c0166264_2132998.pngキャメロンのあとのイギリス首相は誰か。最終候補に残ったのは女性2人だった。エネルギー担当相のアンドレア・レッドサムと内相のテリーザ・メイ。どちらも50代の働き盛り。

国のトップの座をめぐって男性同士の争いは当たり前だが、アメリカ大統領選のおかげで男女の論争もやっと珍しくなくなった。しかし女性同士は、まれだ。EU、国防、難民、福祉、雇用・・・に、女性2人はどんな政策の違いを出すのか。楽しみにしていた。

ところが、最終候補の1人アンドレア・レッドサムエネルギー担当相がアッと言う間に降りてしまった。そのため、何の論戦もなく、もう1人のテリーザ・メイ内相が首相に決まった。

なぜアンドレア・レッドサムが首相候補を降りたか。メディアによると、「タイムズ」に掲載された彼女のインタビュー発言、「母親である私のほうが、いい首相になる」が原因らしい。

アンドレア・レッドサムは、3人の子どもの母親だ。しかし一方のテリーザ・メイ夫妻には子どもがいない。子どものいない家庭への侮辱であるとの猛烈な批判が起こった。テリーザ・メイの支援者は、「この発言で、間違いなく、彼女が一国の指導者にふさわしくないと示された」。彼女の盟友の国会議員まで「この発言には失望し、愕然とした」。

男性の場合、子どもがいないことで資質を問われたりしないが、女性は、結婚していないと何か言われ、子どもがいないと何か言われる。この女性に対するレッテルはりは、古今東西変わりなさそうだ。

アンドレア・レッドサムは、ただちに謝罪したらしい。が、覆水盆に返らず。そさくさと戦列から離脱した。

日本では、とてもこうはいかないだろう。公人の女性蔑視・侮蔑発言を真剣にとりあげてこなかったメディアにも責任がある。たとえば、次の2人は、公に謝罪もせず、辞職もしなかった、と記憶している。

「 “文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」”なんだそうだ。“女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です”って」(石原慎太郎都知事)

「産む機械っちゃあなんだけど、装置がもう数が決まっちゃったと。……別に、この産む役目の人が一人頭で頑張ってもらうしかないんですよね」(柳沢伯夫大臣)

日本のメディアには、この参院選中、「改憲隠し」という見出しが躍った。私に言わせると、日本のメディアは年から年中、「女性差別隠し」をしている。

イギリス、同一価値労働同一賃金へ
Andrea Leadsom apologises to Theresa May for motherhood remarks
Leadsom attacks 'gutter journalism' in row over motherhood quotes
Parliament and Women(イギリス国会における女性のサイト)

More
[PR]
by bekokuma321 | 2016-07-12 21:11 | ヨーロッパ

c0166264_11294468.jpg11月30日、秋田地裁における三井マリ子VS松浦大悟裁判の最後の報告会と懇親会がありました。

私が最も伝えたいことは、和解というと一般には引き分けと受けとられがちですが、今回の和解は決してそうではない、と2人の弁護士(近江直人弁護士、森田祐子弁護士)が強調したことです。

司会の大倉由紀子さんは、三井さんは2万3665票をとって「これからも頑張ります」と言っていたのに、「さよなら」も言わないで秋田を去ってしまった、と当時のことを紹介していました。

実際、三井さんは、供託金没収ラインを上回る票を獲得しました。しかし、その供託金は、党が供託すべきだったにもかかわらず、私財である個人通帳から引き出され、選挙後、国から返還されたにも関わらず、裁判をするまで三井さんには返還されませんでした。

さらに、候補者本人が何度要求しても「選挙運動収支報告」を知らされず、候補者の知らない通帳(隠し口座)が開設され、民主党本部が振り込んだとする金額と候補者に知らされた金額に差があり、会議を開いてほしいと候補者が要求しても開かれず、「今後、連絡するな」などと言われたのです。

c0166264_115704.jpg裁判をしなかったら、こうした事実が、誰にも知られることなく、何事もなかったこととされて、次の選挙を迎え、また次の選挙へと引き継がれていったことでしょう(右「訴状」をクリックすると読める)。

