イギリス国会は650議席中女性143人で22%。世界188カ国の女性国会議員率を調査したランキングでは56位(IPU)。

世界一女性議員が多い国ルワンダは憲法でクオータ制を規定している。国の発展には、男女平等と女性のエンパワーメントが不可欠であり、それにはクオータ制を法律で規定する必要があるのではないか、という議論がイギリス・ガーディアン紙上で起こっている。

ブログでGlenys Kinnockはいう。「貧困の歴史が作られるならば、差別と性の不平等に向かって闘わなければならない。なぜなら、圧倒的に貧困と暴力の影響を受けているのは女性であり、女性こそ世界の貧困層と非識字者のほとんどを占めているからだ」

現在、世界の女性国会議員率は19%にすぎず、男女が半々になるには、少なくとも今後40年はかかるという。

12月15日、インターネットTV「女性の政治参画拡大」(原麻里子のグローバル・ビレッジ)でも、クオータ先進国ノルウェーについて討論した。日本の女性国会議員率は11.3%で188カ国中120位。この国の国会が男女平等になるには、40年どころじゃない。日本の政党よ、クオータ制の実行に向けて動こう!

Why we need quotas for women MPs

◆原麻里子のグローバルビレッジ12月15日http://www.ustream.tv/recorded/11446860
(テーマ:女性の政治進出  キャスター:原麻里子  ゲスト:三井マリ子/ マレーシアのロー・インサン)
[PR]
by bekokuma321 | 2010-12-21 02:13 | ヨーロッパ

「女性たちは、この瞬間を、62年間待っていました」
こう叫ぶのは、与党国民会議派のジャヤンティ・ナタラジャンJayanthi Natarajanだ。

3月9日、インド国会は、下院と各州議会の議員定数の3分の1を女性に割り当てるクオータ制を可決した。この憲法改正案は1996年に初めて上程され、主要政党の賛成が見込まれていた。

245票のうち賛成票は186で、憲法改正に必要な3分の2を超えた。反対はたった1票。少数政党は議決をボイコットした。法案は下院に送られる。

3月8日は、国際女性デー。世界各地で、女性の権利獲得の成果を祝う日だ。今年は100周年でもある。その記念すべき日に可決する予定で上程されたが、反対議員の暴力的妨害行為で、議決が1日延期になった。反対議員7人は、暴力的行為により処分を受けた。(暴力がらみの妨害は、↓の録画を)

現在、インドの国会は上下両院とも、わずか10%程度しか女性議員がおらず、州議会はさらに下回っている。今回のクオータ制を、多くの人たちは大歓迎している。

「インドの女性への最も重要な贈り物」(ソニア・ガンジー大統領)
「この法案は、インドの女性のエンパワーメントに向かっての大きな歴史的一歩であり、女性の権利を祝うものだ」(マンモハン・シン首相)

インドでは、すでに、町や村の地方議会において、3分の1を女性に割り当てる法律が施行され、地方政治の決定の場に女性の声が大きく届くように変わってきている。国会へのクオータ制法案は、感情的な猛反対を受けてきたが、施行にこぎつけたインド国会議員に心から敬意を表したい。

隣国バングラデッシュでは、2004年から国会の345議席中45議席を女性に割り当てる法律が成立施行されている。

さて、日本。女性差別撤廃委員会から、日本政府は幾度も「クオータ制を含む暫定的特別措置で、政策決定への女性を増やすように」と勧告を受けてきた。一日も早い実行を!

http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8557237.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8554895.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/234683.stm
http://www.vancouversun.com/news/India+women+quota+bill+clears+first+hurdle/2661036/story.html

■インドのクオータ制関連の日本語記事
http://frihet.exblog.jp/11692870/

■国際女性デー関連記事
http://frihet.exblog.jp/13895013/
[PR]
by bekokuma321 | 2010-03-13 10:23 | アジア・アフリカ

ルワンダの奇跡

c0166264_034224.jpgルワンダは国会における女性の進出率が世界一である。2003年、全国会議員80人の中の女性は39人(48.8%)となり、スウェーデンを抜いてトップに踊り出た。

次の2008年選挙では45人(56.3%)に増えて、天の半分以上を女性が支えることになった。

国会だけではない。内閣の37.1%、知事の33.3%、裁判官は最高裁長官を含め35%が女性である。

1994年のジェノサイドで、夫や家族を殺害され、自らも強姦され、住居を失い、食料不足にあえぐ生活だ。トラウマに苦しむ女性も多い。識字率も低く、HIV・エイズ、マラリア、結核という感染症もまん延した。女性たちにとっては、政治どころではなかったはずである。いったい、ルワンダ女性に何が起こっているのか。

もっと読むには 「ルワンダの奇跡――女性進出いまや世界一!」
http://janjan.voicejapan.org/world/0901/0901296424/1.php

全国フェミ二スト議員連盟の1月24日のシンポジウムから、ルワンダに焦点をあててまとめたもの (写真はルワンダの報告をするアリス・カリケジ弁護士、撮影・高橋三栄子)
[PR]
by bekokuma321 | 2009-01-31 00:06 | アジア・アフリカ

1月29日、ジャパン・タイムズに、スタッフライターが記事を書いています。
「女性は未だに政界にいない:日本の国会、女性進出は世界106位」

Women still largely absent from politics
Japan ranks 106th in female participation in national legislature
By KAZUAKI NAGATA

When it comes to female participation in politics, Japan lags far behind other nations.

If Japan is going to catch up with the countries that boast a high percentage of female politicians, women must create a nationwide movement, according to panelists at a symposium advocating more women in politics.

"It's something that has to be fought for and refashioned by each generation," Kari Hirth, an official at the Norwegian Embassy in Tokyo, said at a symposium held Saturday in the capital sponsored by the Tokyo-based Alliance of Feminist Representatives.

続きはhttp://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20090129f2.html
[PR]
by bekokuma321 | 2009-01-30 11:23 | アジア・アフリカ