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9月30日、秋田地裁で、斎藤顕裁判長のもと12回目の「三井マリ子VS松浦大悟裁判」が開かれました。

「今度こそ公開か」と期待しておりましたが、残念、非公開でした。

裁判後の集まりで、近江直人弁護士から「9月29日 民主党は476万8,900円の政党交付金を国庫に返納しました」と報告されました。

そのうち440万1113円(民主党返納金の92%)が、三井マリ子さんが代表の秋田県第3総支部の基金だというのです。政党交付金の国庫返納は例があっても、「基金が国庫に返納されるのは、きわめてまれだ」そうです。初めてかもしれません。

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三井さんの裁判をとおして 私は政党交付金なるものを知りました。

政党交付金は、私たち国民の血税です。赤ちゃんからお年寄りまで1人から250円をとって、全人口分、つまり、250円×1億2,685万人=317億1250万円、が政党交付金です。

毎年317億円もの税金が、政党交付金の名のもとに、共産党を除く政党にバラまかれます。次に、その政党交付金は、政党本部から各地の政党の支部にバラまかれます。会計は1年ごとですから、その年に余ったら国庫に返還しなければなりません。ところが例外があって、「基金口座」をつくって、そこに残金を移しておけば次の年に自由に使えるようになっているのです。

これが、この事件の核心だと私は思います。

三井さんが立候補した2012年は、民主党壊滅かといわれるほどの時で、離党者が続々出ていました。秋田3区の支部長(衆議院議員)も離党していました。民主党秋田県連(松浦大悟代表)は、支部長となる衆院候補を一生懸命探しました。

支部長を決めると、その支部に1300万円もの政党交付金が送金されます。選挙を手伝う格好をして、選挙会計だけは自分たちでしっかり握って、ケチケチ選挙でお金を浮かして、浮いたお金を「基金口座」に移せば、後は、自分たちが自由に使えるのです。

お金さえ浮かせば、どうせ負ける衆院選などどうでもよかったのではないか、と私は思います。それを証明するいい例が、支出先です。ケチケチ選挙とはいえ衆目を集める衆院選ですからそれなりに支出したでしょうが、そのカネのほとんどを秋田1区で使っていたのです。なんと860万円のうち600万円近く、7割を三井さんの選挙区に使わずに秋田市内に落としたのですから、あきれてしまいます(選挙会計のみ。選挙公費や事務所費を含めると秋田市内の支出はさらに増える)。

では、秋田3区で浮かせたお金は、基金口座に移されたのに、なぜ使われずに、今回、国庫に返還されたのでしょうか。

c0166264_152876.jpg9月30日に、その説明がありました。選挙後、秋田を追放された三井さんは、被告らに収支報告を見せてほしいと何度か手紙を書きますが、無視されてしまいます。困りはてた三井さんは、秋田銀行に行って、「会計をしている人と連絡がとれない」と、ハンコと身分証明書を見せました。すると、「ハンコが違う。紛失届を出すように」と言われて、紛失届を出したそうです。

こうして、(松浦大悟代表は)基金口座からおろそうとしてもおろせなくなってしまったのです。

この裁判が無かったら、こうした政党交付金のカラクリを私は一生知らなかったと思います。

裁判が始まってまもなく、裁判長から被告に「供託金300万円は三井さんの個人資金なのだから返したらどうか」と提案がありました。その提案に従って、民主党秋田県連の金庫に眠っていた300万円は、三井さんに返されたそうです。

そして、このたび、秋田3区の基金口座に残されていた440万円余りは、国庫に返金されました。供託金とあわせて合計740万円です。

もし三井さんが裁判を起こさなかったら、この740万円余りはどこに行っていたのでしょうか。

普通のおばちゃん 佐々木厚子 (秋田市、さみどりの会*)

【写真上:左から森田祐子弁護士、三井マリ子原告、近江直人弁護士。2015年9月30日、秋田市内での裁判報告会。下:秋田銀行前の三井原告、2015年7月】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-10-06 15:30 | 秋田

三井マリ子さんが政党交付金の裁判を起こされるまで、政党交付金について深い関心を持ったことがなかった。私が無所属の地方議員ということもあったかもしれない。

このたび三井さんの「陳述書2」(2015年6月21日)を読んで、金に絡め取られている政治家の醜さと、そして平気で女性を利用し踏みにじる人たちへの怒りが深いところから湧き上がっている。