しかし、三井さんの提訴により、法廷の場で審議され、白日の下にさらされました。それらは、思慮或る人々によって受け止められ、日本の選挙や政治の一角が可視化できたことは、この裁判の大いなる意義であった、と思います。

また、東京都江東区議の中村まさこさんが、「この事件の背景には女性蔑視があると私は指摘したい。女性のほうが候補者探しのとき言いくるめやすく、用が済んだら簡単にお払い箱にしやすい、と被告側は思ったに違いない」と書いています(「秋田政党交付金裁判――背景には女性蔑視がある」2015.10.4)。私も、女性蔑視の要素を多分に含んだ事件であった、と思います。

政党支部の支部長(=衆院候補者)に就任していただいた人が、2期にわたる東京都議会議員を経、女性センターの館長を3年以上務め、高校や大学で教鞭をとり、10冊以上の本を出版してきた、60代の男性であると、想像してみてください。

ダークスーツにネクタイで身を固めた男性に、投票日の5日後に、アポなし、ノックなしに、大勢で、夜襲とも言える訪問ができるでしょうか。

懇願して秋田移住をしていただいた豊富な経験を有する先輩男性を相手に、上記のような言動をとれば、いくらなんでも世間は許さない、と誰もが思うでしょう。三井マリ子さんが女性だったことが、この事件の背景にはある、と私も思います。

思い起こすと、候補者三井マリ子さんの依頼で秋田までやってきて手弁当で政治活動をしていた私に、候補者に断りもなく「帰んなさい!」と言い放った地元の「現職参議院議員公設秘書」の態度は、どれだけ私を驚かせたことか。

私は、屈辱を胸に秋田を去りました。三井さんが秋田を去る1か月前のことでした。私は候補者三井さんの友人であって、現職の参議院議員であれ、その秘書であれ、直接に「帰れ」と言われる筋合いはありません。それが通常の人間関係の筋というもの。それが、候補者を蚊帳の外において「帰れ」指示を出すという「主客転倒」がまかり通ることを、この時、初めて私は知ることとなりました。

裁判所に出された証拠書類や準備書面から、選挙中も選挙後もこの「主客転倒」のままであった、と私は感じました。「主」が、もしも男性だったら、ここまでの転倒はなかったのではないでしょうか。

この総選挙の直後、民主党本部は、衆院選で落選した候補者に半年間、月々50万円の手当を出して総支部を継続させる方針を決めました。その重要な情報を三井さんに伏せて、「落選したら支部は解散し、支部長は解任」「ここ(自宅兼事務所)は12月いっぱいで」と、三井さんに選挙区を出ていくよう迫った事実がありました。

繰り返しになりますが、豊富な社会経験を積んだスーツ姿の男性が相手だったら、同じことができただろうか、と思います。

c0166264_13371240.jpg「和解調書」に戻ります(右「和解調書」をクリックすると読める)。被告松浦大悟さん側は、選挙後のこうした言動を「適切でなかった」と認め、「お詫びの意」を表したことが和解調書に盛り込まれているので、原告三井さんは和解を受け入れたということです。

一方、原告三井さんは、「被告松浦大悟さん側は、政党交付金を自分の選挙用に残す目的で、立候補要請を行った」と主張してきましたが、それを裏付けるに足る的確な証拠がないことを認めて、「遺憾の意」を表す、という和解内容になっています。

さらに、この和解調書には、「異例とも言える」3ページにも渡る「前文」が付され、裁判官の考えが述べられています。その中で、裁判官は、「『政党交付金は選挙には使えない』との誤った説明を原告にしていたことなどを踏まえると、原告において、被告松浦が自らの選挙運動費用を確保するために立候補させたのではないか、との疑念を抱いたとしても、このこと自体は特に理解できないものではない」と、三井さんの主張に理解を示しています。

