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3月9日、阿波市を訪問。市長室で野崎國勝市長(最奥)隣席のもと、「女性ゼロ議会」から脱出してほしいという「3.8国際女性デ―特別決議」を受け取ってくれた。徳島県トップの農業産出額を誇るという阿波市。市長は「安全安心」の町だと語った。その市政に人口の半分を占める女性の声が反映したら、本当の意味で安全安心の市になるだろう。女性枠を設ける条例を検討中の松永わたる議員も同席した(左側中央)。

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 次に吉野川市を訪問。市庁舎の和室で、「3.8国際女性デ―特別決議」を、行政担当者に読み上げる、高開千代子(右手前)、諏訪公子。担当の部長、課長、係長が真剣に耳を傾けてくれた。しかし、まさに3月8日、国際女性デ―の日、徳島新聞に「審議会にもっと専業主婦をいれろ」と言った県議の記事が出たため、それに影響されているようだった。「女性はまだ家にいて家を守っているのが・・・」と、いうような発言も課長の口から出た。

■阿波市、吉野川市への「女性ゼロ議会」脱出要望訪問記はこちらもどうぞ
http://frihet.exblog.jp/17642299/
3.8 国際女性デ―集会での特別決議は、上のMoreを
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by bekokuma321 | 2012-03-13 22:40 | その他

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 3月9日、徳島県の男女共同参画推進を担当する部屋を訪問した。その部屋はフロアの奥の奥の“大奥”・・・一番端にあった。すぐ横は、「避難器具置場」だった。その前に立つ、諏訪公子(右)と高開千代子は、「これが、徳島県の男女平等に対する態度を表わしています」と、怒った。名前は「男女参画青少年課」。

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 3.8 国際女性デ―集会での特別決議を読み上げる、高開千代子(手前)。右側に座る県の担当者たちは、「審議会への女性登用にがんばっている」を強調した。が、最重要政策決定機関である議会に女性が1割以下しかいない、そのことに対して、男女参画青少年課からのコメントは出なかった。女性議員を増やそうという姿勢もみられなかった。女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」をなくすための創意工夫についても聞いたが、課としての回答はなかった。

「2020年まで30%」という政府の目標は、ここに、まったく届いていないようだった。


■3.8 国際女性デ―集会での特別決議は、↓の文中のMoreを
http://frihet.exblog.jp/17642299/
■阿波市の議会に女性枠誕生か--徳島県女性ゼロ議会
http://frihet.exblog.jp/17642299/
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by bekokuma321 | 2012-03-13 22:11 | その他

徳島県の市町村議会における女性議員率は、わずか8%。389議席中、女性は31議席にすぎない。女性議員の誰もいない「女性ゼロ議会」は、6 自治体(2 市4町)ある。

3月9日、大雨の中、女性ゼロ議会の阿波市と吉野川市を、女性代表が訪問。「3.8国際女性デー徳島集会」に集まった110余名が、満場一致で採択した「特別決議」を届けた。そして「女性ゼロ議会」から脱出するにはどうしたらいいかを懇談した。 (特別決議は左下Moreをクリック)

★阿波市★
20議席全員が男性である。農業や土建業の人が多い。しかし、高齢化率27.6%であり、福祉を大切にする女性の視点が政策決定に切望される。

要請する女性たちを市長室で迎えてくれたのは、野崎国勝市長、森本哲生副市長、吉田正市議会議長、吉田一夫企画課長。つないでくれた松永わたる市議会議員が同席した。

「農協の婦人部や商工会の婦人部から、議員候補者を出す空気が醸成されることが望ましい」
「“田舎”特有の家族制度が色濃く残っており、女性はまだ家を守るもの、という意識から抜けきれない」
「DVの相談は1件もないが…」

DVについて、相談が出てこないのは、阿波市が安全でのどかな町だから・・・と語った市長発言をめぐって、市長と女性側に率直な意見交換があった。

注目すべきは、同席した松永わたる議員は、議会に女性枠を設けるなどの条例案を独自に作成し、上程しようとしていることである。今後、議論を呼ぶだろう。もし、成立すれば、世界の中では女性枠を持っている国もあるが、日本では初めてとなる。

