続・赤いバラの闘い 

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マレーシア・クアラルンプールで、通訳の女性に「あなたの国が抱えている最大の女性問題はなんですか」と尋ねてみた。

彼女は声をひそめ、絶対匿名を条件に「女性器切除の慣習です」。

マレー系女性は、ほぼ全員が性器の一部を切除されるのだという。通訳は中国系マレーシア人だった。

「でも、あなたはしなくていいんですよね」

「実は姉はマレー系男性と結婚したんですが、彼は性器を切除してない女性とは結婚できないと言い張るので、ついに姉は女性器切除をされました。姉のような例はたくさんあるのに、誰にも話せないので、社会問題にならないのです」

女性器切除(FGM)は、アフリカの国々の村で行なわれている伝統的儀式だと知っていた。ところが、高層ビルが立ち並ぶアジアの大都市でも行われていると聞いて、怒りがこみあげてきた。

この後を知りたいかたは、「I 女性会議」の「叫ぶ芸術」 赤いバラの闘いをどうぞ。この素晴らしいポスターが、誰によって作られたかも書かれている。

赤いバラの闘い
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by bekokuma321 | 2016-04-17 21:57 | アジア・アフリカ

赤いバラの闘い

c0166264_15361495.jpg「 I 女のしんぶん」(2016年4月10日号)を開いて、何よりも最初に「叫ぶ芸術のポスター」に引き寄せられた。

今回のポスターは「赤いバラの闘い(アムネスティ)」だ。

胸の奥にヒリヒリした傷みを感じて非常に辛かった。記事を読み進めていくうちに、傷みとともに怒りが湧き上がってきた。

21世紀の現在で、世界30カ国の少女・女性が犠牲になっていて、毎年300万人が、この危険な目に遭っていると書かれている。にわかには信じがたい数字である。

これほど女性に犠牲を強いている事実を、単に風習・伝統だからと、片づけていいのか。多くの女性が声をあげられないのは理解できる。では、男性は、どのように受け止めているのか。女性器切除の理由・根拠のひとつが、男性の快楽のためであることに、人間として、怒りとやりきれなさを覚える。

出産時に、女性器の一部にハサミを入れられることがある。ハサミと書いている今でさえ、私の胸にズキンと痛みが突き刺さってくる。しかし、それは胎児の安全のためだ。だから、女性たちは縫合などの後々の手当てにも必死で耐える。

しかし、この女性器切除は、本人のためでも胎児のためでもないのだ。ポスターには、小さい字でメッセージが書かれている。

「これは明らかな人権侵害である。
いかなる政府もこの犯罪に目をつむってはならない。
少女・女性への暴力を許さない、このたたかいに力を」

字は小さいが、問題はとてもなく大きい。私もこの闘い(女性器切除反対の闘い)にともに声をあげたい。

伊藤 由子 宮城県加美町町議

【新聞は白黒ですが、近日中「I 女性会議」の「叫ぶ芸術」において、カラーで(!)見ることができます:FEM-NEWS編集部】
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by bekokuma321 | 2016-04-11 16:01 | アジア・アフリカ

UPIによると、ウガンダは、女性器切除FGMを違法と決定した。12月17日(木)、ウガンダ国会で全会一致。以後、女性性器切除をすると、最高10年間の重刑。性的感情を減少させるためのクリトリス切除で死に至らしめた場合は、無期刑となる。

FGM、Female genital mutilationは、女性の外性器一部または全部を鋭い刃物で切除する慣習。多くは、幼少時に麻酔もしないで行われる。FGM施術時の恐怖、出血、激痛、感染症などによって死亡する少女も多い。成長後も、排尿時や性交時の激痛、HIV感染、難産による母子ともの死亡に至らしめることが立証されている。女性は、一生涯にわたって苦しめられる。

国連の調査によると、女性器切除の被害をこうむっている少女・女性は、アフリカ、アジアなどで年間約300万人にのぼる。

ウガンダの決定をまずは大いに喜びたい。しかし、すでに違法とされた国において、その実行性が担保されず、以前と同様FGM施術が続いているというニュースもある。楽観は禁物だ。

■UPI
http://www.upi.com/Health_News/2009/12/12/Uganda-bans-female-genital-mutilation/UPI-25661260646788/
■WAAF FGM廃絶を支援する女たちの会
http://www.jca.apc.org/~waaf/
■Fem-News
http://frihet.exblog.jp/10534467
http://frihet.exblog.jp/13057971
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by bekokuma321 | 2009-12-19 11:24 | アジア・アフリカ

ノルウェーの「母国情報センターLandinfo」は、2008年12月、『スーダンとソマリアにおける女性器切除リポート』を公表した。

それによると、「ソマリアと北スーダンの少女の90%以上が女性器切除をしている。宗教、伝統、セクシュアリティがこの慣習を正当化してきている。この慣習廃止に向けて意識啓発などの努力がなされてはいるものの、そのスピードは非常に遅い。この慣習がなくならないのは、女性に主たる責任があるとはいえ、男性にも大きな責任がある。」

Landinfoはノルウェー移民局や労働・社会包含省に情報提供をする独立機関。カントリー・リポートは、「ノルウェー移民局に対して個々のケースにこうすべきだと助言するものではない。また、それぞれの国やその国がかかえている問題について、ノルウェー国家としての公式見解でもない」とされている。

カントリー・リポートは総合的かつ人道的な調査であり、しかも、ノルウェーの国家政策であるジェンダーの視点を持つ丁寧な取材が特徴で、多くのジャーナリストらの参考にされている。

今日のIRINは、スーダンの女性器切除の現状を記事にしているが、その主たる情報は
『スーダンとソマリアにおける女性器切除リポート』を基にしたものだ。記事によれば、スーダンは女性器切除を禁止する法律がある珍しい国であるにもかかわらず、法律の実行はなきにひとしいようだ。

http://www.landinfo.no/asset/764/1/764_1.pdf
http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=82197
http://eng.kilden.forskningsradet.no/c52778/nyhet/vis.html?tid=53503
http://www.afrol.com/Categories/Women/FGM/netscapeindex.htm
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs241/en/
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by bekokuma321 | 2009-01-07 10:25 | アジア・アフリカ