三井さんは「長年、女性議員を増やす運動をしてきました。日本社会において軽んじられてきたおびただしい数の女たちの問題を解決するには、政治の場に女性が出ていかなくては・・・こういう思いで、女性候補者発掘に精を出してきました。」(2015年1月16日 三井マリ子「陳述書」)

女性が力を発揮し、すべての人が暮らしやすい社会の実現に向けて、常に全力で活動を続けてきた三井さんの姿は、地方議会に身を置く私たち女性議員に活を入れてくれた。全国フェミニスト議員連盟での運動や、数々の執筆活動を通じて、多くの人が知っている。

c0166264_11542457.jpg今年の4月に統一地方選挙をくぐり抜けた身としては、三井さんの選挙ポスターや選挙公報や公選ハガキに、「選挙区生まれ」であることや「都議会議員2期」という経歴など最も重要な情報が記載されなかったのは、驚きだった。

少しでも当選可能性を高めようとする選対のやることではない。有権者に対して不誠実であり、有権者の判断に必要な情報を奪うものである。

また落選後、三井さんはきちんと選挙事務に対しても政党支部代表として対応しようとしたが、被告側は三井さんに情報を秘匿し、三井さんが要求しても会議を開こうとせず、選挙収支や政党交付金の使途を知らせなかったという。

この事実だけからしても、当初から三井さんを秋田3区から衆院にというつもりはなく、形だけの衆院候補として政党交付金の受け皿にしようという悪意に満ちたやり方だった、と私には思える。

三井さんが身を削って起こしたこの裁判によって、政党交付金の闇が具体的に明らかになってきた。

朝日新聞でも「検証 政党交付金20年」という連載を始めた。1人250円を出しあった血税を政治家はこんな風に自分のポケットに入れているのかと腹立たしい限りである。

政治とカネの問題だけでない。この事件の背景には女性蔑視があると私は指摘したい。

女性のほうが候補者探しのとき言いくるめやすく、用が済んだら簡単にお払い箱にしやすい、と被告側は思ったに違いない。

昨年の東京都議会でのセクハラ野次、最近では菅官房長官の「子どもを産んで、国に貢献してもらいたい」発言を見ても、政治の世界では女性差別を女性差別と認識できない議員たちが大きな顔をしている。世界では通用しない人たちだ。

三井さんへの攻撃は私たちへの攻撃でもある。ともに傷つき、ともに抵抗していきたい。この裁判は社会に対して重要な一石を投じることになるだろう。

中村 まさ子(東京都江東区議会議員)

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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【写真:2012年12月総選挙での公営掲示板に張られた三井候補のポスター。選対は、公費の半額分しかポスターを作成せず、選挙区の生まれであることや東京都議であることなどを省いていた】
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by bekokuma321 | 2015-10-04 12:03 | 秋田

9月30日、秋田地裁で三井マリ子さんの12回目の裁判がおこなわれました。

公開かもしれないと思っていた私は、1時間半のドライブで横手市から秋田市まででかけました。

裁判は非公開でした。和解には至らなかったということです。裁判が終わって、近江直人弁護士、森田祐子弁護士、三井マリ子原告の報告会に参加しました。マリ子さんがこの裁判を起こさなかったら、いったいどうだったろうと思うことがいくつも報告されました。

近江弁護士は、「総務省が、9月25日、2014年の政党交付金の国庫返還額を告示しました。民主党は476万8900円です。その9割以上は三井さんが代表をしていた民主党秋田3区の基金でした」と言いました。

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近江弁護士が民主党に問い合わせたところ、民主党は「9月29日に総務省に返還する」と言ったそうです。つまり昨日、民主党は国庫返還したはずです。

これで、マリ子さんの政治活動のために出た政党交付金の残りを、マリ子さんを追い出した側が、勝手に使うことにはならなったのです。とてもうれしいです。

政党交付金は、党(支部も)が解散したら国に返さなければなりません。総務省によると、2014年、民主党では4つの政党支部が解散したそうです。でも、秋田第3区総支部(三井マリ子代表)以外は、すべて残金はゼロ。マリ子さんが代表していた支部だけ、基金残金があったのです。

なぜかというと、「政党交付金の残金は返金が原則ですが、基金口座を作ってそれに移しておけば翌年使えます。基金口座は翌年使うための口座で、そのカネが残ることは、実際にはほとんどない」からだといいます。