★吉野川市★
商店街は、シャッター通りが目立った。22議席全員が男性である。

和室に通され、大塚文夫市民部長、犬伏司人権課長、安達弘人権啓発係長、枝沢幹太市議会議員が、迎えてくれた。


「“田舎”特有の土壌があるのではないか」
「妻はあまり前に出ないという風土」
「女性は家のことをしっかりやる、という風土である」
「男女共同参画条例も計画もつくった。しかし、啓発費が少なく、啓発普及ができなかった」
「だいたい候補者に女性が一人もいない」
「審議会に女性を増やしてきた。しかし、県議会で主婦を入れろという意見が自民党議員から出た(上記事:クリックすると読みやすくなる)」

しかし、合併前の川島町は、15議席中女性は3議席、つまり2割は女性議員だったことがわかった。女性も頑張ってきたのだ。合併後の選挙区割りで、男性議員にはすでに割り当てられていた区割りが女性議員には割り当てられず、当選の見込みがまったくないため、立候補をあきらめたといううわさもある。


2市を訪問したのは、イーブンネットとくしま代表の諏訪公子、八の日平和を守る女たちの会の高開千代子、全国フェミニスト議員連盟の三井マリ子。吉野川市では、瀬尾則子女性協議会副会長が司会をした。

左上の記事は、自民党の竹内資浩議員の発言を報道した3月8日の徳島新聞。竹内議員は、HPページよると、故亀長友義参議院議員の元で働いた後、県議になった。亀長元参議院議員は、1989年、乾晴美候補に敗れた。乾元参議員は徳島県初の革新系参議院議員で、3.8デモにも参加した。

下記事は、女性ゼロ議会を訪問して懇談中の諏訪公子らを報道した3月9日の徳島新聞。


■国際女性デーhttp://nsp-tokushima.way-nifty.com/chiyoko/2012/03/post-19af.html

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by bekokuma321 | 2012-03-11 01:49 | その他

女性議員が20%を越す都道府県議会は、日本には存在しない。議会に誰ひとり女性のいない地方自治体、すなわち「女性ゼロ議会」は、まだ416もある。

目を疑うような数字だが、これが日本の現実。男女共同参加局の最新情報より。

政治は暮らしを決める場。とくに地方議会では、学校、保健、福祉など日々の生活そのものが話し合われ決められる。

今、日本の原発反対57%、賛成30%を大きく上回った。女性の原発反対65%、男性は49%だった。国民全体の平均が原発反対に舵を切ったのは女性の強い反対が持続しているからといえる。しかし、こうした女性の声も、女性が議会にいなくては、決める場に届かない。

日本のかじ取りにもっと女性が増えなくては! そう思う女性も多いし、能力のある女性も多い。女性の政治参加を妨げているのは、選挙制度である。

女性が比較的当選しやすい比例制の定数を減らす案が出ているが、これは反男女平等への道といえる。

「2020年まで30%に」を忘れずにいよう。2020年まで政策決定の場、指導的部署には少なくとも女性30%にするという意味だ。これは政府が、2003年決定した。

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■「地方公共団体における男女共同参画社会の形成  又は女性に関する施策の推進状況」http://www.gender.go.jp/research/suishinjokyo/2011/pdf/report/h23gaiyou.pdf
■原発反対、女性65%、男性49%
http://frihet.exblog.jp/17200209/
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by bekokuma321 | 2012-01-20 21:09 | その他

日本の政治分野にほとんど女性はいない。地方議会の4分の1は女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」だ。男性だらけで暮らしに身近な地方政治が決められているおかしさ。女性議員を増やして、その歪んだ政治を変えていこうという地道な運動――ゼロ撲――がある。その最新レポートを紹介する。

■女性ゼロ議会「島原市」を訪ねて■

皆さん、勝又瑞枝です。12月8日から私用で長崎県島原市に行ってきました。

行く前に、「島原に行ってきます」と軽く、全国フェミニスト議員連盟の同志三井マリ子さんに言いましたら、「島原市は女性議員ゼロですよ。ゼロ撲メンバー1員として、すべきことがあるはず」などと返してきました。

c0166264_1452589.jpg島原市に到着した後、私の足は、反射的に島原市役所へ向かいました。

島原市議会の一般質問は終わっており、残念ながら男性だらけのいわゆる「黒の議会」を、この目で見ることはできませんでした。私は、島原市選挙管理委員会に行きました。そこで資料をもらいました。島原市は人口約4万8千人、有明町と合併しただけで、合併の程度が軽いせいか、市役所は古い建物ながら市役所職員の雰囲気は暖かく、市民の出入りもあり、非常に良い雰囲気でした。

c0166264_1465016.jpgしかし、島原市の女性議員は現在ゼロ!