三井さんは報告会に参加した皆さんに向かって、裁判を総括して、「ノックアウトできると思っていたのですが……かろうじて判定勝ちと言えるのではないか」と述べたところ、会場は拍手で応えていました。私も「判定勝ち」だと受け取ります。

とくに、民主党秋田第3総支部(代表三井マリ子)に降りた政党交付金の残金440万円を、政党助成法の本旨にのっとり、「国庫返納」したことは、松浦大悟さんらの政治資金に流用される可能性を未然に防いだことにつながり、すごいことだと思います。

以上、供託金300万円の三井さんへの返還と、政党交付金の残金440万円の国庫返納。そして、一連の疑念への事実認定とも言える裁判所の理解と、被告松浦大悟さんの「お詫びの意」により、原告三井マリ子さんの踏みつけられた名誉と尊厳は、一定の回復を見たものと、私は思います。
 
最後に、「お詫びの意」を表した被告松浦大悟さんは、今後の政治活動において、同じ轍は踏まない選択をされるものと大いに期待するものです。今後は、秋田県民の方々がその言動を見届けて下さるものと信じます。

c0166264_11411672.jpg「三井候補秋田追放事件を究明する裁判」を支援する事務局を担った者から、秋田の皆さまと、秋田以外の地から応援していただいた全国の皆さまに、心から「ありがとうございました」と申し上げます。

岡田 ふさ子 (さみどりの会* 事務局)


c0166264_15134969.jpg
(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
[PR]
by bekokuma321 | 2015-12-19 12:21 | 秋田

「『三井候補秋田追放事件を究明する裁判』を終えて」(岡田ふさ子)

「フェミニストは泣き寝入りしない」(高橋ブラクソン久美子)。

12月1日、秋田地裁における三井マリ子VS松浦大悟裁判について、こんな2つの記事が『ワーキング・ウーマン』に掲載された。

岡田ふさ子さんは、裁判を支援する会事務局(さみどりの会 *)。2012年11月、三井選挙を手伝っていた彼女は、国会議員秘書から追い出された。三井候補秋田追放の1月前だった。候補者を無視したかのような「主客転倒」関係を見てしまった体験を経て、本裁判をつぶさに追ってきた。和解に終わった裁判の内容と意義をわかりやすくまとめている。

高橋ブラクソン久美子さんは、狭山市議会議員。全国フェミニスト議員連盟会員。三井裁判は、「女性への警鐘でもあり、教訓でもある、とりわけ政界に身を置く女性、これから政治を志す女性たちにとって、学ぶべきことが無数にある」と書く。「女性というだけで、どれだけ馬鹿にされ、苦しめられてきたか」という文章には、女性蔑視の残る議会への彼女自身の怒りがにじみ出る。

『ワーキング・ウーマン』から、編集部と筆者の許可を得て、全文を紹介する。

c0166264_9493868.jpg

c0166264_9512532.jpg

▲『ワーキング・ウーマン』。ワ-キング・ウ-マン男女差別をなくす愛知連絡会という女性団体の定期刊行物。同団体は名古屋市を拠点に1986年から活動している。

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。なお、同裁判は2015年11月和解で終わった
c0166264_15134969.jpg
[PR]
by bekokuma321 | 2015-12-19 10:57 | 秋田

三井マリ子さんが政党交付金の裁判を起こされるまで、政党交付金について深い関心を持ったことがなかった。私が無所属の地方議員ということもあったかもしれない。

このたび三井さんの「陳述書2」(2015年6月21日)を読んで、金に絡め取られている政治家の醜さと、そして平気で女性を利用し踏みにじる人たちへの怒りが深いところから湧き上がっている。

三井さんは「長年、女性議員を増やす運動をしてきました。日本社会において軽んじられてきたおびただしい数の女たちの問題を解決するには、政治の場に女性が出ていかなくては・・・こういう思いで、女性候補者発掘に精を出してきました。」(2015年1月16日 三井マリ子「陳述書」)