私は、これまで読んだ裁判の文書や証拠から、松浦事務所の人たちが「基金口座をつくらなければ罰せられます」とマリ子さんを脅してまで基金口座を作らせたことを知っていました。そしてマリ子さんを秋田から追い出した。その後、マリ子さんは何度も選挙収支報告について見せてほしいと要求しますが、なしのつぶて。

不審に思ったマリ子さんは、秋田の選管や銀行などで調査を開始。銀行に行って「会計担当と連絡がとれない」と言ったら「紛失届」を出すようにアドバイスを受けます。マリ子さんは「紛失届」を出します。

後で、銀行は、マリ子さんに「松浦事務所の人が、銀行窓口においでになって基金口座からお金をおろせなくなったと、問い合わせがありました」と言ったそうです。ということは、松浦事務所がお金を下ろそうとした事実があったのです。

しかし、すでに基金口座の紛失届を出していたため、政党交付金は凍結されてしまったのです。その額440万1113円。民主党が国庫に返還した476万8900円の92%です。

この440万1113円は、マリ子さんが裁判に訴えることをしなかったら、マリ子さんを追い出した人たちが、勝手に使えたのです。そうならなかっただけでも裁判をしたかいがあったと思います。

それに、マリ子さんが裁判をしたおかげで、政党交付金について何もしらなかった私も、「政党交付金はおかしい」と自信を持っていえるようになりました。

次の裁判ですが、松浦大悟被告や松浦事務所の秘書たちの尋問に進むのかと私は思いました。でも、和解にむけて進行中で、少なくとも、次回は、証人尋問にはならないようでした。

次回は13回目の裁判で、11月4日11時15分。再度協議が続くのだそうです。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

【写真:森田祐子弁護士、三井マリ子原告、近江直人弁護士。9月30日秋田市内。撮影は佐々木厚子】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-10-01 08:14 | 秋田

9月30日、秋田市で、「知ってた? 政党交付金」という集会が行われます。

今、なにかと話題の政党交付金ですが、私たち一人一人の税金だということは案外知られていません。

「政党交付金訴訟」ともいえるのが「三井候補秋田追放事件を究明する裁判」です。秋田地裁に政党交付金をめぐって提訴した三井マリ子原告、近江直人弁護士、森田祐子弁護士が、政党交付金の謎をわかりやすくお話します。ぜひ、お出かけください。

時:9月30日 午後1時
所:ルポールみずほ

チラシを見たいかた、印刷したいかたは、こちらをご覧ください。
さみどりの会(支えてくださいのページをどうぞ)


ふじみつこ
(アーティスト、さみどりの会)
さみどりの会(*)

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-30 08:34 | 秋田

c0166264_1459215.jpg三井マリ子さんは、2012年の衆議院選で、秋田3区から民主党秋田県連の松浦大悟代表に懇願されて立候補しました。

その選挙における政党交付金について、選挙資金を実質的に管理していた民主党県連の松浦代表の当時の秘書らに不明朗な会計処理をされたと主張して、約2,700万円の損害賠償を要求する裁判を起こしました。

この度、三井マリ子さんのまとめた「陳述書2」を読む機会に恵まれました。  

実に緻密に記憶をたどり、証拠となる口座の流れ、通帳の記帳の確認、口座開設の筆跡、押印した印の字体の差異など、こまごまとした確認作業を地道に行っています。選挙違反になれば、選挙の出納責任者に名前を使われてしまった恩師に迷惑をかけることになると思いあたり、調査を続けます。

なんと忍耐強く、なんと粘り強く・・・。読んでいて胸が苦しくなりそうでした。三井マリ子さんにここまで闘わせたものは、なんなのか。

「男女平等」「女性の地位向上」のための社会づくりの一助となりたいと思って活動している1人である私にはわかります。裁判の道を選んだ原点には、男女平等の社会を作ろうとしてきた懸命さを利用されてしまった悔しさと怒りがあると思います。

落選して5日目の夕方、5人が突然やってきてつるしあげられた様子がこう書かれています。

「私が1人でいる時に5人が突然、何の約束もなく、闖入してきたこと自
体、 闖入された者にとって恐怖以外のなにものでもありません。支援者
からの電話に応えている私の言葉が冒頭に録音されていますが、その時点
ですでに部屋の中にまで闖入してきているのがわかります。こちらに心の
準備がないことを承知の上で、5対1という数で威圧し・・・」