女性の立候補は、1972(昭和47)年だったそうです。その女性候補は、1979(昭和54)年まで3回続いて挑戦したものの落選だったそうです。つまり、ずっと男性だらけの「女性ゼロ議会」が続きました。

しかし、2007(平成19)年5月の選挙で、見事、初の女性議員が誕生しました。ところが、今年2011年春、たった一人の女性現職に加え新人の女性が挑戦しましたところ、その2人の女性候補が共に落選してしまったのです。

今年のその島原市議会選挙ですが、定数21人に26人が立候補しました。結果は、現職の女性が6票足らずの次点22位で、新人女性が24位でした。女性2人の得票数全部合わせても、当選したトップに及ばないという、かなり女性に厳しい島原市ではあります。投票率は72,84%です。

c0166264_146684.jpg新人候補で、落選した本田みえさん(50歳)を紹介してもらい、ご自宅まで出向きました。本田さんは、1人しか女性がいなかった島原市議会を、間髪をいれず2人にしようとの思いで、挑戦されたとのことです。公務員を選挙1年前にあえて退職し、挑戦しましたが、結果は2人とも落選してしまいました。

金大中氏の言葉「行動する良心たれ」が、本田さんの座右の銘だそうです。公務員を離れた現在、4つのパートをかけもちで働き続けながら、「極貧生活(彼女の言葉)」を頑張っている本田さんです。

本田さんは、公私共に、政治に深く思うことがあり、次回に向けて再挑戦したい気持はあると、私に言いました。次回の当選に向けて応援したくなりました。

c0166264_1493883.jpgさて、こんな感じで、日本全国いつでも、どこでも、気軽に、“ゼロ撲活動”ができることを実感しました。全国フェミニスト議員連盟の最大の運動目標です。面会や調査は、何か後ろ盾というか組織がないと難しいのですが、連盟があると動きやすい、です。全国のフェミニスト議員連盟の皆さん、お互いに1人でどんどん“ゼロ撲活動”をいたしましょう。

以上、簡単ですがご報告まで!

c0166264_9551298.jpg勝又 みずえ 
全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーン
ファイトバックの会@岩国
ファイトバックの会 http://fightback.fem.jp/

【写真:行ってみたくなる島原市内の散策スポット。撮影は勝又瑞枝】
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by bekokuma321 | 2011-12-18 01:55 | その他

熊本にやってきた。熊本の地で、女性の人権拡充と男女平等に尽力している女性たちと懇談した。

熊本といえば、私が20代のころ心酔した、「女性の歴史」の著者高群逸枝を思い出す。井上清の「日本女性史」を読んだ10代のときと同様、深く感動した。

高群は、「肥後の猛婦」という呼び名で呼ばれる、熊本の歴史に残る女性解放運動家の一人だという。

夜、イン―タネットを見たら、歴史探訪「肥後の猛婦」というホームページがあった。そこには竹崎順子(教育者)に始まって、11人の女性が載っていた。あの19世紀に、当時の社会通念に抗して闘った女性たちだ。

【肥後もっこすとは熊本の男性の一本気で不器用な気質を表現する有名な言葉です。この「肥後もっこす」の気質は、女性にも共通すると言われていて「熱く、頑固でパワフルな女性像」がこの「肥後の猛婦」として思われてきた節があります。「肥後の猛婦」は、今につながる、時代の最先端を切り開いてきた「熊本のモダンな女性たち」の物語なのです。】http://www.manyou-kumamoto.jp/contents.cfm?id=722

