和解調書」を読み合わせながら解説をしました。まず、異例の長さの前文がついていること、そのなかで裁判長が指摘している点について解説しました。

(1)松浦さんらによる口座の管理や収支の状況等が決して分かりやすいものではない
(2)選挙後速やかに三井さんに返還されるべき供託金が提訴後にやっと返還された
(3)三井さんは政党交付金受入口口座の開設を認識していなかった
(4)松浦さんらから三井に、受入口口座の開設及び用途についての説明があったとはいえない
(5)三井さんが、選挙や第3総支部に係る資金の管理方法等を理解した上で立候補を受諾したとはいえない
(6)松浦さん(秘書)が作成した選挙運動費用収支報告書には事実と異なる記載がなされており偽造領収証が添付されていた
(7)松浦さんら(秘書2名)が三井さんに対し、「政党交付金は選挙運動に使えない」と言った

続いて森田弁護士は、和解条項の直前にある文章を読みながら、次のような説明をしました。

「『原告と被告らは、下記の和解条項第1項及び第2項について、遺憾の意とお詫びの意を有することを当裁判所において確認した』という部分ですが、双方がお詫びしたように読めますけれども、原告側は、『原告の三井さんが遺憾の意を示し,被告の松浦さんらがお詫びの意を示した』と理解しています」

つまり、お詫びの意を表したのは松浦大悟さんであり、遺憾の意を表したのは三井さんだということです。

さらに森田弁護士は、次の部分を読み上げました。

「選挙直後の被告らを含む民主党秋田県連関係者の不適切な対応により人間としての尊厳を踏みにじられたと原告が主張していることについても,原告が被告松浦の強い要請に基づき立候補を決断したという経緯に照らすと,理解できないものではない。」

森田弁護士は、「ここの『不適切な対応』には,前後の文脈から,三井さんを横手から出て行かせたことを含みます」と解説しました。

そのうえで、「これまで非を認めなかった松浦さんらが、不適切であったことを認め、和解条項の確認の際に、松浦さんがお詫びの意を表明した、そのことは,今回の裁判の成果であったと考えています」と、森田弁護士は強調しました。

c0166264_1247263.jpg最後に三井さんの話がありました。

三井さんは、2012年12月21日、夕方、三井さんが一人で自宅兼事務所にいたとき、松浦大悟参議院議員ら5人が、約束なしに、呼び鈴も鳴らさずはいりこんできたときから始めました。その日まで、「さあ、これからだ。秋田でがんばるぞ」と思っていたそうです。

1人でいるときに、突然、5人でやってきただけでも恐怖そのものでしょう。その「恐怖のつるしあげ」(陳述書)は、2時間近くにわたったそうです。そのだいたいの中身は、「あなたの人格が悪いから人が寄り付かない」「あなたもあなたの友人(ボランティア)も選挙違反をしている。家宅捜査がはいる」「票が減るから、今後はいっさい連絡するな」「ここは12月いっぱいだ」だったそうです。

不本意にも秋田を去った三井さんは、「選挙収支報告を見せてほしい」と手紙を書きますが、無視されてしまいます。不審が募った三井さんは、自分で、秋田まで来て調査しはじめます。そうしていろいろ奇妙なことを発見していきます。

三井さんは、「銀行と松浦事務所との癒着」「政党交付金の問題」の2つをあげました。

まず、三井さんは、三井さんに知らせずに銀行口座(政党交付金受け入れ口口座)を開設した松浦さんの秘書を「有印私文書偽造・同行使・詐欺罪」で告発しました。担当した警部補は、最初やる気まんまんだったそうです。しかし、その後、三井さんが委任状を書いていなかったにも関わらず、「銀行は委任状を見せられて、それを返還したと言ってます」と言い、さらに「銀行は詐欺罪で秘書を訴えないようです」と言ったそうです。

ここで、三井さんは「委任状は見て返すようなものではありませんよね」と会場に言いました。みなうなずいていたようでした。結果として、刑事告発は嫌疑不十分で不起訴とされてしまいました。