女性が力を発揮し、すべての人が暮らしやすい社会の実現に向けて、常に全力で活動を続けてきた三井さんの姿は、地方議会に身を置く私たち女性議員に活を入れてくれた。全国フェミニスト議員連盟での運動や、数々の執筆活動を通じて、多くの人が知っている。

c0166264_11542457.jpg今年の4月に統一地方選挙をくぐり抜けた身としては、三井さんの選挙ポスターや選挙公報や公選ハガキに、「選挙区生まれ」であることや「都議会議員2期」という経歴など最も重要な情報が記載されなかったのは、驚きだった。

少しでも当選可能性を高めようとする選対のやることではない。有権者に対して不誠実であり、有権者の判断に必要な情報を奪うものである。

また落選後、三井さんはきちんと選挙事務に対しても政党支部代表として対応しようとしたが、被告側は三井さんに情報を秘匿し、三井さんが要求しても会議を開こうとせず、選挙収支や政党交付金の使途を知らせなかったという。

この事実だけからしても、当初から三井さんを秋田3区から衆院にというつもりはなく、形だけの衆院候補として政党交付金の受け皿にしようという悪意に満ちたやり方だった、と私には思える。

三井さんが身を削って起こしたこの裁判によって、政党交付金の闇が具体的に明らかになってきた。

朝日新聞でも「検証 政党交付金20年」という連載を始めた。1人250円を出しあった血税を政治家はこんな風に自分のポケットに入れているのかと腹立たしい限りである。

政治とカネの問題だけでない。この事件の背景には女性蔑視があると私は指摘したい。

女性のほうが候補者探しのとき言いくるめやすく、用が済んだら簡単にお払い箱にしやすい、と被告側は思ったに違いない。

昨年の東京都議会でのセクハラ野次、最近では菅官房長官の「子どもを産んで、国に貢献してもらいたい」発言を見ても、政治の世界では女性差別を女性差別と認識できない議員たちが大きな顔をしている。世界では通用しない人たちだ。

三井さんへの攻撃は私たちへの攻撃でもある。ともに傷つき、ともに抵抗していきたい。この裁判は社会に対して重要な一石を投じることになるだろう。

中村 まさ子(東京都江東区議会議員)

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
c0166264_15134969.jpg

【写真:2012年12月総選挙での公営掲示板に張られた三井候補のポスター。選対は、公費の半額分しかポスターを作成せず、選挙区の生まれであることや東京都議であることなどを省いていた】
[PR]
by bekokuma321 | 2015-10-04 12:03 | 秋田

オリンピックのエンブレムの使用中止が決まった。ベルギーのデザイナーが、劇場ロゴマークにそっくりだ、と使用差し止めの訴訟を起こしている。遅かったが使用中止となって、よかった。

さて、三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」はまだ使用中止になっていないのではないか。こちらは、女性蔑視、職業蔑視で、ある意味、もっと深刻だ。

c0166264_23351978.jpg


三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」の公認撤回を求める署名運動

「碧志摩メグ」は、志摩市が認定した市の広報のための公認キャラクターですが、17歳という未成年の設定でありながら、胸や太ももなどの表現に顕著な性的誇張表現がなされており、さらにその意図を裏付けるように、 彼女のプロフィールには身長と体重が明記され、「ボーイフレンド募集中」と書かれています。

私たちは、行政が、未成年の女性を性的なものとして表現し、市の広報のための公認キャラクターとして利用し、市役所などの多くの公共の場所で公開をしていることは問題であると考え、志摩市に公認撤回をお願いするための署名運動を行うことにしました。

すでに現地では、この表現を女性蔑視で不快だとして、宇坪伊佐子さんが発起人となり署名活動をされており 、8月14日には地元の現役・元海女や市民による309人分の署名を志摩市の大口秀和市長に提出しています。(参考資料参照)