私が残念なのは、この「肥後の猛婦たち」の魂が、21世紀の熊本の政界に浸透していないことだ。熊本は、市町村議会の女性割合は、6.2%。「女性ゼロ議会」は、18議会ある(以下)。売買春に反対運動をした社会革命家・久布白落実ゆかりの地、「山鹿市」にも女性議員は一人もいない。女性が参政権を得て66年。「肥後の猛婦」たちが、この現状を見たら、どれだけ悔しいだろう。

美里町、玉東町、山鹿市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村、嘉島町、山都町、氷川町、津奈木町、錦町、湯前町、水上村、山江町、天草市。

今晩あった女性たちは、「肥後の猛婦」という表現に違和感を覚える人が多かった。「あの言葉は嫌いだ」と言う女性もいた。なるほど、猛婦という言葉は、時代の束縛に抗してすぐれた業績をあげた歴史上の女性たちを、「怖い女」というイメージでひとくくりにしているような気がする。

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by bekokuma321 | 2011-09-04 00:35 | その他

8月1日(月)、全国フェミニスト議員連盟は、女性議員が一人もいない九州の直方市を訪ねた。女性の政策決定への女性参画を訴えるためだ。

夕べ、花火大会で大賑わいだったという川沿いを右に見ながら、車で市役所にむかった。(以下、敬称略)

「人口6万人の市ですので、女性議員が2人ぐらいはいていいはずなのです」と、毛利良幸総合政策部長(男性)は言った。続けて「昭和30年から野副(のぞえ)マスクリさんという女性議員が長年議会にいました。一時は女性議員2人時代もありました。今年は市制80周年でもあり、何でだ、という気持です。残念でならないのです」と表情を曇らせた。隣に座る小林康雄市民協働課長兼働く婦人の家館長(男性)も、強くうなづいた。

直方市は、男女共同参画推進条例もつくった。男女共同参画推進計画もつくった。その重点目標は政策決定への女性参画だ。それにも関わらず、この4月の統一地方選で女性議員ゼロの自治体になってしまった。しかも女性の立候補者はたった1人だった。

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部長は、「夢ネットという女性団体があります。そこがなんでたった一人の女性議員を落としてしまったのだろう…と悔しいのです」と、また嘆いた。全国フェミニスト議員連盟は、「女性ゼロ議会をなくし、女性議員増を」求めるアピールを市に提出し、ともに努力することを誓った(市に手渡した連盟のアピールは末尾左のMoreに)。

そのたった一人の女性候補者の竹松房子と、女性団体「夢ネット」の会員に会った。竹松は農家だ。地産地消を願って「農家の食卓」というお店を経営し、幼稚園やディサービスに昼食を宅配する。

竹松は、農家の“嫁”として、息苦しさを体で感じてきた。農家の嫁の立場をよく知る者が政治の場で声を上げることが必要だと思ってきた。男女共同参画推進条例づくりにかかわり「女性ゼロ議会」はおかしいと思った。しかし誰も手を挙げる人がいなかった。2003年、立候補を決意して、初当選した。紅一点だった。身を粉にして働き、2期目は票を上積みして再選。しかし、3期目に挑戦した今年100票足りなかった。

竹松房子惜敗の主因は、「同じ地域に37歳の新人男性が立候補し、票をさらってしまった」ことではないかと周囲は考える。それにしてもたった1人の現職女性議員が排除された、その根底には、「女性が政治になんて」という古い体質があるからだ、と口々にいう。

たとえば、「あそこの嫁は何しとるとよ」というような監視の目がまだ強い。80年代頃までは「年子で産んでみっともない。ひとりおろしなさい」とささやかれた。農業委員は本来選挙だが、定数だけ候補を決めてしまうのでほとんど選挙にならない。農家の"嫁"の経済力を高める「家族経営協定」も浸透していない。100自治会のうち、女性の会長はわずか3人だけだ。「夫はとても理解あるほうです。それでも『昔からの嫁はそうじゃ』という長年の慣習や伝統の力にはかなわないところがあります」と竹松自身、語った。

さらに、この春の選挙では、竹松や後援会長は、根も葉もない嘘の噂にも苦しめられた。「いいね、3期当選したら年金もらえるらしいね」「年金もらうために、出るってね」……。候補者を落とすための、いわゆる“ネガティブキャンペーン”だ。