その衝撃は、まるで後から殴打されたようだったろうと私は感じます。三井さんは、「なぜだ」と疑問を思い始めたことが調査に向かったきっかけのようです。

c0166264_1545769.jpgわたしは、個人の問題を社会化して政治課題として解決していくことが政治家の仕事と思っています。ですから、純粋な気持で市井の人々、市井の女性たちと問題を見つけてはその解決に向かって取り組んできました。しかし、その取り組みは困難に満ちています。厚い壁があるのを感じます。

その壁を知っている三井マリ子さんは、国政に立候補していずれ当選ということになれば、困難な課題を解決する糸口が見つかるに違いない、と思ったはずです。

だからこそ、当初は固辞していたのですが、家族と離れて秋田移住という困難を承知で、しかも2012年当時、民主党には大逆風が吹き荒れ全く当選の見込みがないことを承知のうえで、立候補を決意したのです。

それが、周到な計画があったようにも見える政党交付金の不明朗な使い方をされたのです。

(続きは左下Moreをクリック)

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by bekokuma321 | 2015-09-27 15:14 | 秋田

朝日の「検証 政党交付金20年」は、まだ続いています。私の感想も、続、続、続の続となりました。

今日(9月26日)の見出しは、「政党交付金支出9%減、選挙費は大幅増」「みんな解党8億円返還」。

9月25日、総務省が2014年分の政党交付金使途等報告書を公表。支出総額は325億円で、そのうち、選挙費用は87億円でした。

どうしても三井マリ子さんの衆院選と比べてしまいます。

マリ子さんが代表する政党支部に政党交付金がはいったのですが、通帳を管理していたのは、松浦大悟事務所のひとたち。その人たちは、マリ子さんに、なんと「政党交付金は選挙に使えない」と何回も言っていたのです(証拠あり)。国会議員の秘書の人たちです。政党交付金を知りつくしているはずの人たちが、「政党交付金は選挙に使えない」などと繰り返していたのです。本当に腹が立ちます。

朝日は、解党したみんなの党が、政党交付金を使い残したため、8億2600万円を国庫に返納することも書いています。なんて、いさぎよいこと、と思いましたが、何のことはない、4億7千万円を20人の議員で山分けしていました。1人あたり2千万円以上。山分けした残りが8億円以上あったので返還するというわけです。

政党交付金の根拠となっている政党助成法は、「政党本部や支部が解散した場合、余った政党交付金を国に返還するよう定めている」からです。

それにつけても思い出すのは、昨年11月、マリ子さんが、自分が代表の政党支部を解散して、政党交付金の残りを国に返還するよう民主党本部に預けたことです(↓ 領収書)。

みんなの党みたいに巨額ではないのですが、400万円ほど返還されるはずです。本当に民主党本部は返還したのでしょうか。知りたいです。
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これには裏話があります。

「政党交付金は選挙に使えない」とマリ子さんに言って選挙を仕切った人たちは、政党交付金を使い残しました。そして選挙後5日目、マリ子さんは「ここは12月まで」と、追い出されてしまいます。

こうして秋田を去ったマリ子さん。その後、何度か選挙を仕切った人たちに手紙を出しますが、まったく無視されます。

しかたなく、1人で秋田まで何回か来て、銀行で「会計担当と連絡がつかない」と言ったら紛失届を出すようにアドバイスをされ、紛失届を出しました。

その後、銀行はマリ子さんにこう言ったそうです。

「松浦事務所の人が、わたしどもの窓口においでになって、『口座からお金をおろそうとしたけどおろせない』と苦情がありました」

めでたし、めでたし・・・。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

▼朝日新聞2015.9.26「検証 政党交付金20年」(クリックすると大きくなります)
 

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-26 20:11 | 秋田

政党交付金裁判

今日も(9月24日)、朝日は「検証 政党交付金20年」という記事を掲載しています。

9月7日 9月13日に続いて3回目です。今日の見出しは「高まる収入依存、自民6割、民主8割」。

2013年、自民党は150億6千万円、民主党は77億7千万円の政党交付金が交付されました。それぞれ全収入の6割、8割だというのです。政党交付金がなければ政党が存続できなくなっている現状にびっくりしました。 
                                         
朝日は、政党交付金ほしさのために、政治信条をかなぐり捨てている議員がいることを指摘します。いい例が維新の会。安倍首相寄りの大阪系議員は内閣不信任案に賛成したくなかったが、賛成と決めた党本部に従って賛成したというのです。離党させられると政党交付金を受けられなくなるからだと言います。大阪系議員は「先立つものがないと活動を続けられない。仕方ない」。