しかし、 市は、「『女性蔑視』はあくまで個人的な感じ方の問題だ。」と 問題を小さく見せ、申し入れに応じない方針を示したとのことです。

今回の市長の対応は、市を潤すためならば、女性を性的なイメージとして搾取し、それを広報に使ってもよいというメッセージを発信していることに他なりません。

公的機関のPRは、多くの場所で市民が目にすることを余儀なくされることから、これは深刻なセクシャルハラスメントであると考えられます。また、市のキャラクターは未成年者はおろか子どもの目にも触れるものです。
上記のメッセージを繰り返し与えることで、このような性的搾取を受け入れ、そういうものだと思い込ませてしまう危険があります。

私たちは、これは志摩市だけの問題ではなく、現在、日本中に蔓延している女性蔑視や、未成年の性の商品化といった風潮を追認するものと考えます。

セクハラ、痴漢、児童ポルノ、JKビジネスなどの社会問題が背景にある中で、行政がこうした性差別的な社会構造を支持することは問題です。

2016年には、先進国首脳会議が志摩で開催されます。志摩市は、日本でも有数の美しい景観を誇り、優れた文化財や豊かな食文化に恵まれた、素晴らしい場所です。

私たちは世界の人々に、志摩の人々の笑顔に触れ合い、志摩の素晴らしさを体感して帰っていただきたいと考えており、そのためにも、行政主導で女性の性を搾取するようなことはあってはならないと考えております。
同意していただける方、署名のご協力をお願いいたします。

明日少女隊

三重県志摩市公認萌えキャラクター「碧志摩メグ」の公認撤回を求める署名運動(ワン・クリックで署名ができる)
碧志摩メグ公式サイト
[PR]
by bekokuma321 | 2015-09-01 23:38 | その他

c0166264_15464853.jpg雪国での裁判、本当にご苦労様です。

私は残念ながら行けませんでしたが、ブログの「傍聴記」経過報告を読んでいて、男社会の腐敗の根深さを、改めて思い知らされた感じがします。

この日本社会は、政治、経済、社会、教育、どこにメスを入れても、共通した問題が
底流に流れていると思いました。

「女はみくびってもいいのだ」という根深い女性蔑視意識です。

傍聴記に引用されていた三井マリ子さんの意見陳述(下を参照)を読みながら、三井さんの身体をはった、かつ貴重な人生をかけた衆院選への挑戦が、そのまま、裁判に引き継がれていると思いました。

率直に言って三井さんの能力を生かす道はもっと別にあるはずなのに、と思います。
でも、きっと三井さんは、秋田移住してまで挑戦したと同様、大変な茨の道を選び続けるんでしょうね。

遠くから応援しています。また、機会を見つけて傍聴にかけつけます。
私の分まで裁判を支えてくださっている皆様に感謝をこめて連帯のメールを送ります。

伊藤 由子 宮城県加美町町議、さみどりの会(注)


               意見陳述草稿

裁判が始まって1年が過ぎ、いくつか変化がありました。しかし、私の悔しさと憤りは、なくなってはおりません。

私は、長年、女性議員を増やす運動をしてきました。日本社会において軽んじられてきたおびただしい数の女たちの問題を解決するには、政治の場に女性が出ていかなくては・・・こういう思いで、女性候補者発掘に精を出してきました。女性議員の多い北欧の政策を紹介する本を何冊も書きました。これらは、超党派の全国的運動でした。

2012年当時、民主党は前代未聞の逆風下にありました。落下傘候補に等しい私が当選する見込みはゼロでした。固辞していた私は、悩んだ末に民主党公認候補となることを決意しました。

そんな私が、たった1度の落選で秋田を去るくらいなら、わざわざ自らに民主党員というレッテルを貼って、秋田に引っ越して、政治活動をしようと決意したでしょうか。

民主党の女性支援金を含む後援会の資金を土台に、女性議員の極端に少ない秋田で、女性候補者増につながる活動を続けようーーー私はそんな青写真を描いていました。

しかし、その思いは、打ち砕かれました。私の選挙ポスターは、公費分の半分以下の枚数しか作られませんでした。ポスター貼りのとりまとめ役がポスター貼り代を着服した結果、貼られることがなかったポスターが何百枚もありました。公選ポスターなどから、「横手出身」や「都議」という経歴が削除されました。