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しかし、そんな逆境をはねのける動きが直方市に出てきた。

「議会に女性を送る会」という愛媛県の女性団体にならって「議会に女性たちを送る会」というような会を立ち上げ、女性を当選させることに勢力を注ぐ組織をつくるという。竹松の尽力で、農業委員19名中、2名は女性枠にするなどの試みも動き出した。行政も、「人材バンク」への女性登録者を増やし、審議会など政策決定につながる場に推薦できる女性をどんどん増やすという。


参考
http://www.city.nogata.fukuoka.jp/index.html
http://www.afer.jp/
http://jyoseitoseiji.jugem.jp/

写真上:直方市担当部長に「女性議員を増やそう」アピールを手渡す全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲キャンペーンの西武節子。直方市役所にて。
写真下:市の現状と今後について熱をこめて話す前議員の竹松房子(左)。直方市働く婦人の家にて。

(市や女性団体との面談には三原ゆかり係長にたいへんお世話になった。総合政策部市民協同カ男女共同参画推進係)

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by bekokuma321 | 2011-08-02 12:10 | その他

5月27日、「がりっと平等・秋田」のメンバーが、秋田市内に集まり、ノルウェーの政策を学ぶとともに女性議員を増やそうと盛りあがった。

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「がりっと、とは秋田で、しっかりという意味に使われます」
代表をつとめるこだま祥子さん(県議、最左)は言う。

「10年以上前から女性議員を増やす会というグループが秋田にありました。それを2007年夏、北秋田市で全国フェミニスト議員連盟の合宿があった際、秋田らしい名前に一新し、同時にしっかりと男女平等推進に力を入れる女性議員を増やていこうとなりました」

秋田県は、今春の選挙で秋田県議と秋田市に女性がそれぞれ6人、5人が当選し、ともに全議員の1割を超えた。1割を超えたのは秋田県史上初である。

とはいえ、男鹿市、小坂町、藤里町、井川町、羽後町の5市町は、女性議員が誰もいない。いわゆる「女性ゼロ議会」だ。これら5自治体で、「立候補する女性を探して、当選につなげていく支援方法なども考えていくこと」などを話し合った。

とくに県内の市では唯一の女性ゼロ議会である男鹿市について、「なまはげの土地だもの…女の出る幕がない。男尊女卑がまだまだ強くて」と長く続いた慣習や伝統が及ぼす影響に、皆うなずいた。しかし、候補者をどう探していくかに妙案が出ず今後の課題となった。

20代男性の徳原雄也さんも会員だ。精神障がい問題など社会的弱者に関心をもっていく中で、男女共同参画の重要性を学び、「男性の問題でもある」と語った。

また県議の石川ひとみさん(右列の手前から2番目)は、脱原発派。「秋田に原発がないのは、阻止しようとした市民運動のおかげだと言われている。秋田県に誘致運動がなかったはずもなく、その経緯をどうとらえてきたのか聞いてみたい」と語った。

また秋田市では、男女共同参画行政を推進する責任部署がなくなるという深刻な事態になっていると、佐藤加代子さんが指摘。秋田市議に当選したばかりの見上万里子さん(右列の奥から3人目)にとって、重要な初仕事となりそうだ。
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by bekokuma321 | 2011-05-28 23:08 | その他

人口の半分は女性だ!

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上は、熱海市議会議員候補のポスターだ。 女性は? わずかに1人だけだ。

人口の半分は女性だ。いや高齢社会は女性のほうが多い。おそらく熱海市もそうだろう。それなのに、女性は立候補すら難しいことを物語る。熱海市は東京にも近く、いわゆる文化人も少なくない町だ。その熱海市でこのようなありさまだから、日本の他の市町村はおしてしるべし、だ。

案の定、「まだ女性が出ているだけまし。私の町のポスターは男だけよ」。こう友人が言ってきた。

地方議会は、暮らしに直結した政策を決める場だ。高齢者介護、保育所、ゴミ問題、食べ物の安全、小学校のこと、学童保育のこと、生活道路のこと・・・その場に女性の代弁者がいないとは。

女性参政権獲得60余年ーーこの悲惨な現実を変えなくては日本に未来はない。また今日から走りだそう。

(写真提供:木村民子)