「政党交付金の問題」は、怒り心頭です。あきれたのは、松浦さんの秘書たちが、三井さんには「政党交付金は選挙に使えない」などと間違ったことを言いながら、政党交付金をできるだけ使わずに残して、政党交付金の残金を繰り越そうとしたことです。

三井さんは、「今なら、政党交付金は私を当選させるための資金です、それに使えないなら、何に使うんですか、と言えるのですが、その時は政党交付金に無知だったため反論できませんでした」と言いました。

私は、2012年夏ごろ、三井さんが民主党関係者からの勧誘を断っていた場に偶然居合わせました。その後、三井さんは翻意をして、立候補し選挙を闘います。そして選挙後まもなく、「秋田を出ていかなければならなくなった」と言いました。黙って引っ越しを手伝った私は、本当に悲しかったです。

c0166264_13371240.jpgでも、「和解調書」に書かれた言葉を読んで、三井さんの苦しかったこれまでが少しは報われたかなと思います。下にかかげます。

【被告松浦から要請されたとはいえ、原告は、女性議員の増加という使命感のもと「当選の見通しがない」なかで立候補を決意したものであり、女性議員の増加は一朝一夕に実現するものでないにしても、原告の立候補はその一里塚となった。 】

【本件訴訟は損害賠償金の支払を求める形式になっているものの、原告の主な目的は政党交付金の使い方について問題提起をすることにあり、本件訴訟を通じて、その実態を国民が垣間見るところとなったから、上記の目的は少なからず達成されている。】

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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【写真:下を除いて岡橋時子撮影。下は三井マリ子原告と松浦大悟被告に成立した「和解調書」。ネット用に個人情報が黒塗りされている。クリックするとpdf文書を読める】

三井裁判「終わりよければすべてよし」
三井裁判にかかわって
和解が成立しました:和解調書、原告報告とお礼、弁護士コメント、年表
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by bekokuma321 | 2015-12-11 13:46 | 秋田

11月30日の報告

ご迷惑をおかけしますが、大倉由紀子さんの投稿文中に誹謗中傷にあたるかもしれない表現があるのではないか、という指摘が読者からありましたので、検討中です。

一時、本文を削除させていただきますことを、ご了承ください。

FEM-NEWS 編集部
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by bekokuma321 | 2015-12-02 10:45 | 秋田

三井マリ子さんが松浦大悟前参議院議員らを提訴していた裁判は、和解でした。

11月30日(月)、その裁判の意義や問題点を、三井さんや近江直人弁護士・森田祐子弁護士から伺う会を開きます。お気軽においでください。

裁判長は、和解調書で、三井さんの長年の運動に共感するかのように、次のように書いています。

「原告は、女性議員の増加という使命感のもと『当選の見通しがない』なかで
立候補を決意したものであり、女性議員の増加は一朝一夕に実現するもので
ないにしても、原告の立候補はその一里塚となった。」 (和解条項 p3)

裁判長が書くように、三井さんは全く勝ち目のない選挙にあえて立候補しました。そして選挙区に引っ越してわずか1ヵ月にも関わらず、供託金没収ラインを上回る票をとりました。

ところが、選挙後5日目の夜、前触れなくやってきた松浦議員ら5人に「あなたがいると票が減る、今後いっさい連絡しないように」「ここは12月まで」と、追い出されてしまいます。選挙収支報告を見せてほしいという要求まで無視された三井さんは1人で調査を開始。政党交付金の不透明な使われた方を発見していきます。

その膨大な証拠物件をもとに弁護士の法的支援を得て、提訴しました。しかし、残念ながら勝訴には至らず、和解というかたちで終わりました。

では、この裁判から何がわかったのでしょうか。11月30日の会にぜひご参加ください。お待ちしております。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

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(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-11-18 12:43 | 秋田