「政党交付金は選挙には使えない」と嘘をつかれて、私の個人口座や後援会口座の金が優先的に使われた結果、政党交付金が基金口座に残されました。私の名を使った銀行口座は、私の委任状なしに開設されていました。銀行との間で、慣れ合い関係がなければ絶対にできない、不法行為でした。

基金口座のおカネは、私が総支部代表である限り、私の意思で出し入れできますが、私を追い出せば、追い出した人たちが自由に使えます。

その追い出し作戦かと思いますが、選挙後、5日目の夕刻、松浦議員ら5人が私の自宅兼事務所に突然やってきました。私は1人でした。5人は上がり込んできて、私に罵詈雑言をあびせました。心底、恐怖を覚えました。このツルシアゲで、秋田で頑張ろうと思っていた私の心は、萎えてしまいました。

裁判を通じて、政党交付金を残したいがために私をダシに使ったことが、はっきりしてきました。これが、私に対する背信行為でなくてなんでしょう。

政党交付金は、国民全員が一人250円を出した血税です。政党の健全な活動のためにつくられました。つまり、私に対する背信行為は、国民に対する背信行為なのです。

政党交付金の間違った使い方を明らかにすることは、いまわしくも稀有な体験を積んでしまった私の義務だと思っております。

裁判長、厳正なる審判をお願いいたします。


(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。これまでの報道や報告は左下Moreを。
c0166264_15134969.jpg

More
[PR]
by bekokuma321 | 2015-01-25 15:47 | 秋田

c0166264_11211026.jpg先週、BBCは、日本にも大ファンの多いシャルロット・チャーチ(27歳)のライブを放送した。

流れてきたのは、天使の歌声ではなく、女性蔑視が日常化しているポップ界批判だった。

シャルロット・チャーチは、キビキビした口調で、ポップ界の現状を語った。

「ポップ界の女性蔑視文化はあまりに深く浸透しており、日常茶飯事となっています」

「女性シンガーたちは、超セックスオブジェクトとして、非現実的あれ、マンガ的(つくり物のように)であれ、と奨励されています」

「女性たちは、音響ビデオという手段によって、おなじみの3つのカテゴリーに分けられています。第1は、“女の子のなかの女の子”、第2は、“犠牲となったシンガー”、第3は、“この世にありえないセックスボット”です」

シャルロット・チャーチは、3つ目の“この世にありえないセックスボット”に最も苦しめられたと告げた。セックスとロボットをあわせた造語と思われる。

バルバドス出身のリアーナや、マイリー・サイラスを例にあげ、彼女たちはキャリアのために、セックスアピールを強調するよう強要されているとも言った。

彼女は、スピーチの後半で、「ロックの殿堂」入りしたアーティストとその作品295のうち259は男性である、と述べ、この業界にいかに女性が少ないかを指摘した。そうした業界において、女性アーティストたちの優れた功績をたたえることも忘れなかった。

ポップ界は、世界中の若者や子どもたちに強い影響力を持つ。しかも、巨万の富を得る大産業だ。このシャルロット・チャーチの魂の叫びは届くだろうか。

私は思う――超人気歌手のなかに、こうした発言をする女性がいる国、このようなまっとうな発言を企画・放送するメディアのある国は、健康な国だ。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b03d4d76 (10月15日から放送。明後日まで)
http://www.digitalmusicnews.com/permalink/2013/10/15/church
http://www.theguardian.com/music/2013/feb/24/charlotte-church-leveson-changed-outlook
http://www.theguardian.com/music/2013/oct/03/sinead-o-connor-open-letter-miley-cyrus?CMP=EMCNEWEML6619I2&et_cid=51547&et_rid=5170193&Linkid=http%3a%2f%2fwww.theguardian.com%2fmusic%2f2013%2foct%2f03%2fsinead-o-connor-open-letter-miley-cyrus
[PR]
by bekokuma321 | 2013-10-20 11:25 | ヨーロッパ