■女性ゼロ議会訪問記
愛知県http://frihet.exblog.jp/13039730/
愛媛県http://frihet.exblog.jp/15509693/
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by bekokuma321 | 2011-04-27 12:08 | その他

統一地方選の結果

統一地方選が終わった。

前半は、女性ゼロ議会だった福井県に女性議員が誕生するという新しい歴史がつくられた。これでやっと都道府県レベルでは女性が誰もいない議会はなくなった。全国フェミニスト議員連盟の仲間たちと長年とりくんできた「女性と政治キャンペーン」の女性ゼロ議会撲滅運動が報われた。

千葉県議会に、小宮清子さん、湯浅和子さんなど森田健作知事に抗する女性の当選はうれしいが、もっと増えていい。山梨県議にのひらひさこさん、神奈川県議くさか景子さんの当選にも喜びがこみあげてくる。しかし、その一方、果敢に挑戦した友人たちの中にはくやし涙の人が大勢いる。

後半は、友人たちが多数立候補していて、気もそぞろ…だった。

大阪府豊中市では、2期目の木村真さん、「もの言う60代」をスローガンに初立候補した熊野いそさんを応援した。2人とも当選。無所属なので固い組織のない2人が、よく頑張ったと思う。また、高槻市に革新の風を吹かせ続ける二木洋子さんも、当選した。

千葉ベイタウンで講演会を企画した「市民ネットワークちば」の湯浅美和子さん が、千葉市議に当選した。

東京都では、地元三鷹市の野村羊子さんの応援にかけつけた。

また江東区の中村まさ子さん、前田かおるさんを応援した。44人の定数に61人もがひしめき、さらにみんなの党の風が吹きそうだという噂が流れていた。

野村羊子さん(三鷹)は上位当選だった。江東区の中村まさ子さんは当選した。しかし、志を同じくしてガンバッタ前田かおるさんは次々点に泣いた。中村さんも前田さんも前回から大幅に票を減らしたのは、みんなの党に票をさらわれたからのようだ。この党は5人全員上位当選だった。

狭山市にも足を伸ばし、高橋ブラクソン久美子さんを応援した。彼女は268票も票を伸ばして当選した。有権者の厚い信頼があるようだ。

函館市議に挑戦した無所属の荒木明美さんは2700票、31位で次点。函館は定数34から30に減り、難しい選挙だったようだ。素晴らしい議員になれると太鼓判を押せる人だ。次回また頑張ってほしい。

さて、今回の選挙でもっともうれしかったのは、女性ゼロ議会だったニセコ町に風穴をあけた斉藤うめ子さんの当選だ。

全国初の自治基本条例で有名となったニセコ町。あちこちから議員視察が絶えなかったと聞いている。町の人口は約5000人。その議会に女性が誰もいないと知ったのは、2009年1月だ。

東京都文京区での国際シンポジウム「世界は進む 日本は進まず」会場。質疑のとき、一人の女性が立って「いくら行政の審議会で、クオータ制のことを話しても、耳を傾けてもらえない」というような発言をした。「北海道ニセコ町からきました。ニセコには女性議員が誰もいません」と言った。その人が斉藤うめ子さんだった。地方自治の基本のひとつは男女平等だと信じている私は、「あのニセコ町に女性議員が誰もいないとは」と驚いた。

その後、何度か交流があった。そして2010年夏、彼女は女性の政治参画シンポジウムをやってのけた。そうした行動が今回の立候補そして当選に続いたのだと思う。

女性議員については、報道によると、東京都の場合、「女性はこれまで過去最多だった前回の336人を10人上回った。中央、港、文京、目黒、世田谷、杉並、豊島、武蔵野、国立、狛江、清瀬、多摩の各区市議会では女性の割合が3割を超えた」という。

個人的には、今回の選挙は延期すべきだったと思う。すべての国民の目が大震災・原発事故にそそがれているこの時期に、選挙をするのは愚の骨頂だ、と怒っていた。現職有利なのは当然で、無投票当選の選挙区も多かったはずだ。


■2011女性と政治キャンペーン「さらば黒い議会」http://jyoseitoseiji.jugem.jp/
■全国フェミニスト議員連盟http://www.afer.jp/
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by bekokuma321 | 2011-04-27 01:25 | その他