共産党が「政策立案能力が育たなくなる」と言っていますが、あたっています。共産党は唯一、政党交付金の受取りを拒否している政党です。

三井マリ子さんは、この政党交付金が不明朗に使われたと、秋田地裁で裁判を起こしています。日本で初めての「政党交付金裁判」ではないでしょうか。

私は、政党交付金について全く知りませんでしたが、裁判を支援しながら政党交付金について少しずつわかるようになりました。だいぶ前の裁判に出された証拠ですが、松浦大悟代表の2つの政党支部が受け取っていた政党交付金の額を見て、マルがひとつ多いのではと驚きました。
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[▲政党交付金入金額の推移。単位は円。「参1総支部」は参議院議員の組織、「県連」は民主党秋田県連。近江直人弁護士作成]

これも、裁判で知って、あきれたのですが、被告側は「政党交付金は選挙には使えない」と何度も三井さんに伝えていました(録音の証拠あり)。これが全くのでたらめだということは、今ならマリ子さんはすぐわかるはずです。でも、選挙当時はわからなかった。第一、候補者は朝から晩まで外で遊説ですから、会計は他人任せ、蚊帳の外です。

それをいいことに、民主党本部から秋田3区に来た政党交付金をできるだけ使わず、マリ子さんの後援会などのお金を使っていたのです。そうやって残した政党交付金を、マリ子さんの名で「基金口座」をつくってそこに移し替えていました。マリ子さんがいなくなれば、残した政党交付金を勝手に使えるからです。

民主党は、マリ子さんを秋田3区の政党支部の代表にしました。政党交付金は、そのマリ子さんの選挙・政治活動のために秋田3区の政党支部に交付されたのです。それなのに・・・。

政党交付金は国民の税金です。政党の健全な発展、民主政治のために作られたのだそうですが、とてもそうは思えません。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

▼朝日新聞2015.9.24「検証 政党交付金20年」(クリックすると大きくなります)
 

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-26 11:56 | 秋田

c0166264_10381458.jpgたった今、三井マリ子さんが書いた「陳述書2」を読み終えました。

2012年の衆院選において、彼女がどんな嘘と罠に嵌っていたかを私は初めて知ることができました。 

彼女の提起した問題は、彼女個人の問題ではなく、女性への警鐘でもあり、教訓でもある、とりわけ政界に身を置く女性、これから政治を志す女性たちにとって、学ぶべきことが無数にある、と私は確信しました。

思えば、彼女が遭遇した数々の嘘と罠は、彼女が提訴しなければ公にならなかったことです。彼女は、この事件の衝撃とストレスから身体が全く動かなくなるという症状に苦しみながらも、敢然と闘う道を選んでくれました。本当に感謝します。

「陳述書2」を読みながら、怒りでいっぱいになりました。矢も楯もたまらずパソコンに向かっています。どうしても抑えられない怒りは、次のような事実から来ています。係争中ですから、「事実」と言わずに「疑念」と言うのでしょうが、証拠が出されていて100%「事実」だと確信を持ったところだけ、書いてみます。

1.三井マリ子を政党支部の代表にして、政党交付金を受け取ることにした。手始めに、政党交付金が振り込まれる口座は、代表の三井の委任状なしに開設した。

2. 三井マリ子の個人口座や後援会口座から、三井に黙ってカネを引き出して、選挙・政治資金に使い、それに対して、支部に振り込まれた政党交付金は、余り手をつけずに繰り越しをした。三井には「政党交付金は選挙に使えない」などと真っ赤な嘘をついた。

3.選対の不真面目な実態は書きつらねればきりがないが、公選ポスターでさえ公費の半額分しか作成しなかったことは象徴的である。ポスターは公費でもポスター貼りは自費だから、枚数が多ければそれだけ労務費がかさむからだろう。しかも数少ないポスターでさえ、実際は貼らなかったのに貼ったことにして領収書を偽造して、その労務費を横領着服した。

4. 三井マリ子(代表である)が選挙の収支報告書を見せてほしいと何度か要求しても、それに応じなかった。

5. 民主主義の根幹である党の会議を、代表である三井が要求しても開こうとしなかった。

三井マリ子は、女性が馬鹿にされた時に毅然とした態度で今まで戦ってきました。根っからのフェミニストです。そのフェミニストを手玉に取ってやろうとしたとすれば、余りにも不埒な考えです。怒り心頭です。