三井裁判、和解

c0166264_21552359.jpg11月4日、午後5時ごろ、秋田地裁で、三井マリ子さんが松浦元参議院議員を提訴してた裁判が、和解で終わりました。

斎藤裁判長の認めた事実がいくつかあります。

1)選挙後、三井さんに返還されるべき供託金が、裁判が始まってから2014年5月になってようやく民主党秋田県連(代表松浦)から返還されたこと。

2)松浦被告側が「政党交付金は選挙運動に使えない」と誤った説明を三井さんにしていたこと。

3)三井さんは受入口口座が開設された事実すら知らなかったこと。

4)選管に提出された選挙運動収支報告書に事実と違った内容が書かれていて、その元になった領収書には、事実と違った内容が書かれていたこと。

これだけの事実を裁判長が認めたのですから、「三井さん勝訴」かと素人は思ってしまいますが、そこまでには至りませんでした。

三井さんが、政党交付金や選挙運動費用の収支を把握するため、選挙運動収支報告書の開示や会議の開催を求めたにもかかわらず、実現に至らなかったことなど選挙後の対応が不適切だったことを、松浦側被告3人は認め、それをお詫びする、との内容でした。

つまり、報告書を見せてと言ってもそれを拒否した、会議の開催も拒否した、政党交付金は選挙に使えないと言ったーーーこれらは事実だったと、松浦被告側が認めたのです。とすると、なんで松浦被告側は報告書を見せなかったのか、なんで会議の開催を拒否したのか、なんで政党交付金は選挙に使えないという嘘を言ったのかという、疑問は永久に残ります。

c0166264_22343045.jpg記者会見で、三井さんは、「裁判をしなかったら供託金300万円も、政党交付金の使い残し440万円も、私のほうに戻ることはなかったはずです。政党交付金は使い残したら国庫返還という基本にもどって国に返せてよかったです」と言いました。

さらに「被告らの法的責任は曖昧に終わったが、道義的責任、政治的責任は残った」とも言いましたが、これから先、民主党秋田県連の代表でもある松浦元参議院議員が、どのようにこれらの責任を果たしていくのか見守って行くつもりです。

朝の11時ごろから始まった裁判は、昼休みなしに和解協議が続けられ、記者会見も、報告会も遅れに遅れました。私は、お産する娘を待つ母のようにやきもきしながら知らせをじっと待っていました。

三井さんの3年にわたる裁判は和解で終わりましたが、政党交付金には重大な欠陥があることが裁判で明らかになりました。三井さんの闘いが、政党交付金の制度改正につながることを願っています。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

【写真上:三井原告の代理人・近江直人弁護士。下:三井原告。ともに2015月11月4日、秋田市内にて佐々木厚子撮影】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-11-05 00:30 | 秋田

11月4日、秋田市で、「変ね! 政党交付金」という報告集会が行われます。

このごろ話題の「政党交付金」。カレンダーやワインに使った政治家もいます。共産党を除く政党に、毎年、総額320億円が送金されています。世界最高額だそうです。全て私たち一人一人が納めた税金です。

「政党交付金訴訟」ともいえるのが、「三井候補秋田追放事件を究明する裁判」です。三井マリ子さんが、秋田地裁に政党交付金をめぐって松浦大悟参議院議員(当時)を提訴しました。

その三井マリ子原告、そして三井さんの代理人・近江直人弁護士、森田祐子弁護士が報告します。政党交付金と政党の関係、政党交付金と銀行口座、政党交付金と政党支部、政党交付金と選挙、政党交付金の余剰金・・・裁判で判明した事実から、手に取るようにわかりやすくお話しします。ぜひ、お出かけください。

と き:11月4日 午後1時
ところ:ルポールみずほ
主 催:さみどりの会

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チラシを印刷したいかたは、こちらをご覧ください。
11月4日のチラシ「変ね!政党交付金」オモテ


ふじみつこ
(アーティスト、さみどりの会*)


(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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フランスの政党交付金は男女平等化資金に
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by bekokuma321 | 2015-10-23 11:04 | 秋田