私は議員をして長いのですが、議会という世界でも、女性というだけで、どれだけ馬鹿にされ、苦しめられてきたことでしょう。いつも戦場にいるような私たち女性議員です。

この瞬間ですら、痛みに耐えかね悲鳴を上げ、同志に助けを求めている女性議員はたくさんいます。しかしフェミニストは不正に屈しません。そのフロントラインで戦ってきたのは三井マリ子です。三井マリ子が泣き寝入りすると思ったら、大間違いです。

高橋ブラクソン久美子(埼玉県狭山市議会議員、さみどりの会*)


(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-16 02:08 | 秋田

9月13日の朝日新聞に「検証 政党交付金の20年」と題し、政党交付金に疑問を投げかける記事が出ていました。9月7日の続きです。

朝日は、共産党を除く政党は、政党交付金の多くを「選挙」のために使っていると書いています。つまり選挙のない年は、できるだけ使わずに貯め込んで翌年に繰り越して、貯め込んだ政党交付金は、選挙がある年に、政党のテレビコマーシャルや新聞広告に使うというのです。

本来、政党交付金は政治活動に使う1年単位の資金であり、年内に使わなかったら国に戻すと決まっているらしいのです。でも、それは建前で、「基金」という新しい口座をつくって、そこに移しておけば、国に戻さなくてもいいというのです。

朝日の見出しは「参院選実施の2013年」「前年までにため一気に支出」。これは、秋田3区の話だ、と思った私です。

三井 マリ子さんの衆院選は2012年で、その選挙の総責任者松浦大悟参議院議員は、翌2013年に参院選でした。

マリ子さんが立候補した頃を考えてみますと、民主党は、消費税だけでなく福島の原発処理の不手際など、国民から見放されて、大逆風が吹き荒れていました。国会議員の離党があいつぎ、その周りの党員や支援者が大量離党・離反していきました。秋田3区もそうでした。負けが目に見えていた民主党から立候補する人などいるわけがありません。

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そんな時ですから、民主党秋田は関係者を総動員してマリ子さんに説得を続けた。偶然ですが、民主党関係者の勧誘をマリ子さんが断ったその場面に、私は居合わせました。 その後も勧誘は続けられ、マリ子さんは、秋田に移住して政治活動をする決意をします。

そんなマリ子さんに対して、懇願した民主党は、あろうことか最低限のポスター代さえケチるなど経費を抑え込みました(写真)。

マリ子さんは予想通り落選でしたが、「秋田で政治活動を続けます」と発表をしました。全国の友人から寄せられたカンパで何とか政治活動を続けられると思ったそうです。 ところが、マリ子さん個人に寄せられたカンパはほぼ使い果たされていたことが後でわかります。

一方、マリ子さんを代表にした秋田3区の民主党支部に入った政党交付金のほうは残されて、 「基金」口座に移されていたのでした。

そして、マリ子さんは秋田を追い出されます。

政党交付金の必要性に関して、自民党関係者は、「交付金を配ることで落選者も新人も政治家を続けられる」と朝日で言っています。政党交付金は厳密には支部に出るのですが、支部代表は候補者ですから、落選した三井マリ子候補が秋田で活動を続けるための資金だったのです。

しかし、マリ子さん(支部代表)がいなくなれば、民主党秋田の関係者が使えます。では、誰が使おうとしたのでしょう。

「参院選実施の2013年」「前年までにため 一気に支出」という朝日の見出しを見て、まさにこれだと私は膝をたたいたのでした。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

▼朝日新聞2015.9.13「検証 政党交付金20年」 (クリックすると大きくなります)
 

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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【写真:2012年の衆院選中、ポスターを貼り直す運動員。三井候補のポスターは公費の半額分の枚数しか作られなかった。さらに、民主党幹部らがポスター貼りをしていないのにしたことにして労務費を横領した事実が後の警察捜査で判明した。よって豪雪などではがれたポスターのほか、初めから貼られなかった掲示板が多くあったと三井代理人の近江直人弁護士は主張している】
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by bekokuma321 | 2015-09-15 16:31 | 秋田

いやな予感

三井マリ子さんから「民主党公認で秋田3区から衆院選に出ることになった」と聞かされたのは、2012年の10月ごろだったでしょうか。

あまりの突然の話に何を言ってよいかわからず呆然としましたが、同時にいやな予感がしたことを覚えています。

取りあえず、東京にいて悩んでいてもどうにもならないので、選挙区を訪ね、私に何か出来ることがあるのか考えることにしました。

公示の1週間前ごろ、秋田3区の中心地である横手に向かいました。新幹線からローカル線に乗りついで、横手駅に到着。降りたら、三井さんの友人が車で迎えてくれました。

車で10分ほどだったでしょうか、市街地から離れた田んぼの中に自宅兼事務所の建物はありました。周りには店どころか住宅もなく、こんなところで選挙するのか、と呆れました(写真下)。

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朝早く起きて、三井さんの街頭演説に付き合いました。選挙に出る人なら誰でもすることですが、名前と顔を覚えてもらうために、駅前とか繁華街に立って、マイクを握って簡単な演説することです。

広い幹線道路の車が通り過ぎて行く交差点に立って、三井さんは一生懸命しゃべっているのですが、少子化克服・女性の雇用拡大など、その中身は、車の中の人には聞こえるわけがありません。寒空に女性が1人立って手を振っているというだけだったと思います。

数日滞在して、秋田3区というところに全く土地勘はないし、私に出来ることはないと結論付けました。寒さに気をつけなければいけない体調でもあったため、帰京しました。

さて、いやな予感がしたというのは・・・・。

私は、三井さんを学生時代から知っていましたが、1989年、東京都議会議員選挙を手伝ったことをきっかけに、その後、三井さんの秘書として付き合いが濃くなりました。

その選挙は、私にはビックリするようなものでした。三井さんは社会党(現社民党)公認候補で、しかも現職の都議会議員だったので、私は、選挙区の社会党の区議さんが全力で選挙をやってくれるものだと思っていました。ところが、そうは見えませんでした。選挙というものが初めての経験だった上、社会党内の事情を知らなかった私は、不思議に思いましたが、しだいにわかってきました。社会党内に巣くっていた根深い左右の路線の対立が、三井さんの選挙にも色濃く影を落としていたのでした。

もちろん三井さんは左右の路線対立とは一切関係なかったので、いい迷惑だったのですが、左右双方から批判めいたことも言われ、つらい選挙だったと思います。幸い三井さんも私も、市民運動をしていましたので、そのネットワークをフル回転させて選挙運動をして、トップ当選を果たしました。

都議会議員としての三井さんは、男女平等・女性解放の立場から様々な業績をあげ、私も楽しくサポートさせていただきました。しかし、選挙の時に味わったつらい経験は、その後も表れては消え、消えてはまた表れ、後の社会党離党までつながっていきました。
 
2012年秋、三井さんから、民主党からの熱心な勧誘があって立候補を決断したと聞いて、また政党に都合よく利用されるのではと、とっさに昔が思い出されました。それが冒頭のいやな予感につながりました。

c0166264_23284126.jpg残念ながら、私の、そのときのいやな予感は当たってしまいました。

今回は、政党内のいざこざではなく、もっとたちが悪そうです。選挙が済んだら三井さんを追い出そうとしていたらしいのです。周りに店も住宅もない田んぼに囲まれた郊外の自宅兼事務所に到着した時、こんなところで選挙するのか、と呆れたのですが、追い出すつもりだったら、あそこは最高のところでした(写真上)。

それだけではなく、選挙の収支報告書を候補者本人に秘匿、隠し口座の作成(被告は「知らせた」などと主張)、銀行口座のなりすまし開設、ポスター貼り労務費横領というまったくお粗末なことまでやってくれました。

当たり前ですが、政党の支部代表がいなければ政党交付金は受け取れない。そこで三井さんを支部代表にまつりあげて政党交付金を受け取り、それを流用しようとしたらしいのです。

政党として許されないことです。民事裁判という手段は限界のあるものですが、真相が明らかにされることを祈っています。

木崎 志づ香(さみどりの会*、介護福祉士・介護支援専門員)

【写真上:三井マリ子自宅兼事務所の前に広がる風景。秋田3区の民主党総支部事務所も兼ねさせられた。その隣にあったプレハブが選挙事務所にされた。2012年11月末ごろ撮影。 写真下:「少子化克服には女性の雇用拡大」と街頭演説をする三井さん。2012年12月】

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-11 23:37 | 秋田